平成26年度柏市不法投棄対策協議会会議録

1 開催日時

平成26年7月24日(木曜日)午後1時30分から2時30分まで

2 開催場所

ウェルネス柏 会議室2

3 出席者

〔委員〕
村越委員、田原委員、森田委員、染谷委員、野口委員、福永委員、桑原委員、往田委員、岩城委員、中野委員、戸塚委員 (11名出席)

〔事務局〕
伊原環境部長、環境サービス課:鹿倉課長、座間主幹、高木副主幹、飯塚主事

(傍聴者なし)

会議内容

1.会長挨拶

2.部長挨拶

3.市職員紹介

4.議事

  (1) 平成25年度不法投棄対策事業報告について

  (2) 不法投棄防止カメラ設置報告

  (3) 平成26年度不法投棄対策事業計画(案)

5.その他

議事

平成25年度不法投棄対策事業報告及び平成26年度不法投棄対策事業計画(案)について事務局より説明後、協議を行ない、事業計画について事務局案のとおり承認された。また、防止カメラの設置について報告を行った。

主な質疑

・タイヤの処分量が24年度に比べ倍増している。これは、増税だけが理由でないように思える。具体的に、捨てられている場所等特徴的なことを教えてもらいたい。

⇒市によるパトロール等を実施する中で、山際と道路の水路に埋まって見えないものがある。そういったものが通報により発見され、1箇所に30~40本といった量が発見される。結果、量が多くなる。

・つまり25年度に捨てられたものでなく、過年度に捨てられたものが発見されたということか?

⇒その可能性もある。いつ捨てられたものかはわからない。場所は旧沼南地区の布瀬のあたりで発見されるケースがある。そして、タイヤは市で処理できないため委託処理を行っている。3月に発注したものなど、多少前年度の残数が積み重なっている。また、ごみ集積所に排出されるといった悪質なものもあり、これらが積み重なって25年度の数字となった。

・タイヤ業界の都合ということはないのか?

⇒そのようなことはない。タイヤ業者は全てリサイクルを実施しており、熱回収をしている。

・手賀沼周辺について、ゴミを発見した際は通報したほうがいいのか?いつのまにかゴミがなくなっているように思うのだが。

⇒ボランティア、国土交通省、土地管理者の方々ご協力をいただき回収をしている。また市に通報いただければ、処理を行う。

手賀沼沿いの白井市との境に、いつも冷蔵庫やタイヤ等が大量に捨てられている。そこには看板がほしい。

・その場所については、国土交通省の管轄である。投棄者特定ができない不法投棄が多いため、すぐに業者回収の対応を行っている。また、パトロールはほぼ毎日実施している。

・皆さん勘違いしているが、手賀沼、大津川は千葉県の管轄である。それにもかかわらず、当協議会内には県の委員がいない。国の職員は管理者ではあるが、手賀沼、大堀川、大津川は県の管理である。

⇒今後、県に要請をする。数年前まで委員として入っていた。委員縮小の関係で、現在は委員として入れてはいない。

・柏土木事務所の方にはいてもらったほうがいい。

⇒県には要請する。

・タイヤの投棄について、最近ガソリンスタンドの閉店が目立つが関係あるのか?

⇒どこから排出されたタイヤかを判別することはできないので、回答は難しい。

・大井から沼南道の駅までボランティア清掃をしているが、側溝にはゴミがたくさんあるにもかかわらず、車の往来が激しく危険で清掃ができない。どうしたらよいか?

⇒確かにボランティアだけでは厳しいかもしれない。もし今後そのような状況でボランティアを実施していくのであれば、市のほうと協議をしながら進めさせていただきたい。ゴミゼロ運動時などにあわせて実施をしていただくのも一つの方法である。

・他市との意見交流会の中で意見としてあがった印西市のセンサーライトは、どのような効果があったのか。また、他市から何か優れたアイディアは出たのか。

⇒センサーライトを設置する意義は、不法投棄防止カメラを目立たせ、抑止力につなげることにある。ただし、設置効果については不法投棄処理量との相関性がないことから、この場で申し上げることはできない。また、各市の防止対策は非常に似ており、新たな施策よりは現状設置している防止カメラの効果性の向上等に注力している。

・2月15日号広報かしわで、ぽい捨てに関する記事が一面に出ていた。いい企画だと思う。タイミングをみながら広報に出してもらえると、効果も上がる。また、不法投棄防止講座は今まで実施したことはあるのか?

⇒昨年は高柳高校の生徒を対象に実施した。

・流通経済大学付属高校の生徒が530の会と一緒に数回清掃活動をしてくれている。ワールドカップでも試合後日本人がごみを拾い、非常に評判がよかった。これからはそういった活動が増えてくると思うので、ぜひ紹介してほしいし応援してあげてほしい。

⇒取り組みの紹介等については、今後検討していきたい。

その他(委員報告)

・ぽい捨ては同じ箇所で頻繁に起こる。集積所に出せるようなごみが多い。いつも同じ人が投棄しているのではないかと思う。

・草が非常に伸びているところに不法投棄が目立つ。庭木を切ったようなものが、多いときは軽トラック10台分くらい投棄されていた。テレビの不法投棄は減少している。捨てられるたびに拾うということをしていくしかない。見廻り、看板設置はしているが、効果は少ない。

 (午後2時30分閉会)

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