平成27年度第3回柏市生涯学習推進協議会議録

1 開催日時

平成28年2月16日(火曜日)午後3時30分~午後5時

2 開催場所

柏市中央公民館4階 会議室3

3 出席者

(委員)
西村会長、池沢副会長、淺岡委員、久保委員、高橋委員、常野委員、増田委員、三好委員、山宮委員

(事務局)
藤江生涯学習部長、篠原生涯学習部次長兼生涯学習課長、生涯学習課橋本統括リーダー、生涯学習課飯田主査、生涯学習課渡辺主事、萠抜生涯学習専門アドバイザー 、石井生涯学習専門アドバイザー

4 内容

  1. 開会
  2. 生涯学習部長あいさつ

  3. 事務局より報告事項

  4. 協議

  5. その他

  6. 閉会

5 協議(委員意見)

(1) 第3次柏市生涯学習推進計画(案)について

  • 特になし

(2) 事例集(案)について

  • 子どもの「ども」の統一をしたほうがよいのではないか。
  • タイトルが非常に固い

(3) 手引書(案)について

  • タイトルが固い
  • 「地域活動」と「市民活動」の標記について、誤解のないような形にしてほしい。
  • 文字数が多い。文字が小さい。
  • 事例集及び手引書の配布先については、要検討。

6 会議概要

(1) 事務局より報告事項

「会議資料」を用いて報告した。

(2) 協議

第3次柏市生涯学習推進計画(案)について

  • 事務局:「資料を基に説明」
  • 会長:印象や違和感など気づいた点などがあったら意見をお願いしたい。
  • 委員1:「連携」という視点で計画内で「さわやかちば県民プラザ」と記載されているが、顔の見える連携をしていきたいと考え、柏市とすでに意見交換を始めた。柏市の生涯学習推進計画に一層力添えしたい。11ページに「2 柏市が目指す生涯学習像」があるが、その4番目の「4 重点化方針」というところで「現代的課題に対応した学習支援」との記載がある。これを事務局はどのようなイメージを持って、どのように捉えているのかお聞きしたい。
  • 事務局:「現代的課題」とは端的に言うと、「市で行っている事業のなかで、推進していきたいもの」であると認識しています。一方、趣味・教養及び文化といった分野につきましては、行政以外、例えば大学、民間教育機関等でも行われていますので、そことのみ分けをした上で、今後の事業を進めていきたいと考えています。
  • 会長:現代的課題については「公共的課題」や、「新しい公共」など、「公共」という言葉がよく使われる。行政課題に近い形での説明だったが、一方では、趣味・教養などとは別の、現代社会を支える人間として学習が必要な青少年問題、環境問題等を特別重視して人々の学びを深めていくといったことが、「現代的課題の学習」と言われている。
  • 委員1:生涯学習に特化するのではなく、幅広く捉えた形が「現代社会の課題」ということか?
  • 会長:生涯学習のほうが幅広く、そこでは自主的なもの、趣味・教養も含めた学習が自由に行われて良い。その中で特に重点化したものが、現代的課題の学習である。現代的課題の学習というのは、現代社会が抱える問題を解決しようとする学習である。
  • 委員1:前提として生涯学習ありきという解釈でよろしいか?
  • 会長:生涯学習が幅広く、その中でも特に行政が後押ししようとするのが、現代的課題を人々が学ぶところだと考えている。この部分を学習していただいて、地域や社会の支え手として活躍していただくという考え方である。
  • 委員2:大変理にかなった内容になっていると思う。先ほど民間教育機関は、「趣味・教養」分野を担うということを言われたが、民間の講座は非常に多様で様々な分野に渡っていて、「趣味・教養」以外の部分もある。民間とも上手く連携を取り、より幅広い、裾野の広い生涯学習体制を構築していただければと考える。
  • 会長:民間教育事業者の提供するものは、社会づくり・地域づくりに係るようなものも含めておこなっている。その中で連携しながら全体を押し進めていこうというものが生涯学習振興となる、という解釈である。現行案をこの協議会からの最終案とさせていただきたいと思う。

