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更新日令和6(2024)年4月8日

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高齢者の交通事故防止

目次

高齢者の交通事故を防ぎましょう!

高齢者達

柏市の65歳以上の人口は、11万人以上と総人口の約26パーセントを占めています。高齢者の交通事故件数は、全事故件数に占める割合が増加傾向にあります。

高齢者の交通事故を防止するには、高齢者自身が注意するのはもちろんですが、市民の皆さんの協力が必要です。高齢者を見かけたら思いやりのあるやさしい運転をお願いします。

高齢者の事故は自宅付近の通り慣れている道路で発生しています。いつもの道でも油断せず安全確認はしっかり行ってください。

高齢者交通事故

高齢者の皆さんへ

道路を歩く時に注意すること

  • 正しい場所を歩きましょう。(右側通行・安全施設(歩道、ガードレール、路側帯等)の利用)歩行右側通行
  • 夕方や夜間は、明るい場所を歩きましょう。
  • 高齢者の事故は、自宅付近で多く発生しています。通り慣れた道でも油断せずに車や自転車の動きに十分注意しましょう。
  • 用事は昼間のうちに済ませ、なるべく夜間の外出はさけましょう。

道路を横断する時に注意すること

  • 道路横断中の事故が多発しています。横断歩道や信号機のあるところを渡りましょう。特に、夕暮れ時や夜間は、ドライバーから見えにくくなります明るい場所を横断しましょう。おばあちゃんと信号
  • 青信号でも一旦止まって前後・左右の安全を確認し、横断中も車の動きに注意しましょう。また、「車が止まってくれるだろう」と思い込むのは大変危険です。歩行者に気がついていない運転手もいるかもしれません。自分に気づいているか確認して渡りましょう。

斜め横断

  • 道路はまっすぐに渡りましょう。斜め横断は道路にいる時間が長くなるためとても危険です。
  • 「まだ渡れる」と無理な横断はやめ、余裕を持って横断しましょう。
  • 駐車車両の前後や渋滞中の車の間からの横断は、車の運転手から見えにくいため大変危険です。左右の見通しの良いところを渡りましょう。
  • 早朝や夕方、夜間の外出には、明るい服装を心がけ、反射材を身につけ相手に早く気付いてもらいましょう。ライトを手に持つのも効果的です。天気の悪い日や雨の日なども同様です。

 相手に早く見つけてもらうことが安全につながります!夫婦

車の特性を知っておこう

<死角>

死角

運転席に座り、ミラーなどを使っても見えない部分が死角です。

大きな車が脇に来たら、車の動きに注意し、車を先に行かせてしまいましょう。

<内輪差>

内輪差

車が曲がる時、前輪と後輪は同じところを通りません。後輪の方が内側を通ります。

前輪と後輪の通った差を内輪差といい、角ぎりぎりで待っていると後輪に巻き込まれる危険があります。

車の死角や内輪差など、車の特性を知り安全な行動をとりましょう。

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自転車に乗る時に注意すること

  • 自転車は車両です。交通ルールを守って安全に乗りましょう。急な進路変更は危険です。道路を横断する時は、止まって必ず安全確認をしましょう。
  • 交差点では車の動きに注意し、巻き込み事故(内輪差)に遭わないようにしましょう。
  • 自転車に乗る時は、ヘルメットをかぶりましょう。(転倒時に大切な頭を守ってくれます)

ヘルメットを着用して自転車に乗る

<自転車の交通ルール>

自転車の交通ルール

左側端通行

自転車は車道の左側の端を走りましょう。13歳未満、70歳以上のかた、

身体の不自由なかたは歩道を通ることが出来ますが、歩道は歩行者が優先

です。歩行者の通行の妨げにならないようにしましょう。

罰則:3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金

二人乗りの禁止

二人乗りは禁止です。

罰則:2万円以下の罰金又は科料

並進は禁止

自転車は2台以上横に広がって走ってはいけません。

左端を1列で走りましょう。

罰則:2万円以下の罰金又は科料
信号無視の禁止

信号は必ず守りましょう。

罰則:3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金

一時不停止の禁止

一時停止の標識のある場所では必ず一旦停止し、安全確認しましょう。

罰則:3か月以下の懲役又は5万円以下の罰金

夜間はライトを点灯

夕方、暗くなったら早めにライトをつけましょう。

罰則:5万円以下の罰金
飲酒運転の禁止

自転車も車両です。飲んだら乗るな、乗るなら飲むなです。

罰則:5年以下の懲役又は100万円以下の罰金
ながら運転の禁止

ヘッドホン・スマホや携帯の使用、傘差し運転はやめましょう。

罰則:5万円以下の罰金(千葉県道路交通法施行細則9条)

車を運転されるかたへ

  • 加齢による身体機能の低下は誰にでもあります。それを自覚し行動することが大切です。
  • 高齢者の運転中の事故原因で多いのが、安全不確認や前方不注意などです。目だけではなく顔や体を動かして確実に安全確認しましょう。
  • シートベルトの着用
    運転手だけシートベルトでなく、全席でシートベルトを締めましょう。幼児にはチャイルドシートを着用させましょう。
  • 夕方や夜間は、周囲が見えにくくなるため、歩行者や自転車の見落としなどが考えられます。早めにライトを点灯し昼間よりも慎重に運転しましょう。また、なるべく夕方や夜間の運転はさけ、昼間のうちに用事は済ませましょう。
  • 道路右側からの横断者との事故が多発しています。
  • 通学路や住宅地では子どもの飛び出しなどに注意し、スピードは控えめに安全運転をお願いします。
  • 体調の優れない時は運転を控えましょう。

『はればれ運転』でいこう!

はればれ運転とは、「危険を避けるため、運転する時と場所を選択し、運転能力が発揮できるよう心身及び環境を整え、加齢に伴う運転技術の低下を補うような運転方法を採ること」をいいます。

【具体例】

  • 視界が悪い日の運転は控える
  • 体調が悪いときは運転を控えてタクシーなどを利用する。
  • 長距離運転はやめて、近所の運転に努める
  • 夜など暗い時間は運転を控える

詳しくは千葉県警察のホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。

運転免許証自主返納制度(申請による運転免許の取消し(自主返納))

身体機能の低下などを自覚し、自主的に免許証を返納してもらう制度で平成10年4月から始まりました。対象は高齢者に限りません。

交通事故を起こし他人を巻き込んでしまったら、後で後悔しても遅いのです。「運転に自信がなくなった」、家族から「運転が心配」と言われたら、運転免許証の返納について考えてみませんか。

申請手続きは、千葉・流山運転免許センター又は千葉県内の各警察署で申請できます。この手続きは、運転免許証の有効期間が過ぎてしまっているかた、行政処分の対象となっているかたは、申請はできません。免許証を返納されたかたは、その時点で自動車などは運転することはできませんのでご注意ください。

【手続きに必要なもの】

  • 運転免許証
  • 印鑑

手数料はかかりません。

運転免許証自主返納について詳しくは千葉県警ホームページ(外部サイトへリンク)をご覧ください。申請には時間がかかりますのであらかじめご了承ください。

車に乗せてもらう時

  • 車に乗せてもらったら、助手席だけでなく後部座席でもシートベルトを締めましょう。また、幼児にはチャイルドシートを正しく着用させましょう。
  • 乗る時や降りるときは、歩道側から乗り降りしましょう。また、いきなりドアを開けると自転車や歩行者にぶつかってしまうことがあります。周囲の安全を確認してからドアを開けましょう。

 

お問い合わせ先

所属課室:危機管理部防災安全課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎2階)

電話番号:

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