平成28年度第2回柏市産業振興会議会議録
平成28年度第2回柏市産業振興会議会議録
1 開催日時
平成29年2月7日(火曜日)午前10時~正午
2 開催場所
柏市役所 別館4階 第5会議室
3 出席者
(1)委員
荒木委員、石澤委員、荻野委員、後藤委員、染谷委員、高野山委員、中田委員(会長)、中屋委員、原田委員、坂内委員、藤井委員、伏野委員、吉田委員(副会長)(13人/14人)
(2)市・事務局
平島経済産業部長、染谷経済産業部次長、小島商工振興課長、他5名
4 傍聴者
2名
5 議題(柏市産業構造分析調査)
- 第1回会議での主な意見と対応方針
- 近隣市における産業動向
- 柏市産業構造分析調査の全体像
- 統計データに基づく市内における産業動向(追加報告)
- 郵送調査・訪問調査結果
- 調査の進捗(第2回会議のまとめ及び調査報告書構成案)
6 配布資料
03_資料1 第1回会議での主な意見と対応(PDF形式 533キロバイト)
04_資料2 近隣市町村における産業動向(PDF形式 1,661キロバイト)
05_資料3 柏市産業構造分析調査の全体像(PDF形式 388キロバイト)
06_資料4 統計データに基づく市内における産業構造(追加報告)(PDF形式 1,039キロバイト)
07_資料5 郵送調査/訪問調査結果(PDF形式 1,414キロバイト)
08_資料6 調査の進捗(第2回会議のまとめ及び調査報告書構成案)(PDF形式 812キロバイト)
7 議事要旨(主な意見)
- 今、地域間競争になっている。柏市だけでなく、東葛地域やTX(東京、つくば)のような広域でとらえる。良い意味の競争をしながら、周りと連携すれば柏が潤うと思う。
- 顧客が求める納期などの時間が短くなる中で、スピード感を考えると、実際のものづくり現場が近くにあるということは、条件として非常に大切。
- 柏には交通の優位性、産業支援機関、病院を含めた研究機関などの地域資源が多いと思う。これらとの関わりの中で、ものづくりや地元の中小企業に何ができるか、絵を描かなければいけない。チャンスや機会を増やすために、足元の資源は何でも活用しなければならない。
- 大手企業は海外で戦うことができるが、中小企業はどうしても地元で頑張らなければならない。特に若い人のグループを作って交流を図り、その中で新しいものを考えて、地場で生きていけるような支援策があれば良い。
- 専門的なことに興味があって、製造業に明るい未来を感じている学生が集まれる場所づくりが必要。
- 柏市の従業員数が10年間で32パーセント減少していることから、高校生や大学生のような若い世代を、ものづくり産業に関わる課外授業などによって、関心を向けられたら良いと思う。
- イベントなどで、ものづくり企業と若い人たちの一体感が醸成できるようになれば良い。
- 従業員数の減少は感じており、働く形態としてはパートが増えている。
- 例えば「働くなら柏で」のように、人を集める工夫をしなければ、企業は来ないと思う。働き手もいなくなる。製造業も、いかに人を確保するか、本当に考えて行かなければならない。
- 「働くなら柏で」というイメージづくりを、まちを挙げて行えば、少しづつ何かが見えてくる気がする。
- ターゲットを絞って広告するのなら、(成長産業と言われる)AI、IoT、ビッグデータ、ライフサイエンスといった分野だと思う。
- 大きな課題として、ハブとなるような中心的企業を持つ必要がある。
- 何年もかけて(従業員が)技能を上げるところ、新しい設備の導入によって簡易に実現するようになる。非常に時間を要した作業が、IT化によって、とても速く出来るようになる。
- 今後は、研究開発などに力を入れて、イノベーションを起こしていくことが必要。
- ベンチャー企業(IT系)は本当に男女の差が無くフラットな感覚を持っている。一方でものづくり系は、未だに男性比率が高いと思う。例えばIoTなどの新しい流れによって、女性が入りやすい環境や機会が生まれるかもしれない。
- IoTや機械、ソフトが融合することによって、これまで力仕事だったものが、女性でも出来るようになる。
- ベンチャー企業、特に若い方は、立地する場所として居住環境を非常に重視している。子育てする上でも、都心ではなく、郊外の自然豊かな場所を選んでいることから、環境を整えてあげることが重要だと思う。