事例集(案)について

  • 事務局:「資料を用いて説明」
  • 会長:手引書も含めてタイトルが固い。タイトルも含めて何かアイディア等あれば、お願いしたい。
  • 委員3:子どもの「ども」について、団体の中でも漢字、平仮名の両方を使っているところがある。その団体の個性であれば構わないが、確認いただければと思う。構成について、24ページ「今後力を入れていこうとしていること」の右上に誤植があるので修正願いたい。
  • 事務局:本文で、使い分けが平仮名になっているところと漢字になっているところがありますが、その部分については、団体から上がってきた原文を尊重してそのまま載せています。検討させていただきたいと思います。
  • 委員4:タイトルが非常に固い。「これを見たらあなた方の意欲が上ってきますよ」、「地域づくりが変わってきますよ」、「あなたの生きがいが変わってきますよ」などというようなものを付けて、変えてほしい。
  • 会長:奥付は、「活動団体の紹介」でいいが、なにかアピールするものを考えたほうが良いかもしれない。この場で良いアイディアが出たら、それも参考にさせていただきたい。
  • 事務局:皆さんに良い名称をご提案をいただけるとうれしいと考えています。ぜひご意見頂戴できればと思います。
  • 委員5:「活動のコツと特長はこれだ」といったタイトルか、中身がわかるようなタイトルが望ましいと思う。
  • 会長:事務局でいろいろな人たちの知恵を借りながら調整し、親しみやすいタイトルに変えていってほしい。

