平成28年度第3回柏市通学区域審議会会議録
1 開催日時
平成28年12月20日(火曜日)午前10時~11時15分
2 開催場所
柏市大島田48番地1 柏市沼南庁舎5階501会議室
3 出席者
委員
森会長、石井副会長、阿比留委員、塚本委員、荻村委員、加藤委員、池田委員、渡辺委員、川本委員、佐々木委員、植松委員、座間委員、福士委員、高市委員、一瀬委員、野中委員
事務局
河嶌教育長、山本学校教育部長、飯田学校教育部次長、宮武生徒指導室長、五津統括リーダー、鈴木主査、佐藤主事
4 議題
審議事項
- 柏の葉小学校の通学区域の一部変更について(答申)
- (仮称)柏北部中央地区新設中学校の通学区域について(答申)
5 議事
審議事項に関して前回の審議会で資料提示できなかった事柄について
事務局から補足説明をし、答申を受けた。
補足説明
- 柏の葉小学校の今後の推計と受け入れ対応について
前回の審議会では、平成30年度までの学級数推計であったため、平成34年度までの学級数推計を追加で説明。保有教室24教室に対して、平成30年以降は27学級以上になり、保有教室では受け入れが困難になると予想される。受け入れの対応としては、新設中学校の普通教室を活用や、小学校の特別教室を普通教室に改修、中学校の多目的室等の活用をしながら柔軟に受け入れを行う。それでも超過する場合には、小学校の敷地内に仮設校舎を建設するなどの対応を行うことを考えている。 - 田中小学校の推移
前回の審議会では、区画整理事業で児童が増加することのみを説明したが、今回具体的な状況や数値について追加説明。保有教室27教室に対して、普通学級と特別支援学級を合算すると平成32年度以降に28学級以上となり、保有教室での受け入れが困難になると予想される。田中小学校の通学区域の約半分は区画整理事業地であり、宅地開発が進む余地が多いため、今後開発が進むにつれ児童が更に増えることが予想されている。
審議事項
(1) 柏の葉小学校の通学区域の一部変更について
- 柏の葉小学校通学区域北端隣接地
- 現指定校の田中小学校で将来的に増加する児童の受け入れ課題を軽減。
- 宅地開発により居住が開始する前に変更し、想定される混乱を解消。
- 隣接地域との通学する進路の交差を解消。
以上を目的に、通学区域を田中小学校から柏の葉小学校に変更。
- 柏の葉小学校通学区域南端隣接地
同町会内で別学校の通学区域となっていることにより町会活動に支障が生じているため、課題を解消することを目的に、通学区域を高田小学校から柏の葉小学校へ変更。
また、変更により該当地域の通学時間は短縮される。
(2) (仮称)柏北部中央地区新設中学校の通学区域について
- 柏の葉小学校と新設中学校は区画整理事業地で増加する児童生徒の受け入れを目的として設置すること
- 新設中学校は柏の葉小学校と施設を供用し、連携した教育活動を基本コンセプトの1つとしていること
以上のことから、新設中学校の通学区域は、柏の葉小学校通学区域を基本とする。
なお、新設中学校の通学区域を設定した場合、隣接校となる田中中学校、柏第五中学校、西原中学校、松葉中学校では、平成34年度までの学級数の推移も適正規模(12~24学級)の範囲内で推移し、新設中学校開校によって小規模化するなどの課題はないことが見込まれる。
答申概要
審議の結果、当該地域を柏の葉小学校の通学区域に変更することは妥当である。
合わせて、当該地域を(仮称)柏北部中央地区新設中学校の通学区域に変更することは妥当である。
変更期日
- 柏の葉小学校の通学区域の一部変更
平成29年4月1日 - (仮称)柏北部中央地区新設中学校の通学区域
平成30年4月1日
以下、質疑
(意見1)
柏の葉小学校では約8割の児童が大規模中高層共同住宅から通学しており、登下校時などには通学路に児童が集中してしまうことが想定されるが、通学路安全対策についてはどうなっているのか。
(回答1)
大規模中高層共同住宅からの通学路で、県道守谷流山線と交差する箇所については、登下校時に児童が集中している。そのため、通学する時間帯には当該交差点で保護者が見守りを行っている状況である。今後も継続し安全対策に努めていきたい。
また、現在は未整備であるが、区画整理事業にて新規道路の計画が予定されているため、完成すれば通学する児童・生徒は分散すると見込まれる。
今回変更される地域から柏の葉小学校までの通学路も歩道は整っていることから安全であるとは考えているが、引き続き安全対策に努めていきたい。
(意見2)
新規道路の開通時期及び形状はどうなっているか。
(回答2)
時期は未定であるが、区画整理事業が平成34年度までであるため、それまでには完成すると考えられる。また、歩道の確保や信号機の設置についても未定であるが、安全の確保には教育委員会として働きかけを行っていきたい。
6 傍聴者
傍聴者 0名