令和2年度第1回 柏市在宅医療・介護多職種連携協議会会議録
1 開催日時(書面会議)
令和2年10月16日(金曜日)~11月26日(金曜日)
2 参加者
- 委員
柏市医師会長瀬会長(座長)・松倉副会長・古田副会長・織田理事・平野顧問・古賀在宅プライマリケア副委員長、千葉県医師会金江副会長、柏歯科医師会鏑木会長・金剛寺副会長、柏市薬剤師会齊藤会長・大塚副会長、柏市訪問看護ステーション連絡会片岡会長・羽山副会長、柏市介護支援専門員協議会植野会長・小林副会長、千葉県医療ソーシャルワーカー協会鈴木委員、柏市在宅リハビリテーション連絡会金井会長・橋本副会長、認定栄養ケア・ステーション柏市連絡協議会中村会長・小川副会長・土橋副会長、柏市介護サービス事業者協議会横尾会長・竹田理事・曽根委員、柏北部地域包括支援センター山本センター長、南部第2地域包括支援センター橋本センター長、柏市社会福祉協議会中川会長、柏市ふるさと協議会連合会佐藤監事、東京大学高齢社会総合研究機構飯島機構長、辻客員研究員、千葉大学医学部附属病院地域医療連携部長竹内特任准教授、医療法人社団鼎会三和病院高林顧問、都市再生機構東日本賃貸住宅本部ストック事業推進部佐野担当部長 - 行政・事務局
高橋保健福祉部長、橋本福祉政策課長、宮本高齢者支援課長、吉田地域包括支援課長、依田保健所技監、小倉保険年金課副参事、涌井救急課長
(事務局/地域医療推進課)梅澤課長、浅野専門監、森川主幹、徳丸主任、佐々木主任、池畑主事、坂本主事、新名主事
4 議事項目
- 令和2年度の協議会について
- 各部会の取り組みについて
- コロナ禍における在宅医療・介護連携の課題と対応について
5 配付資料
【1】R2第1回連携協議会次第(PDF形式 167キロバイト)
【2】R2第1回連携協議会名簿(PDF形式 167キロバイト)
【資料1】令和2年度 年間スケジュール(案)(PDF形式 683キロバイト)
【資料4】啓発・広報部会(PDF形式 1,960キロバイト)
【資料5】コロナ禍の在宅医療の課題と取り組み(PDF形式 1,422キロバイト)
【資料6】柏モデルガイドブック第2版(PDF形式 1,056キロバイト)
【資料7】地域包括ケアシステム研修会(PDF形式 1,664キロバイト)
【資料8】R1相談まとめ(PDF形式 1,934キロバイト)
【資料9】在宅医療の見える化(PDF形式 1,515キロバイト)
【資料10】柏市死亡小票報告書(PDF形式 1,451キロバイト)
【資料12】支えあい会議(PDF形式 2,006キロバイト)
(ブランク)意見等回答書(ワード2007以降形式 35キロバイト)
6 議事経過
議事(1) 令和2年度の協議会について:資料1
- 金剛寺委員
副部会長・アドバイザー賛成です。アドバイザーは他地域の方や異業職の方でも良いように感じます。
- 齊藤委員
副部会長は介護職からの選出がバランスとれると思う。
- 羽山委員
各部会の横のつながりと整合性を高めるためにも、アドバイザーの有用性は高いと思います。また会長にかかる負担も副会長を置くことで軽減されるのではないでしょうか。
- 橋本委員(リハ連)
コロナ禍だからこそ、つながりを意識し大切にできる仕組みや工夫ができればと思います。
- 中村委員
コロナ禍において、会議で人が集まるリスクを考える。書面決議の前に、各委員会ではZOOM会議を利用するべきと思う。柏市在宅医療・介護多職種連携協議会もオンラインで意見交換できるようにした方がいいと思う。
- 竹内委員
アドバイザーを「1名」としていますが、1名に限定する必要はありますか?若干名ということで、多くの方の意見が入りやすくしてはいかがでしょうか。
- 事務局
アドバイザーにつきましては、連携協議会や部会運営等の豊富な経験から得られた視点でのアドバイスをいただきたいと考え、原則、部会長のご経験がある方とさせていただいているものです。その他、各役割や会議開催方法等、今後も状況を見ながら、効果的な運営体制となるよう進めてまいります。
議事(2)各部会の取り組みについて:資料2~4
- 長瀬座長
資料3の21スライド、シュミレート→シミュレートですね。
- 金剛寺委員
ICT部会・研修部会、共に研修はリモートオンデマンドがよいと思います。職業がら感染には注意を払うべきですし、働き方としても、残業は避けたいところ。業務時間内で研修を受けられる配慮があってもよいかと思います。顔会も各地域で5~6人ぐらいのグループでZOOM等の意見交換会のような形で小1時間ぐらいの規模でやっていくと良いかと思います。「わがや」もweb、デジタル、SNS対応が必要ですね。
- 大塚委員
各部会、コロナ禍にもかかわらず、よく検討されていると思います。やはり顔の見える関係会議は非常に重要なコミュニケーションの機会だったと改めて感じさせられました。密にならない対策をとりながら少しずつでもまた開始していく必要があると思います。
- 羽山委員
資料2、カシワニネネットは以前よりは投稿者も増えてきたように思います。タイムリーな情報共有で、実際のケアに生かせる実感もあります。逆に活用されない場合は、それができにくいと感じ、違いがよくわかります。病院(外来や入院先)等の参加も増えると良いと思います。
資料3、顔会議はWeb環境が整っていれば、開催しないよりは良いと思いますが、全体的にまだ慣れない方も多いように感じています。
- 植野委員
対面での会議が難しい中、各部会の方々には頭が下がります。資料2について、ケアプランICT連携は非常にありがたいと思いますが、操作に不慣れな人も多いと思われます。カシワニネット「操作説明会」のような丁寧な説明会などが必要だと思います。
- 鈴木委員
コロナ禍をきっかけにオンライン研修や会議が今後もさらに進展することを期待します。
- 金井委員
これからの会議はビデオ通話(会議)が主流になってくるものと思われますが、まだまだ抵抗感が強い方も多いと思われます。ICT部会を中心に柏市全体でビデオ会議が普及できるように、また、紙媒体ではなく電子媒体に移行できるようになると良いと思います。
- 橋本委員(リハ連)
資料3顔の見える連携会議:エリア別を増やすのに賛成です→方法:zoomのブレイクアウトルームの活用が有効だと思います。意思決定支援の取り組み:支援者向け研修にリハビリ職も加えて頂きたい。→終末期リハビリテーションも拡がっています。市民との窓口をこれからも増やして欲しいと思います。「わがや」がもっと周知されると良いと思います。
- 中村委員
各部会の資料、会議報告はカシワニネットにのせて、各委員はそれをみることにしてはいかがでしょうか。ペーパーレス、費用の節約になると思います。個人情報研修会はeラーニング化に賛成です。日程を合わすのが大変です。eラーニングの質問Q&A等、、聞けるシステムは是非作るべきです。ICTのweb会議は賛成です。YouTubeで配信して(入れる人は特定、非公開)参加できなかった人がみれるシステムがICTでできると良いです。これで顔会議に利用しては?意思決定支援者向け研修はZOOMかeラーニング又はYouTube方式で行うことに賛成です。松戸市チャンネルのように、柏も市民向け広報にYouTubeを利用し、わがやや地域啓発活動、出前講座をUPしてはどうか。
- 土橋委員
感染予防のためにオンライン会議の活用等は有効と思っていたが、熱が伝わりにくいこと、発言しやすい職種に偏りやすいという意見に同意しました。
- 横尾委員
資料4の啓発活動においての実績が思ったより少なく、各団体の連合会で周知するなどすると依頼が増加すると思います。
- 山本委員
資料2、新サービスは非常に興味深いです。ICTが急激な発展を遂げる中ちょうど過渡期を迎えていると思う。 脱ハンコの時代です。介護保険も20年形骸化の防止のためにも思い切った改革が必要と思います。
資料3、顏みえ会議のあの白熱感はもう味わえないと思うと寂しいです。しかし地区単位での開催は地域毎の課題を共有しやすく即戦となると思う。
- 竹内委員
資料2、スライド9-11、はじめて使う人のトレーニングだけでなく、既利用者へのトレーニングも実施するのが望ましい。情報関連の講習を幅広く提供することでリテラシーが高まることが期待できる。勤務時間内受講については、事業者が業務とみなしやすいように配慮する。小テストは満点になるまで何度でも受験させるべきである。12-14、ビデオチャットについては、既存システムであれば電話に切り替える機能をもつものがあり、いざという時に有用である。ペーパーレス化は紙をデジタル化するのみでなく、新しいフローを開通することで負担を軽減できる。資料3スライド12-14、ルールを明確にする必要があり、示していくべきである。
- 事務局
【ICT部会(資料2)について】
eラーニングにつきましては、今年度はプレ版としての実施となりますが、テスト等効果的な研修となるよう工夫いたします。今回多くの御意見をいただいたとおり、新しい生活様式にあわせた取り組みを進めてまいります。
【研修部会(資料3)について】
意思決定支援研修会につきましては、試行的な実施を踏まえて、職種ごとの研修企画案を検討していきます。顔の見える関係会議につきましては、医療介護連携に資する形での日常生活圏域単位での開催や、オンライン開催の可能性を検討いたします。
【啓発部会(資料4)について】
「わがや」につきましては、幅広い年齢層に届けるため、市内各戸にポスティングや小・中学校での全生徒への配布をしたり、Webサイトへの掲載やTwitterの活用をしているところです。啓発活動につきましては部会資料にもお示ししているとおり、オンラインの活用を進めてまいります。また、いただいたご意見のとおり、各団体において出前講座を周知させていただける機会がございましたら、是非ご協力をお願いします。
議事(3)コロナ禍における在宅医療・介護連携の課題と対応について :資料5
資料5にある各団体の回答から、参考にしたいこと
- 長瀬座長
良いアンケートです。
- 大塚委員
自分の事業所で濃厚接触者が出てしまった場合、又は自身が濃厚接触者となった場合の他の事業所との協力体制の検討は必要となるため、今後会として対策をとる必要あり。
- 羽山委員
web会議の活用。
- 植野委員
「訪問看護ステーション」発熱者や疑い例への対応方法をカシワニネットにて情報共有と統一化。プライベートに配慮しながらどの程度の情報を共有しているのか教えて頂きたいです。
- 鈴木委員
柏市社会福祉協議会のポケットWi-Fiの貸し出しという工夫。
- 橋本委員 (リハ連)
柏市社会福祉協議会・柏市ふるさと協議会連合会、サロンや集会の中止により、体力低下やうつ傾向など不活動に伴う対策についてリハビリ連絡会として対応できることを考えたい。*その他、このような各団体の課題や困り事が共有されることが大切と思います。
- 中村委員
訪看連絡会:発熱者や疑い例への対応方法をカシワニネットにて情報共有し、過度にならない範囲で統一化
リハ連:地域活動の自粛により活動量が低下している高齢者に対してのアプローチ方法を検討されているとのこと。その方法を共有したい。
ふる協:参加するかどうかは個人の判断によるが、規模を小さくしても少しずつ再開することも良いと思う。
社協:通いの場へのポケットwi-fiの貸し出しを検討している。
- 小川委員
地域活動(サロンやサークル活動等)が自粛されていることにより、活動量が低下している高齢者に対してのアプローチ方法を検討。(柏市在宅リハビリテーション連絡会)
- 土橋委員
カシワニネットを活用した情報発信と情報共有、万が一、事業所が閉鎖になった際に他事業所で利用者をカバーできる協力体制の検討
- 横尾委員
コロナの対応については、各職種、事業所によりまちまちであり、温度差もあることから、行政、保健所を交え、ある程度の基準を設けマニュアル化し、統一できると良いと思います。
- 曽根委員
衛生用品の入手困難が各団体の意見として上げられており、柏市から支援頂くことがとても助かったことから、定期的な準備と有事の際に支援頂ける体制があると良いと思います。また、まとめ2.にあるように、在宅復帰の際に情報収集ができないことで受け入れできない状況があるため、在宅復帰の際のみ、医療機関への出入りができるよう、とりはからって下さることを望みます。
- 山本委員
web会議やオンライン導入。
- 橋本委員(包括)
薬剤師会:「患家に訪問するタイミングをずらす」について、1人の利用者に対して、インフォーマル含めた全ての関係機関について、把握、連絡調整の重要性を平時から意識した関係作りをした方が良い。
訪問看護:「事業者専用の相談窓口」について、市民よりもCM、HCなど事業所からの問い合わせが多かったので、電話回線をふさがない為にも、窓口の分散は効果的だと思う。
- 辻委員
柏市社会福祉協議会、ふるさと協議会それぞれから、オンラインの活用に積極的な姿勢が示されていることは、大変重要な動きである受け止めている。
- 竹内委員
1,コロナ過で仕事は増えたのか2,患者や利用者の健康は害されたのか、維持されたのか3,連携について何をしなければならないのか
- 片岡委員(植野委員への返答)
各事業所の感染対策物品等の状況を確認し、感染対策については日本看護協会等の推奨にあわせ、対応する様共有しました。個人情報や施設・団体名は入れず、各事業所内で対応に苦慮した場面等のやりとりを専用の連絡帳にて情報共有しました。
- 柏市法人指導課(衛生用品について)
厚生労働省事務連絡「新型コロナウイルス感染症に関連した感染症拡大防止のための衛生・防護用品の都道府県等への配布について」に基づき、介護事業所等に対し、国からの支給物品を、令和3年3月まで継続的に配布を実施する予定です。また、同様にアイソレーションガウン、フェイスシールド、PVC製手袋についても、有事の際に支援できるよう、必要数を備蓄しております。
- 柏市高齢者支援課(衛生用品について)
直近の議会にて、新型コロナウイルスの感染が確認された事業所に対し、国からの支給物品で不足する衛生資材等を購入するための予算措置を講じており、有事の際に支援できるよう、現在準備を進めております。
資料5を踏まえ、コロナ禍における在宅医療・介護連携の取り組みについてご提案等
- 長瀬座長
各団体内での情報共有だけでなく、各職種での共有の方法を検討してはどうか。
- 平野委員
柏市のルールを決めて頂くと安心です。
- 金剛寺委員
カシワニネットのビデオチャットに期待します。退院時共同指導やサービス担当者会議等がリモートで情報交換が出来れば良いと思います。
- 大塚委員
滞在時間の短縮のため必要な情報はICTで患者さんの状況が見れると的確な指導につながるため、多くの患者さんに登録してもらいたい。
- 羽山委員
共通のツールでweb上の連携が取れると良いと思う。
- 鈴木委員
総括でも記載されていますがカシワニネットをより有効活用していきたい。
- 金井委員
web会議の開催
- 橋本委員(リハ連)
困り事、支援できる事を共有できるプラットフォーム(場)オンラインの活用(ウェブ環境の支援含む)ソーシャルディスタンスを確保できる広い空間の提供(研修や会議など)
- 小川委員
担当者会議や退院時カンファレンス等、多職種との情報共有が遅くなってしまっているためカシワニネットの活用推進。人や社会との関係が少なくなってしまうことで、うつやフレイルの進行が懸念される。少人数制や屋外でのイベントを随時開催し、イベントの様子や感染症対策を多職種にも共有する。
- 土橋委員
利用者本人が希望しても、家族や事業所が感染防止のためサービスを中止せざるを得ない状況でのフォローを検討したいです。
- 曽根委員
介護側も医療側も、在宅復帰する際の、ご本人へのかかわりについて、コロナではないことを判断基準(PCR陰性)をもうけて、受け入れや情報収集ができる環境となることを望みます。
- 山本委員
ウェブ会議やオンラインの活用はコロナ禍においては加速的に広まっていると思う。例えコロナが終息を迎えてもこの経験や手法を今後もネットワークや事業の効率をアップするように活かしていければと思う。
- 橋本委員(包括)
オンラインの活用について、利用できる人の絶対数を増やしておくことは、有事の際に対応できる可能性を広げるので、打ち合わせ、会議など、オンラインしやすい内容から慣れていく。「オンラインしたことがある」人を増やすことで、研修など新たな取り組みに繋げることができるのではないか。
- 辻委員
新型コロナ禍は、今後の社会課題が前倒しでやってきたと理解すべきである。例えば、コロナ禍でフレイルが進行していると各方面より指摘されているが、コロナ禍でのフレイル予防対策をどうするかということは、未来の政策の先取り的な意義がある。また、総括にあるように、多職種におけるオンライン活用の意識の高まりや地域のつながりの必要性の再認識は、重要であり、これらの認識は一過性のものとして済ませることなく更に深め実践に移していくことが必要であると思う。したがって、本アンケート結果を踏まえた今回の紙上での総括だけでなく、この際、社協やふるさと協議会を含めて全団体の間で今回の経験をよい方向に生かせるように発展させる議論をしてはどうか。少なくとも各分野の今後の幅広いオンラインの活用や新しいつながりづくりのあり方について、今回出ている様々な取り組みやアイディアをもう少し踏み込んで聴取したり発展させたりして議論を深めることを期待したい。
- 竹内委員
連携に問題があってもうまくできたのは、何かを考え応用していくことが必要である。連携は医療や介護の手段なので、代替えが可能か考えることが必要。そもそも在宅医療への導入は減ったのか?各事業者の実績を見てみる必要があるのではないか。
- 柏市地域包括支援課(フレイル予防活動等について)
各地域で、密集や密接を避け、感染予防策を講じた上で、通いの場やサロン・サークル活動などが少しずつ再開されています。また、市では社会福祉協議会と連携し、各地域での活動への支援を行うと共に、オンライン体操教室や介護予防講座の動画配信など、新たなフレイル予防啓発活動に取り組んでいるところです。一方、地域住民の意見をすり合わせて足並みをそろえていくことや、オンラインなど新たなツールを活用していくことには、たくさんの課題もあります。地域支え合い会議やフレイルチェック講座などを通じて、地域や多職種の皆さんと意見交換を行いながらコロナ禍でも必要なフレイル予防活動を進めていきます。
- 事務局(委員からの提案について)
カシワニネットの活用等につきましては、引き続きICT部会にて検討していきます。御意見いただきましたとおり、オンラインを活用した在宅医療・介護連携の取り組みは、新型コロナウイルスへの対応のみならず、取り組みの発展・深化につながると考られますので、皆様からいただいた御提案を参考に事業を進めてまいります。在宅医療に対する新型コロナウイルスの影響につきましては、サービス実績の把握等を通して、今後も注視してまいります。
その他意見
- 植野委員
通所等で感染者が発生した場合、濃厚接触者への対応はもとより、保健所から「濃厚接触者に当たらないと判断された方」もサービス利用が出来ず、陰性と診断されず再開が難しかったなど対応に苦慮しているケアマネが多くいました。定義は難しいとも思いますが、指針が欲しいです。
- 金井委員
参考にしたいことではないのですが、デイサービスでコロナが発生した際に情報がほとんどなく対応に困りました。もっと情報が欲しいです、特に病院や介護事業所などで発生した場合は直接関わる可能性がありますので。今回も濃厚接触者では無かったらしいのですが、当事業所の利用者様が、そのデイを利用していることが後から分かりまして、このままでは対応できません。
- 柏市保健所(議事(3)全体を通して)
新型コロナウイルス感染症につきましては、柏市医師会、各医療機関をはじめ、医療・介護・福祉に関わる全ての関係者の皆様のご協力を賜り、陽性者、疑似症患者への対応及び感染拡大防止に努めているところです。皆様のご尽力に改めて感謝申し上げます。新型コロナ対応に関しては、保健所は法に基づき必要な事務を行い、また、日々更新される国や県からの通知や事務連絡など最新の知見や判断を踏まえて出来るだけ対処してまいりました。
当初は資材不足や経験不足等々で部分的に手探りな状況にもあり、皆様に不自由・ご不便をおかけした点もあろうかと思いますが、関係者のご意見も伺い、またご協力を得て、改善に努めてまいりました。今後とも、皆様との意見交換を図り、必要な改善に努めてまいります。
報告事項:資料6~10
- 金剛寺委員
ガイドブックよくなったと思います。御苦労様です。多くの方に役立ててもらえると良いですね。資料10、看取り死、死因で肺炎が多いのは、あらためて口腔ケアの必要性を再認識しました。口腔ケア普及に尽力致します。ありがとうございます。
- 齊藤委員
自宅看取り件数が他市に比べ多いのは会の実績として良い事だと思う。
- 植野委員
「柏モデル・ガイドブック」についてわかりやすく出来ていますが、目に触れる機会として「カシワニネット」の研修等でも触れて頂くのも一つではないでしょうか。新しく柏で働き始めた方など柏モデルの取り組みや成り立ちを知る機会があっても良いと思います。
- 橋本委員(リハ連)
高齢化が進む中H30に自宅看取り死数が減っているのは、病院での看取りが増えているからということでしょうか。
- 中村委員
病院と在宅の連携強化「地域包括ケアシステム研修会」はとても良かったです。是非続けて欲しいです。今の状況ではZOOMで行うことを提案します。在宅医療の見える化も柏市HPのUPの他にシリーズ化して、登録者に自動配信するシステムの利用(YouTube、フェイスブック)をしてはいかがでしょうか。
- 小川委員
資料9、動画を活用して啓発活動を行うのはとても良い取り組みだと感じました。
- 梅津委員
夜間に往診という形で施設には入れないが、利用者が在宅にいるときは入れる。訪問看護も同様である。
- 土橋委員
資料7、病院と在宅チームの双方向の研修会が良いと思いました。
- 曽根委員
皆様、コロナ禍においても工夫されて活動されていることがわかり、私としてもwithコロナとして地域への関わりを持つ上で参考となりました。
- 山本委員
資料10、看取り場所は依然医療機関が多い。在宅というのは現状では施設におきかえられていくのか、施設での看取りは今後も増えて行くのだろうと思う。医療連携の充実が求められ在宅支援をすすめていくところではあるが、家族の介護力は外せない問題と思う。
- 橋本委員(包括)
病院との連携強化、在宅への理解を深める為にも、研修会を開催して欲しい。在宅医療の動画はイメージしやすく、簡潔で分かりやすい。
- 竹内委員
資料7の研修会は時宜にかなったテーマをとりあげていくと活発になると思われる。本年はコロナのテーマは避けられないが、フレキシブルに対応しつつ、オンラインも活用し、複数の病院をつないでも良いのではないか。ガイドブックの様式はデジタル化されて、ペーパーレス運用されているか。
- 佐野委員
資料10、の柏市死亡小票分析については、データだけでなく、考察コメントも添えて頂けるとありがたいです。
- 事務局
【柏モデルガイドブック(資料6)】
現在、各職能団体を通じて配布を開始しています。また、柏市公式ホームページ上に掲載します。新様式はカシワニネットに掲載して活用を進めてまいります。
【地域包括ケアシステム研修会(資料7)】
新型コロナウイルス感染症の流行状況や各病院の状況を踏まえて、オンラインの活用等、研修内容の検討も含めて可能性を探っていきたいと思います。
【在宅医療の見える化(資料9)】
「在宅医療の見える化」では、多くの市民の皆様に在宅医療を知っていただく取り組みを行っています。昨今の感染症の状況の中、インターネット等を活用した啓発の必要性を感じていますので、様々な手法を引き続き検討していきたいと思います
【死亡小票(資料10)】
今回分析しましたH30と前年のH29を比較しますと、全体の死亡者数自体が減少しており、自宅、病院どちらの看取り死数も減少しております。一方、老人ホームでの看取り死数は増加しました。(資料10、スライド13参照)高齢化が進む中、柏市においてなぜ全体の死亡者数が減少したのか、原因は特定できておりませんが、今後の推移を注視してまいります。
各団体のトピックス:資料11~13
- 中村委員
栄養CS柏市連絡協議会のトピックスをとりあげて頂きました。ありがとうございました。各団体の取り組みを発信できるチャンネルの作成をお願いします。(YouTube,フェイスブックetc)
その他(当会議への意見等)
- 長瀬座長
どれもよい取り組みであり、柏市のホームページでなく、独立したホームページをつくり、全国に供覧させてはどうか。
- 中村委員
各部会で話し合い、うまく進めていけてると思います。顔の関係会議、当連絡協議会の活動報告等も文で報告をみられる(市民の方)から動画で説明発信(YouTube、フェイスブック)するなど、もっと情報を気軽に登録したら、捜さなくても自動ではいってくるシステムを利用し裾野を広げてはいかがでしょうか
- 曽根委員
いつもありがとうございます。
- 辻委員
丁寧に分かりやすい資料をお示しいただきありがとうございます。しっかりした事業実施がなされていると感じました。
- 事務局
独立したホームページの作成等につきましては、検討事項とさせていただきます。皆様にご協力いただきましたおかげで、ここまで取り組みを進めることができておりますので、引き続きよろしくお願いいたします。
次回予定
令和2年度第2回は令和2年3月頃に開催予定(ZOOMの活用等を検討)
関連ファイル
- 【1】R2第1回連携協議会次第(PDF形式 167キロバイト)
- 【2】R2第1回連携協議会名簿(PDF形式 167キロバイト)
- 【資料1】令和2年度 年間スケジュール(案)(PDF形式 683キロバイト)
- 【資料2】ICT部会(PDF形式 1,690キロバイト)
- 【資料3】研修部会(PDF形式 2,379キロバイト)
- 【資料4】啓発・広報部会(PDF形式 1,960キロバイト)
- 【資料5】コロナ禍の在宅医療の課題と取り組み(PDF形式 1,422キロバイト)
- 【資料6】柏モデルガイドブック第2版(PDF形式 1,056キロバイト)
- 【資料7】地域包括ケアシステム研修会(PDF形式 1,664キロバイト)
- 【資料8】R1相談まとめ(PDF形式 1,934キロバイト)
- 【資料9】在宅医療の見える化(PDF形式 1,515キロバイト)
- 【資料10】柏市死亡小票報告書(PDF形式 1,451キロバイト)
- 【資料11】栄養士会(PDF形式 504キロバイト)
- 【資料12】支えあい会議(PDF形式 2,006キロバイト)
- 【資料13】UR進捗状況(PDF形式 791キロバイト)
- (ブランク)意見等回答書(ワード2007以降形式 35キロバイト)