平成25年度第3回柏市地域公共交通会議
1 開催日
平成26年1月29日(水曜日)午前10時~11時40分
2 場所
柏市役所本庁舎 第5・6委員会室
3 出席者
1.委員
石井委員(会長)、藤井委員、竹内委員、吉﨑委員、瀬戸委員、窪田委員、片岡委員、村越委員、沓澤委員、清水(操)委員、池田委員、中村委員(渡辺氏代理出席)、新堀委員(浅野氏代理出席)、飯田委員、南條委員、清水(克)委員、
2.事務局
柏市土木部交通政策課 大山副主幹、増田主事
3.傍聴者
なし
4 議題
かしわ乗合ジャンボタクシー運行ルートの事業計画変更(路線変更)について
5 報告
- 予約型相乗りタクシー「カシワニクル」の利用状況等について
- 消費税改定に伴う運賃の取扱いについて
6 議事(概要)
主な質疑応答
- 委員
カシワニクルの当初の見通しと現在の利用状況の兼ね合いは。 - 事務局
コミュニティバスの20人を利用目標としている。現時点では達成していない。事業者による自主事業化に向けては40人が目標。1日あたり利用者の最大は9月で9.3人/日 - 委員
利用者の時間など特性はあるか。 - 事務局
現状は、朝・夕が多い。一番利用の多い「いこい荘」は朝行って、夕方に帰る人が多い。2番目に利用の多い「逆井駅」も朝・夕の利用が多い。通院は午前中利用の傾向があり。午後は比較的少ないのが現状。 - 委員
現在登録者数255人(12月末)となっているが、これを倍にする目標を立てれば、利用者も増えるのでは。 - 事務局
当然会員が伸びなければ、利用者も増えない。柏市として会員を増やす努力をしている。広報・チラシの啓発活動、地域のイベントでの案内、ケアマネージャーへの啓発、また全戸回覧を予定。目にとまるようにしていく。 - 委員
乗合ジャンボタクシーのルート変更に係る停留所設置について、警察との協議は整っているのか。 - 事務局
1月27日に柏警察に書類を提出した。また規制係の方と現地では今のところ問題ないと言われてる。 - 委員
南柏自動車教習所から変更された部分は狭くて危険ではないか。定時制を優先するだけではなく、安全性も大事にするべき。 - 事務局
安全が第一としている。安全性を確保し、利便性を高めていきたい。また当然のことであるが、法定速度の遵守、一時停止の徹底を運行事業者にお願いしていく。 - 委員
団地の新設はタクシー協会としては、顧客を奪われる可能性があり、賛成とは言えない。今後このような町会の意見や市議会からの意見があると思うが、どう対応していくのか。 - 事務局
タクシーの顧客を奪うのではなく、タクシーを料金的に使えない人に使ってもらればと思う。今回は地域の意見として要望を受け、最低限のダイヤ運行で走らせる。市としてはバス・タクシーなどの公共交通を第一としている。競合しては元も子もない。今回の変更で一部顧客が転換してくるかもしれないが、これまで家にこもっている人が外出する機会を創出できればよいと考える。 - 委員
公共交通については、どこの自治体も様々な悩みがある。柏市だけでも北部・中央・沼南地域と全然地域特性が異なるが、各地域特性を把握し、決め細やかな対応をしていくことが大事。タクシーはどこにでもいけるという利点がある。 - 委員
全国的にデマンド交通の成功事例は多くない。成功しているところを見ると、地域のコミュニティに入り、地域の人たちと組んでやっている。またバス・タクシーなどの公共交通とどう連動していくかは課題。 - 委員
市の福祉部では地域包括ケアを行っている。そちらの方とも話をしてみると良いのでは。公共交通に福祉の観点も必要。 - 委員
富士宮市のデマンド交通は、福祉施設と手を組んでいる事例がある。