柏人への道(ぐる~っと手賀沼)

更新日 2018年6月15日(金曜日)

【第86号】ネムノキ特集

【第86号】ネムノキ特集

手賀沼自然ふれあい緑道は、いま、「ネムノキ」が満開の時期を迎えています。いよいよ夏到来の予感です。ふだんあまり見ないネムノキの花をご覧ください。
筆者は、ほぼ毎日早朝、手賀沼ウォーキングをしていますので、その風景と香りに癒されています。
手賀大橋から曙橋の間には、10本程度のネムノキが植栽されています。この区間でご覧になれる場所は・・・
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  • 道の駅しょうなん 野菜レストラン前(手賀大橋より西50メートル)
  • ハスの群生地駐車場
  • ハスの群生地付近 :手賀大橋より0.9キロメートル付近。
  • 緑道脇くねくね道 :手賀大橋より2.5キロメートル付近
  • そのべいちご園の前 :手賀大橋より2.9キロメートル付近

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これは、手賀大橋より2.9キロメートル地点のネムノキです。ちょうど、そのべいちご園の前あたりになります。桃のように甘~い香も漂ってきます。

これは6月14日(木曜日)に撮影したものです。

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近くに寄ってみると、なんともやわらかで、きれいですね。

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今回は、ネミノキ特集ということですから、ここでクイズを一つ。
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なぜ「ネムノキ」というのでしょう?

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次の写真をご覧ください。早朝の写真です。葉が閉じてますよね。それがヒントです。

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答えは。・・・・

「夜になると葉が閉じる」ことに由来するそうです。眠ってるんですね、だから「ネムノキ」これを就眠運動というそうです。漢字名の「合歓木」は、中国ではネムノキが夫婦円満の象徴とされていることから付けられたものだそうです。

周囲が暗くなると葉を閉じ、体内時計による概日リズムに従って就眠するのだそうです。その仕組みは、葉の付け根の膨らんだ部分(葉枕)の内部圧力を変化させることにより葉を開閉するのだそうです。すごいですね。

ネムノキといえば想い出されるのが、美智子皇后陛下が聖心女子学院高等科在学中に作詞された「ねむの木の子守歌」ですね。

ちなみに、花ことばは、「歓喜」。また夏の季語でもあるんですね。そこで一句。

  • 「昼は咲き 夜は恋ひ寝(ぬ)る 合歓木(ねぶ)の花 君のみ見めや 戯奴(わけ)さへに見よ」万葉集 紀女郎(きのいらつめ)
  • 「合歓咲く 七つ下りの 茶菓子売り」 小林一茶
  • 「象潟(きさかた)や 雨に西施(せいし)が ねぶの花」奥の細道 松尾芭蕉

これは、もう一つのスポット。手賀大橋から2.4キロメートル付近のものです。とくに、淡紅色が濃いですね。

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いかがでしたか? 合歓の木を堪能いただけましたか?。満開の時期も今週末でそろそろ、終わりになります。ぜひ手賀沼にいらしてください。

【手賀沼ハス情報】

今回からから毎回「ハス情報」をお届けします。これは、6月12日朝のハスの群生地です。
現在、木道は修理のため通行止めとなっています。ご注意ください。

ことしは、このようにハスの群生地付近には、ハスの葉(芽)が少なく、心配です。

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それでは今回はこの辺で。

例によって最後に手賀沼の日の出です。6月9日 4:33です。

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次回は6月14日に手賀沼で行われた「ハス刈りロボットボートでの刈取り実験」風景をお届けします。

更新日 2018年6月8日(金曜日)

【第85号】一球会活動報告

【第85号】一球会活動報告

紫陽花が生える季節になりましたね。平成30年6月6日、ついに梅雨入り宣言がありました。

今回は、手賀沼自然ふれあい緑道で、去る6月2日行われたボランティア団体「一球会」の活動についてお伝えします。

<一球会>の名称の由来は「一=1月=水仙」「球(九=9月)=彼岸花」から来ています。
私たち一球会は、手賀沼自然ふれあい緑道を「彼岸花で有名に」そして、また「ニホンスイセンでも有名に」と彼岸花の列と並行して「ニホンスイセン」を植えています。

