平成28年度第2回柏市通学区域審議会会議録
1 開催日時
平成28年11月22日(火曜日)午前9時30分~11時30分
2 開催場所
柏市大島田48番地1 柏市沼南庁舎5階501会議室
3 出席者
委員
森会長、石井副会長、阿比留委員、塚本委員、荻村委員、加藤委員、池田委員、渡辺委員、川本委員、植松委員、座間委員、福士委員、高市委員、一瀬委員、野中委員、秋元委員
事務局
河嶌教育長、山本学校教育部長、飯田学校教育部次長、宮武生徒指導室長、五津統括リーダー、佐和統括リーダー、鈴木主査、佐藤主事
4 議題
審議事項
- 柏の葉小学校の通学区域の一部変更について(諮問)
- (仮称)柏北部中央地区新設中学校の通学区域について(諮問)
5 議事
審議事項
議題に関する資料について事務局から説明をし、審議事項については諮問書を提出した。そのことに関する項目について会長の進行により審議を行った。
- 柏の葉小学校の通学区域の一部変更について
柏の葉小学校の通学区域のうち、以下の2つの地域について通学区域を変更したい。- 柏の葉小学校通学区域北端隣接地(現 田中小学校通学区域)
当該区域は現在は居住者がいないが、指定校である田中小学校へ通学する場合に、柏の葉小学校の通学区域の一部を通過することになる。
また、柏の葉小学校へ通学する児童の進行方向と田中小学校へ通学する児童が異なった方向へそれぞれ進行することになってしまう。
そのため、区画整理事業による宅地開発で居住が開始する前に通学区域の変更を行う必要があるため、通学区域を田中小学校から柏の葉小学校に変更したい。 - 柏の葉小学校通学区域南端隣接地(現 高田小学校通学区域)
当該区域は東十余二町会に属する区画整理事業地の中で、唯一高田小学校の通学区域に設定されており、町会活動に支障があるなどの意見が寄せられている。
そのため、通学区域を高田小学校から柏の葉小学校に変更することで解消をはかりたい。
また、今回の変更地域以外にも区画整理事業地は残されており、引き続き柏の葉小学校の将来児童数推計を考慮しながら通学区域の検討を行っていく予定である。
- 柏の葉小学校通学区域北端隣接地(現 田中小学校通学区域)
- (仮称)柏北部中央地区新設中学校の通学区域について
柏の葉小学校及び新設中学校の設置の目的は、区画整理事業地で増加する児童生徒の受け入れを行うことである。
また、計画時点から、柏の葉小学校と新設中学校を連絡通路でつなぎ、施設を供用し連携した教育活動を行うことで、教育理念の達成や中一ギャップの解消を図ることを予定していた。
以上の観点から、新設中学校の通学区域は柏の葉小学校と同一の通学区域としたい。
以下、質疑
- (質問1)
受け入れ側となる柏の葉小学校の現在の児童数・学級数や今後の推移はどのように想定しているのか。
また、保有する教室数で受け入れはできるのか。
(回答1)
柏の葉小学校は平成28年度児童数626人・学級数21学級、平成29年度見込みは児童数735人・学級数24学級、平成30年度見込みは児童数859人・学級数27学級となり、その後も毎年度1学級程度増加する見通しである。
柏の葉小学校が保有する普通教室は24教室であるため、平成30年度には学級数が保有教室数を超えるが、新設中学校の教室を活用し、小学校の高学年を受け入れする予定である。
(質問2)
柏の葉小学校に通学区域を変更する理由は何か?現在の田中小学校では受け入れはできないのか。
(回答2)
田中小学校の通学区域内では、柏北部東地区の区画整理事業により宅地開発が進んでおり、児童数が急増している。
そのため、田中小学校でも将来的な児童の受け入れに課題がある。
(質問3)
区画整理事業地について通学区域の検討を今後も行うとのことであるが、考え方は「前提として全ての区画整理事業地を柏の葉小学校に変更する」なのか「状況によって、柏の葉小学校に変更する」のか、どちらか?
(回答3)
後者である。今回は開発の進捗がまだ定かでない状況だが課題の想定される地域から優先的に変更するものである。
(質問4)
通学区域変更に伴い、児童の手続きはどうなるか?
(回答4)
就学児童については意向調査を行い、希望した学校に通学できるようにする。
また、未就学児童のうち5歳児については、就学時検診を現指定校で受診することになるが、就学先については希望した学校に就学できるようにする。 - (質問5)
他の中学校と小学校の通学区域は一対一の関係でない状況の中、新設中学校の通学区域を柏の葉小学校の通学区域を基本として設定する理由は何か?
(回答5)
柏の葉小学校の児童は、小学校の頃から中学校校舎で学び、連携教育が強化できる施設環境であるため、仮に他小学校から受け入れた場合に、柏の葉小学校から進学する生徒と学ぶ環境に差が生じることは望ましくないと考えるためである。
6 傍聴者
傍聴者 0名