更新日令和5(2023)年12月13日

ページID32297

ここから本文です。

ネイチャーゲーム研修の実施

令和5年11月14日・21日・28日・29日の4日間、千葉県立柏の葉公園にて、柏市内の認定こども園、認可保育園、小規模保育施設、幼稚園に従事する若手保育士、保育教諭、幼稚園教諭を対象に「ネイチャーゲーム研修」を実施しました。

ネイチャーゲームとは

ネイチャーゲームは、楽しく活動を行う中で、伸び伸びと子どもたちの「力」を育くむことができ、大自然に行かなくても身近な自然、園庭、近くの公園でも楽しむことができる自然体験プログラムです。お散歩に行く道で、また園庭の外遊びで、もちろん室内での何気ない時間でも取り組むことができます。

グループ活動や分かち合いを通して育まれる「協力して作る力」、優劣や正解を問わない中で、安心して自分が主体的になる「楽しみながら考える力」、五感を通して自分の感覚と感性で「自然を観る力」、自然と自分の対話による「自然への愛着」、繰り返し体験することで自分や周囲の気づきが導かれ「他者への愛着」がネイチャーゲームを実践することで育まれていきます。

目的

  1. 保育に必要な「気づき」「想像力」「観察力」を養うこと。
  2. ネイチャーゲーム体験を通して、心動かされる体験の結びつきで、子どもの豊かな体験を積み重ね、「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」に繋がることを意識してもらうこと。
  3. 横の繋がりを形成すること。

参加者

柏市内の認定こども園、認可保育園、小規模保育施設、幼稚園に従事する若手保育士、保育教諭、幼稚園教諭44名

研修内容

ネイチャーゲーム体験(野外)

  • オリエンテーション
  • アイスブレイク(いきものさがし)
  • フィールドビンゴ
  • バッタカモフラージュ
  • 森の美術館「わたしのワンピース」「いろいろてんとう虫」
  • フィールドパターン(顔に見えるもの探し)
  • 探検ルーペで森の色合わせ(落ち葉拾い)
  • おちばがお(グループシェア)

室内製作

  • 落ち葉の窓製作

講義

  • 幼児期における⾃然体験の意義と実践
  • 質疑応答
  • 本日の振り返り

研修の様子

aisu

アイスブレイク(いきものさがし)

グループでバンダナの模様から生き物を探します。

bingo

フィールドビンゴ

グループでカードに書かれた自然を見つけます。

 

batta

バッタカモフラージュ

折り紙で折ったバッタを茂みに隠して探します。

1205バッタ02

バッタがどこにいるかわかりますか?

ワンピース

森の美術館

自然の中からオリジナルのワンピースを作ります。

虫

いろいろてんとう虫

自然の中からオリジナルのてんとう虫を作ります。

1205ルーペ

探検ルーペ森の色合わせ

ルーペにある色を自然の中から探します。

 

落ち葉

おちばがお

顔に見える落ち葉を拾ってどんなことを喋っているのか想像します。

講義

講義

「幼児期における⾃然体験の意義と実践」について講義を受けました。

参加者の声(アンケートより抜粋)

  • 実際に自然に触れたり,ゲームやテーマを取り入れたり,少し工夫をすることで自然の体験から子どもの成長に大きく繋げると思い,大変実りのある研修となりました。
  • 自然を体験することがなかなかないので,今まで気づけなかった視点をたくさん知ることができて楽しかったです。子どもにこんなことを教えてあげたいなと思いながら時間が過ぎていきました。
  • どれもすぐ実践に取り入れやすく,自然の中での楽しい遊びを知ることができて良かったです。
  • グループに分かれ協力して落ち葉や木の実を拾ったり,落ち葉や芝生を踏む感触を共有したりと,自分とは全く違う意見や感性があって面白かったです。ゲームをしながらだったので,コミュニケーションが取りやすかったです。
  • 公園で玩具や遊具がなくてもこれだけの発見ができて,楽しめるということがわかりました,何より自分が楽しく参加できたことで子ども達にもきっと楽しんでくれるだろうと実感できました。
  • 内容も大人がやって楽しく,子ども達にも段階を変えてほとんどの年齢で楽しめるものだったので,実践したいと感じました。室内の製作も楽しく,時間がとても短く感じました。

お問い合わせ先

所属課室:こども部保育運営課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館3階)

電話番号:

お問い合わせフォーム