また、一球会の活動の中で、年に数回、柏市内の就労支援センターの就労支援活動のお手伝いもしています。
この日は、就労支援センターの皆さんと一緒に、「ニホンスイセン球根の掘り起こし作業」をしました。

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この場所(サージタンク円形広場横)には、昨年ニホンスイセンの球根を約3000球植えたのですが、密集して植え過ぎたためか残念ながら、花が咲きませんでした(泣き)。今回の作業は、2度と同じ轍を踏ませまいと植え直しのため、<いったん球根を引き上げ>乾かした後、秋には再度植えなおそうとする計画です。
この日は、夏のような天候で、日焼けを気にしながら作業をしました。

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一球一球、丁寧に掘り起こすのも力のいる作業です。球根は、手賀沼を見下ろす素晴らしい場所に植わっています。冬の時期に可愛いスイセンを愛でたいと願っております。

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球根の生育状況を見ながら、きれいな掘り起こし方を会長の大山さんから教えていただいています。

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傷つけてはいけませんので、大きなスコップは使えません、植栽用スコップを使って一球一球丁寧に掘り起こしていきます。作業もだんだん進んできました。

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午前中、作業をし、これだけの球根を掘り起こしました。まだ全体の1/3程度ですが、いずれ作業しなくてはいけません。

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最後に皆さんで 記念写真をパチリ。お疲れ様でした。就労支援センターの皆さんお手伝いありがとうございました。

      
最後に、例によって手賀沼の日の出をご覧ください。
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6月1日 午前4時40分 今月最初の日の出です。

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6月3日 午前4時33分 ハスの群生地よりの日の出です。

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6月4日 4時30分 手賀沼

それでは今回はこの辺で。

更新日 2018年6月1日(金曜日)

【第84号】5月歳時記

【第84号】5月歳時記

あっという間に5月も過ぎてしまいました。久しぶりの投稿です。今回は5月の<最初と最後の出来事>をお伝えします。
私たちが住む東葛地方にとって5月の最初の最大行事は、なんといっても、200年以上の伝統を持つ「准四国八十八箇所 東葛印旛大師(送り大師)」ではないでしょうか。江戸時代後期の文化5年(1808年)に始まったといわれる民俗行事で、各札所周辺の集落の住民代表が主な参加者なんです。
5月1日から5日までのゴールデンウィークの最中、また稲作農家の皆さんにとっては田植えの真っ最中に行われるんですね。

柏市を中心に、松戸、白井、鎌ヶ谷の各地を巡拝しますが、多くは柏地区、とりわけ旧沼南地区が大半を占めてます。

筆者も、今回,2回目の参加をしました。

   

【准四国八十八箇所 東葛印旛大師】

<第一日目>

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世話係の「結願寺」は今回は藤心地区の宗寿寺。朝8時から出発式が行われました。

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地元出身の秋山柏市長も、出発式での挨拶の後、同行二人(お大師さまと二人連れ)されました。毎年出席されてますね。

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今年で210年、継続は力ですね、この厨子(ずし:正面に観音開きの戸がつき、仏像などを中に安置する仏具)を背負って札所を回ることから「送り大師」とも呼ばれてます。

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一日目の午後の出発。柏駅の東口にほど近い<長全寺>から。ここで難解な独特の言い回しを一つ。
この行事では、昼食のことを「中食:ちゅうじき」。食事のことを「食事:じきじ」。法螺貝の法螺のことを「吹螺:(ほら)」と言うんだそうです。初めて知りました。

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ここは、大井地区の<福満寺>。境内にはミニサイズの八十八ヵ所霊場もあります。

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一日の終わりも近づいて・・・
左:五條谷集会所(五條谷地区)。  右:泉蔵寺(大島田地区):一日目の結願寺。

さて、次は2日目です。この日は旧沼南地区です。筆者は旧沼南地区に住んでますが、まだまだ歩いたことのない道を歩くことが楽しみなんです。

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手賀の杜ニュータウン下の田園を歩いています。新住民にとっては、奇異に感じる行列ですね。