手引書(案)について

  • 事務局:手引書は、活動されている団体の方たちに、ご助言いただいた上で完成させたいと思っているので、将来的には、さらなる発展を目指している状態にあります。「市民活動」「地域活動」は、言葉の定義が難しいと考えています。地縁によるつながりが「地域動」、目的によるつながりが「目的型活動」と大雑把には考えてはいますが、明確に切り分けられないので、大きなタイトルとして「地域・市民活動」と置き換えていこうと考えています。「地域活動」「市民活動」と分けるのが正式な言い方だと思いますが、タイトルとして「地域・市民活動」とし、冊子の中についても、「地域・市民活動」としたほうが間違いがないと考えています。
  • 会長:これは、結構厄介な問題であり、手引書の2ページにあるように「地域活動ってなあに?」ということも、定義が難しい。
  • 事務局:今のイメージとしては「地域活動」「市民活動」と分けて認識しています。しかし、どちらも含まれているため、「地域・市民活動」と併記しても間違っているということではないと考えてます。よって、様々な状況を考慮して、併記することを考えています。
  • 会長:上手く表現を考えてほしい。「地縁によるつながり」と「目的によるつながり」の2つに分けているが、保護者会はどちらに入るのか?
  • 事務局:保護者会は、イメージとしては「目的」だと思います。「地縁」は、柏市で町会、自治会、ふるさと協議会が一般的に地縁団体と言われているので、それ以外は比較的「目的によるつながり」になると思っています。「目的」、「地縁」どちらでも、手引書が使えないというわけではないので、活動の入り口の部分と捉えてほしいと考えています。
  • 会長:なるべく誤解のないよう検討していただきたい。
  • 委員6:手引書について、読みやすいが、文章量が多いと感じる。一番気になることは、内容が重複していることである。文章をもう少し精査すると中身が読みやすくなると思う。手に取ってもらい、中まで読んでもらうには、そのような点も考慮する必要があると思う。
  • 事務局:ご提案に基づいて検討したいと思います。
  • 委員4:読み手を何歳ぐらいの人と考えているか。文字が小さいと思う。
  • 事務局:その点は認識していますが、情報を多く入れ込んだため字が小さくなってしまいました。
  • 会長:余計な文章を減らしていくことで、字を大きく出来ないか。
  • 委員4:黒板のイラストにあるくらいの字であれば読める。背景色との関係で読める部分もある。
  • 会長:色がついていると読みやすいというのはある。字が小さい部分について、詰め込まずに少し大きく書いたらいかがか。
  • 事務局:今回特に印刷部数を多く刷ろうとは考えていません。データとしてホームページにアップする、または一部の関係している団体の人たちに配りたいと考えています。また、近隣センター等に配架したいと考えていますが。ホームページが主たる媒体と考えているため、ページが少し増えても影響は無いと考えています。
  • 会長:では、字を大きくするという方向で動いてほしい。
  • 副会長:小さなチラシ等にして、駅などに置かないのか。学生も手に取れるといいと思う。
  • 事務局:現実的に駅などに置いてもらうことは難しいという経験があるので、そこまでは予定していません。
  • 副会長:1枚でわかるようにならないか。出来るだけ文字を大きくして、このような団体に入ってみたいというときに、すぐわかるようになれば良いと思う。お祭りはどこかに入っているか。
  • 事務局:手引書の2ページ、市民活動の「地縁によるつながり」の中で、「町会・自治会の活動」に「ゴミや資源の分別回収、お祭り、運動会」と言葉は載っています。
  • 副会長:自然環境のようなものを、どこかにいれていただきたい。生涯学習を意味するような言葉は入っているか。
  • 事務局:2ページ目の「地縁によるつながり」の中に入れるという事であれば、現在も類似する言葉として、「町会・自治会」に「お祭り」、「地域活動」に「環境美化活動」があります。これが類似するものかとは考えています。
  • 副会長:ごみ拾いなども大切だが、公害のことも含め、鳥やその他いろんな意味での「自然環境」という言葉を入れていただきたい。
  • 事務局:それは、この図の中に入れ込むということですか。
  • 副会長:それは、どちらでも良い。自然ということを入れていただけると良いと思った。
  • 委員4:祭りというのは、「絆を作る」や、「地域でどのように役立っていくか」など、地域づくりというような内容を表すものだと思う。
  • 副会長:歴史や文化を知る、自分たちの地域の誇りを持つ等の意味も含まれると思う。お祭りは神社があるところに必ずある。
  • 委員4:あまりがんじがらめにすると、動きづらくなると思うので、曖昧な形にしておきながら、実施する人間がその中から意義を1つずつ拾い、それを拡大していくというような形が取れれば一番良いのではないか。
  • 事務局:手引書の4ページの「設立編」の中に「あったらいいなを考える」というものがあります。その中に「子どもを遊ばせながらママたちがおしゃべりできる場所があったらいいな」、「この川がもっとキレイだったらいいな」といったところがあります。やりたいことを考える中で、自然環境の関係もあれば、地域活性化、経済活性化があったり、「それぞれのテーマを見つけてください」と捉えていただけたらいいと考えています。団体設立の手引きなので、立ち上げや、「継続的な」、または「持続しつつ」という観点もありますが、必ずしもこの事業を生涯に渡って継続しなくても良いのではないかと考えています。本編で、生涯に渡って学習を続けることが生涯学習であると述べているので、手引書で述べなくても良いと考えています。皆さんの活動が未来永劫続けなければならないということではなく、その時期によって活動目的が変わってきても良いと思います。
