平成25年度第1回柏市産業振興会議会議録

開催日時

平成25年12月19日(木曜日)午後3時から午後5時

開催場所

柏市役所本庁舎 庁議室

出席者

委員

市村委員、五十嵐委員、石澤委員、染谷委員、青木委員、丸山委員、籠委員、山田委員、国分委員、中屋委員、畔高委員、伊藤委員、砂川委員、有金委員

事務局

市長、大竹経済産業部長、小宮山商工振興課長、阿藤主査、松本主事、山田主事

内容

  1. 委嘱状交付
    出席委員14名に委嘱状交付
  2. 会長選出
  3. 柏市産業振興会議設置要領 第3条 に基づき、委員の互選により、籠委員を会長と決定する。
  4. 副会長選出
    同要領に基づき、委員の互選により、山田委員を副会長と決定する。

議題(要旨)

  1. 柏市観光基本計画の全体像、概要について説明
    今回は骨子部分の素案であり、観光計画の基本的考え方、施策の方向と方針、観光振興の方策について事務局から説明した。
  2. 観光基本計画(案)について意見交換
    上記1を説明した上で、会長から各員に対し、意見等を促した。

主な質疑・応答

1、3章について

  • 委員
    計画の推進期間は、短期・中期・長期の期間を設けるとのことだが、現実的な問題として、その期間をどのように定めるのか。また、事業を誰が進めていくのか。
  • 事務局
    推進期間については、すぐにできる事業を短期と定め、社会情勢に合わせるものや事業費がかかるものについては、中期・長期で定めていきたい。また、市だけでなく、民間企業でやろうとしている取組みも入れていきたいと考える。
  • 委員
    4つでゾーニング設定をする場合、沼南地区は手賀沼エリアのみなのか。観光誘致となると広げる必要があるのではないか。
  • 事務局
    エリア全体としては、手賀沼は広めに捉えている。 農業や文化など様々な資源があるためゾーンは例示であり、エリア立ては、これからも検討していきたい。

4章-1 柏駅前商業型観光の推進について

  • 委員
    柏駅前でやったイベントは、どこまで人に伝わっているのか。全ての施策に共通するが、情報発信は広域に伝わるよう工夫が必要だと思う。
  • 委員
    ホームページでイベント発信しても、そこへアクセスする手間が出てしまう。最近では、新聞やコミュニティ紙の折込みが有効になってきている。
  • 委員
    柏まつりなどの市のイベントが、中心市街地のイベントと化している。柏駅と柏の葉キャンパス駅のそれぞれの周辺住民が分離しているように思えるので、柏市民として全体でイベントを盛り上げるきっかけをつくってほしい。
  • 事務局
    市でイベント発信をしている主なツールは、広報かしわとホームページであり、必ずしも行政のツールと各イベント主催団体の情報が一体となっていないのが現状である。お互いが情報を共有し、地域でなく、市のイベントとしての認知を高めていく努力をしていく。

4章ー2 あけぼの山公園エリアの活用推進について

  • 委員
    あけぼの山公園へアクセスしやすい道路を新設できると良い。また、花の咲く時期やイベント時期に道路が混んでしまうので、通年魅力のある観光づくりをしてほしい。
  • 事務局
    アクセス問題は、費用や県との調整をはかっていかなければならない。駐車場問題も含めて、中・長期的に考えていきたい。
  • 委員
    あけぼの山公園周辺に観光客がきてもらうと同時に、その周辺の農家とのトラブルを招く恐れもある。お互いに気持ち良く、交流できる観光を目指してほしい。
  • 委員
    柏の葉キャンパス駅とあけぼの山公園周辺へ行くとなると、バスや電車を乗り継がなければならず、遠回りである。日常の中でも、あけぼの山の言葉を目にする機会がない。近くにありながら、情報が入ってこないので、周知について力を入れてほしい。

4章ー3 手賀沼周辺の農業や自然環境を活かしたエリアの活用促進について

  • 委員
    手賀沼は、近年サイクリングなど多くの方々に利用されている。利用に当たっては、トイレと飲食できる場所があることが重要だと思う。
  • 委員
    手賀沼に農家レストランが出来たとしても地元野菜を使った、沼南らしさがあるものでなければならない。
  • 委員
    手賀沼周辺では、野菜や米の収穫もされているが、市民でもまだ認知されていない人もいる。農家からの情報発信や収穫体験を多くの方に、知ってほしい。
  • 委員
    施設ができるだけでなく、今の景観整備にも力を入れてほしい。

4章ー4 柏の葉キャンパス駅周辺地域でのビジネス型観光の強化

  • 委員
    産業観光と考えた時、ターゲットを誰にすればよいのか。
  • 事務局
    地域の特色からみると、外国人や研究者などのビジネス客をターゲットとしている。ビジネス客でも仕事や学会が終わった後に、柏のまちを見て、観光してもらいたいと考えている。
  • 委員
    企業や工場の見学ができるツアーを組んでほしい。
  • 委員
    事業所だけでなく、地元の小学校で科学や社会科の郊外学習として、ものづくりをみせる工場見学ができると良い。商業圏でありながら、産業や工業にも強い一面もアピールしていく必要がある。

4章ー5 プロモーション活動の促進とシビックプライドの醸成

  • 委員
    市民文化会館を利活用してほしい。例えば、コンサート会場として機能ができるようになれば、まちとの連動性を高めることで、回遊させることもできるのではないか。
  • 委員
    イベント同士が重なるのは、非常にもったいない。イベント情報を統率してほしい。
  • 事務局
    イベント情報を集め、管理・整理できるかが今後の課題になる。
  • 委員
    市のホームページは、市主催のイベント情報に偏っている。また、柏駅周辺と柏の葉キャンパス駅周辺の地域では、情報伝達にムラがあり、お互いの情報が上手く伝わっていない。
  • 事務局
    行政、民間、地域における観光ポータルサイトを考えていきたい。
  • 委員
  • 目標の数値設定を立ててほしい。数値目標を掲げることで達成意識も芽生えてくると思う。

傍聴者

(1)傍聴者

1人

(2)傍聴者の状況

傍聴者要領に反する行為は、見受けられなかった。

関連ファイル