平成25年度第1回柏市地域公共交通会議
1 開催日
平成25年7月19日(金曜日)午後2時~3時15分
2 場所
柏市役所本庁舎 第5・6委員会室
3 出席者
1.委員
石井委員(会長)、藤井委員、竹内委員、吉﨑委員、瀬戸委員、窪田委員、花崎委員、片岡委員、村越委員、沓澤委員、清水(操)委員、池田委員、新堀委員、飯田委員、南條委員、清水(克)委員、荒木委員(矢崎氏代理出席)
2.事務局
柏市土木部交通政策課 佐藤主幹、大山副主幹、石橋副主幹
3.傍聴者
1名
4 議題
- 予約型相乗りタクシー「カシワニクル」事業計画変更(案)について
5 報告
- かしわ乗合ジャンボタクシー(南増尾・逆井コース)運行ルートの変更(追加)について
6 議事(概要)
主な質疑応答
- 委員
手賀方面の乗降場所が少ないのではないか。 - 事務局
公共公益施設や商業施設の他、周辺の設置状況を勘案し、ゴミ集積所等も乗降場所としている。現在約360箇所を設置済である。 - 委員
乗降場所の看板は全箇所にあるのか。 - 事務局
現在、公共公益施設等の人の利用が多い施設を中心に設置している。 - 委員
地域住民への周知という観点では様々な箇所への設置は効果的である。 - 事務局
ゴミ集積所への設置は難しいと考えるが、設置箇所の拡大については今後検討したい。 - 委員
区域外乗降場所に名戸ヶ谷病院がない。今後の高齢化を踏まえると利用できるようにすべきである。直接行けないのは他の公共交通への配慮からか。 - 事務局
名戸ヶ谷病院には沼南庁舎周辺から送迎バスが出ており、そこまで路線バスやカシワニクルを利用し乗継により病院に行く。あるいはタクシーで直接病院まで行くなど複数の選択肢がある。
直行便がないため乗継ぎの手間はあるが、他の公共交通との役割分担は必要と考える。 - 委員
今後予定している道路運送法4条申請と実証実験を時系列的に説明してほしい。 - 事務局
当初より実証実験期間の位置付けは26年3月までであり、実験に必要な道路運送法21条許可は最長でも1年であることから、26年1月15日以降の道路運送法許可が必要となる。市では今回4条許可を得た上で運行を継続するが、3月までは実験としての位置付けになる。 - 委員
20人という目標実現の見通しはあるのか。 - 事務局
20人の利用目標に関しては、今後も引続き利用者への周知を行うことで人数を伸ばしていきたい。他市からも周知には一定の時間が掛かると聞いており、本市としては1年程度は時間が必要と考えている。 - 委員
デマンド交通が路線バスやタクシー等、他の交通に過度な影響を与えないような配慮が必要である。あまり利便性を高めると他の交通が衰退し、結果として地域にとってマイナスとなる。
- 委員
住民への周知としてカシワニクルのリーフレットを作成したのは良いことである。しかし、利用者の大半が高齢者である現実から、現在のリーフレットは情報量が多すぎて高齢者は敬遠してしまい、せっかく作っても活用されないこととなる。利用者が知りたい要点のみを伝えればよいが、加えて実際の利用者に感想を聞き、カシワニクルの使い勝手などの良かった点を紹介すると、さらに良いのではないか。 - 委員
利用者増加に向けては、市が実施している周知対策とともに利用者による口コミが重要である。カシワニクル利用者が仲間に教え,さらにそのまた仲間へと広がることで利用促進に繋がっていく。 - 委員
柏市の乗合率は1.3人とのことだが、他では静岡市が1.2人と柏市と同様の状況にある一方、富士宮では2.2人という数値が出ている。この乗合率は効率運行という点で重要な要素であり、実験の中で移動トリップを分析し、どのような動きや需要があるかを把握し、効率的な運行に繋げる必要がある。 - 委員
柏市の運行委託におけるインセンティブ制度は経費削減では効果的だが、補助ありきの運行という側面もあるので、将来に亘り持続可能な手法を検討していく必要がある。
7 次回開催予定
次回会議は25年9月末から10月上旬を予定。
会議資料
平成25年度 第1回 交通会議資料(PDF形式:5,003KB)
資料1 事業計画変更(案)(PDF形式:80KB)
資料2 運行区域新旧比較図(PDF形式:2,648KB)
資料3 主な乗降場所一覧(PDF形式:66KB)