  • 会長:本編では、子育て親育ち学習が重点方針だったと認識している。そのため、市民活動に期待するものも、単に子育て団体や、親の会の設立だけではなく、例えば、団塊の世代の人たちが、地域の子ども達の年代に関わるといったことによって、市民活動の幅が広がると思う。従って、生涯に渡ってずっと活動しなさいといったスタンスは、ここにはありえないと考える。それぞれの活動段階が横に緩やかにつながって、まちを良くしていきましょうという考え方が、今回の推進計画の具現化であると考えれば、その考え方が、どこかにあると良いかもしれないなという感覚がある。
  • 事務局:生涯に渡って学ぶということは、国のほうでも直接法規の中では言っていません。ただその部分はよく理解しており、市長の言葉、本編の「はじめに」ⅰページ目の3段落目真中「一人ひとりが生涯に渡って学ぶことで、充実した心豊かな生活を送ることができるとともに、学習成果を地域課題の解決に生かしていくことで、地域社会の活力維持、さらには、地域の持続的発展が図られていくことと思われます。」というところがあります。基本的には、基本認識を基に生涯学習を進めていきたいという形で記載しています。手引書に「生涯に渡ってという言葉はあるか」と言われると残念ながらありません。
  • 会長:今問題になっているのは、最後の手引書である。生涯に渡った、生涯各時期の課題に取り組む市民活動、例えば、青少年の課題には子ども会がある。高齢者の課題や、要介護者の課題に対して、それぞれ市民活動がある、このようなものによって、行政だけではない地域参画型のまちづくりが出来る、それは、基礎に学びもある。こういう位置づけを入れたらいかがかという話である。生涯各時期それぞれの現代的課題に対して、市民活動がそれを解決していく。このような道筋というものをここに示すと良いかもしれない。しかもそれが自己完結型ではなく、緩やかにいろいろな他の世代などと合流しながらまちづくりを進めていくという考えである。
  • 事務局:事例集に「今後、団体を立ち上げる方たちへ」というコーナーがあります。ここでは気張らずに緩やかに自分達の楽しい気持ちも大事にしながら進めていこうということを、たくさんの団体が述べていて、手引書の中では、各ステップごとに「このようにやっていったら良いね」と参考として示しています。そのため特に、「生涯に渡って」や、「緩やかに」といったことは、なくてもよいと思っています。
  • 会長:市民活動団体といっても、「私達のテーマは目の不自由な子ども達だけの団体です。」といったようにテーマを焦点化してしまうと、活動が外へ開かれていかなくなってしまうので、それぞれの団体が存在価値を認め合って、「まちづくり」という大きなところで、歩調を合わせて進んでいくと良いということを入れていただきたいということである。
  • 事務局:趣旨は理解できますが、手引書に反映させるといった点でイメージがわきません。
  • 委員3:私のように実際に活動している者からすると言っていることは良くわかる。市が、目指している方向性も理解できる。この手引書などを手に取ったときに、「市民活動ってなんだろう」、「生涯学習ってなんだろう」という事を定義づけられてしまうと、とても気持ちが重くなってしまう。また、手引書のなかで女の子が「パソコンや折り紙も出来るのよ」と言うと、博士が「教えてあげることも地域活動だけれども、地域を思う気持ちも大事だよ」と言っている。そのようなところで緩やかに伝えていくとよいのではないか。市民の方に手引書等を見ていただいて、第一歩を踏み出してもらうものであれば、最初の「手引書の趣旨」で、市の目指す方向性を詳しく説明するのは重要ではないという印象を持っている。
  • 会長:地域貢献といったところをあまり振りかざすと見てるほうは気が重くなってしまう。我々は「地域貢献」というより、まず課題を感じていて、それを解決したい。課題解決のための「手引書」ということで考えれば、地域貢献といったものは記載しないほうが良いかもしれない。例えば、隣の家の人と挨拶交わすだけでも、社会を作り出している。広い視野で見たほうが良いのかもしれない。
  • 委員3:3ページの「ここでのポイント」で『「地域のことを思う気持ち」=地域活動団体立ち上げの第一歩!』と書いてあるものが、体現しているところの一つではないだろうか。
  • 委員1:私も今の意見に大賛成である。「やってみたい」という人のなかには、この冊子を全部読まなくても、この部分が知りたいとピンポイントで活用される方がいるかもしれない。副会長が「生涯にわたって」とおっしゃった部分は、推進計画がある。手引書は、やってみようと思った時、How toとかノウハウ的なものがエッセンスとしてヒントになったり、やってみたいに答える一つの方向につながるようなものだったら、市民に愛されるものになると思う。身構えてしまったら、遠ざかってしまうのではないか。
  • 会長:このようなものを入れたい、もう一方では、入れることによっては読者がちょっと距離感を感じてしまうという意見がある。今回はあえて入れずにシンプルにしてしまうことも大事なのかもしれない。また、広報の方法として、ポスターを作成し、QRコードで読み取ると、すぐそのページにアクセスできるようにして、可能な限り全市にポスターを貼り出すことはやっても良いのではないか。駅に置くのは難しいと先ほど聞いたが、難しくないところを狙ってはどうか。概要版を作成することは考えているか。
  • 事務局:当初、計画に対しての概要版という考え方はありましたが、3編作った段階で、概要版まで手が回らないという状況にあります。
  • 会長:計画自体をどう広めるのか。
  • 事務局:本編についての概要版の作成はありえますが、手引書や事例集についての概要を作る予定はありません。
  • 会長:A4版の1枚のチラシや、A3版のポスター等を作成することはどうか。
  • 事務局:この3編について新たに何か作るという意味でしょうか。
  • 会長:市内のいたるところに貼り出して、そこからホームページにアクセスするという形ではいかがか。