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左:香取神社(鷲野谷地区)  見事な一刀彫の彫刻。 

右:弘誓院:ぐぜいん(柳戸地区) 銀杏の大木があります。鐘楼は柏市の景観賞を得ていますね。
さあ、2日目はここで終了です。

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2日目の結願寺は布瀬構造改善センター(布瀬地区):ついに柏市の東の端に来てしまいました。

こうして、筆者の2日間の「同行二人」は終了しました。

  

  

次の話題は

【手賀沼ひまわりクラブ】

去る26日(土)に手賀沼にほど近い休耕地で開催されたイベントのご紹介です。
筆者も参加費を払って「手賀沼ひまわりクラブ」に参加しました。耕作されなくなってしまった農地を、ひまわり畑として復活させるのが目的で、ふるさと納税のクラウドファンディングによって、実現したそうです。参加者は40名弱。みんなで種を撒いて、ひまわりを育て、「ひまわり油」を作って、楽しもうということなんです。場所は、道の駅しょうなんから歩いて5分、満天の湯近くです。

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最初に、プロジェクトの趣旨説明があり、用具の使い方説明です。

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こんな道具があるんですね、初めて見ました。

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種の大きさによってアタッチメントを交換するそうです。筆者もやってみました。

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2列ほど、手押し用具を転がしました。筆者が植えた「ひまわり」。大切に見守ります。(笑)

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「手賀沼ひまわりクラブ」の看板も手作りしました。筆者はどの文字を描いたのでしょう。


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一番左の「手」を描いてみました、太陽と手賀沼の水をイメージしています。夏には楽しいひまわり畑が誕生しますように。
さあ今回の報告はここで終了です。

最後に例によって、手賀沼の夜明けをどうぞ。

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5月6日 4時48分

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5月21日 4時23分

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5月29日 4時32分

やっぱり「早起きは三文の徳」ですね。

さあ、今日から6月になりました。鮮やかな紫陽花でも愛でながら、梅雨を乗り切りましょう。
それではこの辺で。

更新日 2018年4月27日(金曜日)

【第83号】空撮:手賀沼干拓地のいま。

【第83号】空撮:手賀沼干拓地のいま。

前号では、手賀沼干拓地に用水を供給する<泉揚水機場>の模様をお伝えしましたが、

今回は、手賀沼干拓地の水田の風景を空撮でご覧ください。
このゴールデンウィーク中には<田植え>が始まります。この干拓地の多くを手がけられてるある方によれば、これから50日間休みのない毎日が始まるそうです。

(空撮には手賀沼フィッシングセンターの許可を得ています)

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手前は、園内にある<お山>です。手賀川の北側(図の左側)は、用水路までまだ柏市になります。

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地上30mからの圃場。柏市の手賀沼干拓地です。

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地上40mからの撮影。右側は手賀沼から注ぎ出る<手賀川>です。前方、7kmほどで、利根川に注ぎ出ます。こうやって見てみると、手賀沼干拓地は広いですねえ。

この干拓地は、まもなく、水が一面に張られ、<代掻き>作業をしたあと、田植えが始まります。

    

さあ、ここからは<手賀沼>をどうぞご覧ください。
一転、ぐる~っと西側に目を転じますと、われらの手賀沼です。

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手前は、手賀沼フィッシングセンター(キングフィッシャーガーデン)です。近年、園内も整備され,いこいの場所になっています。

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これが、手賀沼の出口(東端)にある手賀沼調節水門、通称<曙橋>。手前は手賀沼フィッシングセンターです。

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下方に見える白い文字は、「ヘリサイン」と言われる縦横3mの巨大文字です。

「手賀曙橋」「手賀沼土改」と書いてあります。(「ここは手賀曙橋。手賀沼土地改良区です」の意味)。災害時の上空からの場所確認のしるしです。

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ここで空撮動画をどうぞ。
(手賀沼干拓地の眺望)

