柏市防災地域活動補償制度

防災活動での事故を補償します！

発災時、防災・減災のためには、地域での防災活動が非常に重要です。
地域の皆さまが、安心して避難所運営や避難誘導、安否確認などの防災活動に参加できるよう、柏市として団体保険に加入しました。
防災活動中に発生した傷害事故や賠償事故に対して、次のとおり損害を補償します。

補償される活動

• 災害時の情報収集・伝達や避難誘導、安否確認
• 負傷者の救出・救護
• 地域の要配慮者の救助
• 出火防止・初期消火
• 避難所の開設・運営
• 飲料水、食料等の備蓄品の配分、炊き出し、給水活動
• 避難生活の指導

（補足）発災時の活動中に限ります。訓練等は対象となりません。訓練等での事故は、市民活動災害補償保険の対象になる場合があります。市民活動災害補償保険については、こちら（市民活動災害補償保険(kashiwa.lg.jp)）をご確認ください。
（補足）活動者の重過失による事故など、補償の対象とならない場合もあります。

補償内容

傷害事故

補償の種類	支払事由	補償の額
死亡補償	傷害事故を原因として、当該事故の日から180日以内に死亡したとき	1人につき200万円
後遺障害補償	傷害事故を原因として、当該事故の日から180日以内に後遺障害を生じたとき	1人につき8万円以上200万円以下
入院補償	傷害事故を原因として、生活機能又は業務能力の滅失をきたし、入院し、医師の治療を受けたとき	1人1日につき3,000円（入院した治療日数に応じて傷害事故の日から180日を限度とする。）
通院補償	傷害事故を原因として、生活機能又は業務能力の減少をきたし、医師の治療を受けたとき	1人1日につき2,000円以上（通院した治療日数に応じて傷害事故の日から180日までの間において90日を限度とする。）

賠償事故

賠償の種類	支払事由	てん補限度額
身体賠償	他人の身体に損害を与え活動者が損害賠償責任を負ったとき	被害者1人につき、6,000万円までの額とする。但し、1事故につき2億円までの額とする。
財物賠償	他人の財物に損害を与え、活動者が損害賠償責任を負ったとき	1事故につき500万円までの額とする。

 

事故発生後の流れ

1	事故発生 ※傷害事故の場合は病院のレシートを保存 ※賠償事故の場合は現場の写真を撮影
2	活動者（被補償者）が市に事故報告書を提出（原則30日以内、被災状況等により難しい場合はその限りではない）
3	市が事故内容を審査
4	市が保険会社に事故報告書を提出
5	保険会社が事故内容を審査
6	活動者（被補償者）が保険会社に請求書を提出（必要に応じて診断書等も提出）
7	保険会社が活動者（被補償者）に支払い ただし、賠償事故の場合は被害者または修理業者等の指定口座へ支払い