  • 事務局:当然、計画策定について広報紙、ホームページに掲載するという手段に加え、各公共施設にこれを置いてくださいという形で、配架することはあります。
  • 会長:公共施設に平積みで置くのか?
  • 事務局:平積みで置かれるのか、ラックに見えるように置いてもらえるのかは施設によって違うと考えています。
  • 会長:複数冊持っていけるわけではないのか。
  • 事務局:今回パブリックコメントも、各近隣センターに配布して、皆さんにご覧いただける環境を作ったのと同じように、計画等は各近隣センターに提供して、配架してもらうことを予定しています。
  • 会長:複数備え置き用として持って行ってもいいのか。
  • 事務局:ホームページにデータを載せますから、データをダウンロードして、印刷をしてもらうということも出来ます。
  • 会長:ホームページに載ってるということをどう知らせるのか。
  • 事務局:広報やホームページを使いながら、または、配架したものに、こういうものがホームページに載っていますと紹介が出来ます。コンパクトなものであっても、公共交通機関等への備え付けについては、駅などは施設管理の関係であまり行っていないと認識しておりますので難しいと思っています。
  • 会長:市の広報紙や近隣センターにあまり縁のない、若者などに伝えられる手段があると良い。
  • 事務局:事例集の中で、団体のPR方法として、スーパーマーケットにチラシなどをおいてもらうという方法などがありますが、行政としてスーパーマーケットなどの各出店者のところに行って、おいてもらうものとして計画等は馴染まないと考えています。
  • 会長:生涯学習を推進するサポーター会議等ができて、市民が自身で配布してくれればうれしい。
  • 事務局:いろいろな部局で、計画を策定していますので、生涯学習だけが店舗等に置くことは難しいと思っています。団体さんがそのような工夫をされているのも目にしますし、それは良い手段だと思っていますが、行政が計画を策定する度に各出店者に対して、計画等を置いてもらうというのはこれまで目にしたことは無いので、難しいと考えています。
  • 会長:可能性を探ってみてはいかがか?
  • 事務局:「市長への手紙」という制度があり、駅に備え置きをしていた時代もありましたが、最近は難しくなってきているという実態があります。現実的には難しいと考えています。
  • 会長:行政ルートだと限界があるのかもしれない。
  • 副会長:学校はどうか。高校や大学で配布し、若者が今後活動に入り込んでくると随分違うと思う。
  • 事務局:例えば、県民プラザに備え置きが可能であれば、置かせていただくなどではいかがでしょうか。
  • 会長:そこは、市民活動を確立した人たちが使うところではないか。「これから何をしたいのか自分で考えてみよう」といった人たちに配りたい。例えば、学校の保護者などはどうか。
  • 事務局:学校関係の委員にお伺いしたいと思います。
  • 委員6:団体の方に渡して、「一番読んでもらえそうなところ置いてください」と投げかけたならば、きっと学校に持ってくるだろうと思う。その時に保護者会などに広げることができる。これだけの団体が様々な手段を持っているのだから、預けたらすごく広がるのではないか。
  • 会長:学校ルート、さらには団体から自主的にこの冊子を広げてもらうルートなどがあると良いかもしれない。
  • 事務局:否定的なお話に受け取られてしまったかもしれませんが、こういった計画などを、スーパーマーケットなどに置くことは難しいと思っています。公共交通機関に置くという事も先ほど紹介した事例から難しいであろうと推測しています。今回、アンケート調査やヒアリングをしたたくさんの団体の方に、出来上がった物をご提供することは当初から予定しているので、そのような団体さんに複数の部数をお配りした結果として、波及効果が現れるというのがベストだと思っています。学校では、どのような形で置くことが出来るのか想像がつきませんが、可能であれば何らかの形で、事例集だけでも、ご協力をお願いしたいと考えています。
  • 会長:苦労を増やしてしまったら申し訳ないが、広げるルートを考えていただきたい。柏市内の大学が置いてくれるような気がするが。
  • 副会長:さきほどの生涯に渡ってというものは、必要な時期に、必要な事を学ぼうという意味である。
  • 事務局:その点は理解しています。
  • 副会長:加えて、お互いにつながっていこうという事で、自己完結型ではないということも考えている。
  • 事務局:生涯学習を通じて人々が、最終的に地域づくりにつながっていく、これほど良いことはないと考えています。生涯学習をツールとして使ってもらった結果として地域づくりがより良くなっていく、といった考え方が根底にあります。
  • 副会長:タイトルにその考え方を反映させてほしい。
  • 事務所:ネーミングについては、複数の委員さんから情報提供していただいて、適切なものを選びたいと考えております。
  • 会長:全体のバランスを踏まえて、上手く検討していただきたい。
  • 委員2:広報の手段で、NHK文化センターの利用も、やり方次第で可能だと思う。民間と行政とどのようなコラボレーションが出来るかはお互いの知恵の出し合いではないか。
  • 会長:現在公共施設で、民間教育事業者のチラシも置いているのを見かける。逆方向も有り得て、それは利用者にとって両方とも見ることができるので悪い話ではないと思う。民間の扉をノックしてみてほしい。
  • 事務局:なかなか難しいと思っています。
  • 会長:試してほしい。予定時刻となったため、以上で終了する。本日の意見を踏まえ、修正を行うが、今後、当協議会が開催されないため、会長一任でよろしいか。
  • 委員一同:異議なし。
  • 会長:それでは、当協議会は以上となる。ありがとうございました。

7 傍聴者

1人

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