市による農産物の放射性物質検査結果(平成30年度)

市による農産物の放射性物質検査について

市では、東京電力福島第一原子力発電所の事故に伴う放射性物質の拡散を受け、柏市産の農産物の安全性の確認と風評被害の防止を目的として、市内のJAや公設市場、農産物直売所などと連携を図りながら市のサンプリング計画に基づく検査を実施しています。

検査結果

これまでに市が実施した検査の結果からは、国の基準値を超える放射性セシウムは検出されていません。

過去の検査結果

千葉県が実施した農林水産物等の放射性物質検査結果

検査体制

ガンマ線分析の測定精度や測定下限値は、測定器内部の温度変化に加えて、調整後の試料密度や測定時間、減算に用いるバックグラウンドデータなどの条件によって変わります。
より正確な測定結果を得るためには、測定器の性能はもとより、検査室の温度管理や試料の前処理を正しく行うなど、これらを適切に管理することのできる検査体制が不可欠です。

そこで市では、専門の分析機関に外部委託をし検査を実施しております。

参考文献等

市の検査は、以下の文献等に準拠して行われています。

  • 試料の測定
    厚生労働省「緊急時における食品の放射能測定マニュアル」、 「食品中の放射性セシウムスクリーニング法」
  • 放射能計算法
    文部科学省放射能測定シリーズ6「NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータ機器分析法」
  • 試料の前処理
    食品衛生法「食品、添加物等の規格基準」、文部科学省放射能測定シリーズ24「緊急時におけるガンマ線スペクトロメトリーのための試料前処理法」

地域区分

地域区分イラスト