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最後に、4月27日の日の出です。

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今回はこの辺で。

それでは、みなさま素晴らしいGWをお過ごしください。

更新日 2018年4月20日(金曜日)

【第82号】泉揚水機場見学記

【第82号】泉揚水機場 見学記
桜の花もすっかり散り、春たけなわとなってきました。

手賀沼自然ふれあい緑道には、春の野草が可憐な花を見せてくれ、晴れた日には、サイクリング、ウォーキングとうれしい季節となってきました。

広大な手賀沼干拓地の圃場は、大型トラクターの響きも一段落し、一面、田起こしの終わった風景が見られます。畔もきれいに整い、今や遅しと用水の供給を待っています。

〇〇新田と地名のついた手賀沼干拓地も、まもなく田植えの時期を迎えます。

そんな中、今回は千葉県手賀沼土地改良区の特別許可を頂き、柏市泉村新田にある「泉揚水機場」を見学させていただきました。a
手賀沼周辺には、揚・排水機場が21個所あります。そのうち沼から水を引き上げる<揚水>機場は13個所あります。手賀沼自然ふれあい緑道を歩いていると手賀大橋から約4km地点にその一つ<泉揚水機場>を見ることができます。

4月17日は、いよいよ手賀沼干拓地に用水を供給する日。揚水場の稼働開始日でした。この日から8月中旬まで連日稼働し続けます。

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朝7時ちょうど、操作員がポンプのスイッチオン。

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操作盤、監視盤

   

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8か月振りに、2台のウズ巻ポンプが、轟音とともに稼働し始めました。毎分84㎥、毎時5040㎥、毎日休みなしに朝6時から夕方6時まで、この機場では906haの農業用水を供給してるとのこと。

手賀沼全体の揚水機場では、組合員3800人の農家の水田2400haに農業用水を供給しているそうです。大切な水なんですね。

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竣工は、53年前。半世紀前のこと。保守点検も大変ですね。

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こんな系統になってるんですね。初めて知りました。

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これは手賀沼の水を取り入れる<取水樋門>。ここから約150m先の機場に地中でつながっています。

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ここから道路を挟んで、丘の上まで2本の鉄管が通っています。手賀沼自然ふれあい緑道90度左折した場所です。

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直径800㎜の鉄管。手賀沼の水が引き上げられています。この鉄管を見て「発電所がこんなところにあるの?」とよく間違われるそうです(笑)。

鉄管を通って180m登ったところに<吐出水槽>があります。県立手賀の丘少年自然の家に隣接しています。

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これは、揚水機場から<吐出水槽>を通って約700m離れた、手賀の森の中にある<円筒分水>と言われるものです。あまり知られていない重要な秘密基地?です。
すべてはここから始まります。自然の落差を利用して手賀沼南側(柏側)の用水路に流下していきます。そして圃場へ。
直径19mの円筒分水から3方向に分水、その範囲は、西は高柳、戸張地区まで。東は柏の東端布瀬地区まで及びます。ここから地下10mに直径80cmの鉄管が幹線として、西に約6km、東に約4kmに埋められているそうです。

西方向:大井新田、戸張新田、箕輪新田、岩井新田、鷲野谷新田、染井入新田

東方向:片山新田、手賀新田、布瀬新田

手賀沼自然ふれあい緑道に沿っている水田の用水は、一旦、丘の上に引き揚げられ、自然流下で、こうやって供給されるんですね。

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ここで、ポンプの轟音、円筒分水の水の音を動画でどうぞ。

動画:泉揚水機場稼働(YouTube)

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さて、どうなってるか、後日干拓地を訪れてみました。

揚水開始から1日後、ありましたありました。すでに鷲野谷新田あたりでは水田に用水が届いていました。

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まもなく干拓地一面に水が張られ、田植えまでのわずかな期間、水面に映し出される風景は、見ごたえがありますね。楽しみです。

  

  

最後に、いつもの手賀沼の日の出風景をお伝えします。

昨日4月19日は、霧が深く、対岸はほとんど見えませんでした。

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平成30年4月19日 5:30

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平成30年4月19日 5:00
それでは今回はこの辺で。


 

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