ここから本文です。
職場や学校、外出先など、自宅から離れた場所にいるときに、大規模な災害が発生すると、自宅に帰ることが困難になる人が多数発生することが予想されます。
千葉県が実施した地震被害想定調査では、東京湾北部を震源とするマグニチュード7.3の地震が発生した場合、都内や県内などにおいて、最大で約108万人の県民が帰宅困難者になると予測しています。
また、東日本大震災においても、県内各地で多くの方が帰宅困難者となり、自宅へ帰れない、または徒歩で帰宅した方が多く発生しました。
地震等が発生した直後に、多くの人々が一斉に徒歩帰宅を始めた場合、路上や鉄道駅周辺では大混雑が発生し、集団転倒にまき込まれたり、火災や沿道の建物からの落下物等により負傷する恐れがあります。
むやみに移動を開始せず、身の安全を確保するとともに、落ち着いて交通情報や被害情報等を確認し、適切な行動を心がけましょう。
外出先で帰宅困難となった場合を想定し、日ごろから徒歩帰宅や一時的な避難に備えて必要な物資等を準備しておくことも大切です。
千葉県を含む九都県市では、コンビニエンスストア、ファミリーレストラン、ガソリンスタンド等と徒歩帰宅支援に関する協定を締結しています。
これらの店舗では、水道水やトイレの提供のほか、道路交通情報などを可能な範囲で提供して頂けます。
こうした店舗には、「災害時帰宅支援ステーションステッカー」が掲示されています。
お問い合わせ先
より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください