市の取り組みと基本的な考え方はどのようになっていますか?
このページの情報は、平成27年度以前のものになります。
市では、平成23年9月1日に、国際放射線防護委員会(ICRP)の考え方にのっとり、市民の被ばく線量の低減を実現するための対策の方針を次のとおり決定し、公表しました。
方針
- 推定される年間追加被ばく線量(一年間に受ける被ばく線量で、自然被ばく線量及び医療被ばくを除いたもの)が、年間で1ミリシーベルト以下になることを目指す
- 具体的には、2年後までに、市民の推定される年間追加被ばく線量が、おおむね現状(原発の事故後、測定した空間放射線量の最高値)の60パーセント減少した状態を実現することを目指す
- 上記目標の達成のために、除染計画を策定する
その後、除染実施計画の策定に取り掛かり、平成23年12月上旬には同計画案についてパブリックコメントを実施しました。また、「放射性物質汚染対処特別措置法」に基づく「汚染状況重点調査地域」の指定を受け、同法に基づく除染実施計画として計画案の内容を環境省と協議し、平成24年3月15日付けで「柏市除染実施計画」を策定しました。 市では、一日でも早い環境回復のために、除染作業を進めていきます。
なお、これまでの取り組みについては、平成24年2月末までのものを次のページに掲載しています。