平成22年度第1回不法投棄対策協議会会議録

1 開催日時

平成22年6月29日(火曜日)午後1時30分から午後3時10分まで

2 開催場所

柏市役所 第2庁舎5階 第3委員会室

3 出席者

〔委員〕

今津委員、山下委員、金子委員、石橋委員、結城委員、福永委員、桑原委員、往田委員、岩城委員、中野委員、戸塚委員、大久保委員  (17名中12名出席)

〔事務局〕

橋本環境部長
環境サービス課:坂巻課長、鹿倉副参事、中村主幹、座間副主幹、川村副主幹

〔庁内連絡会議構成員〕

公園管理課、道路維持管理課、排水対策課、産業廃棄物対策課、北部クリーンセンター、南部クリーンセンター(傍聴者なし)

会議内容

1 委嘱状交付

新委員2名に委嘱状を交付 (理由:所属機関の人事異動による)
(委嘱期間:平成22年4月1日~平成23年7月9日)

2 議事

(1)平成22年度 不法投棄対策事業計画(案)について

事務局より説明後、事務局(案)のとおり承認された。

事務局からの説明資料を見る(PDF形式:82KB)

(2)不法投棄防止カメラの移設について

事務局より説明後、正連寺こんぶくろ池付近への移設が承認された。

事務局からの説明資料を見る(PDF形式:104KB)

【主な質疑】

委員)防止カメラ移設候補地の「こんぶくろ池付近」は好適地と考える。その付近では、柏の葉キャンパス駅前からの新しい広い道の植え込みに多く捨てられている。そのために教習所裏側のごみ捨てがいくらか減ったのではないか。

委員)防止カメラ移設後、カメラの向いている方向は捨てられないが、向かない方向は捨てられるのではないか。何か対策はあるか。

事務局)検討をしてみる。

委員)捨てられるごみは、どういう物を捨てる傾向なのか?

事務局)リサイクル料がかかる家電製品が単体で捨てられることが多い。

事務局)産業廃棄物の投棄は減少している。中核市になり、県警から警察官が派遣され、柏市に捨てるのは、検挙されやすいと思われているのではないか。

委員)捨てられた家電品から、排出者を特定することはできるのか?

事務局)購入時にリサイクル料を負担させなければ、無理ではないか。自動車の例と同じく、システムを変えて、しばらく定着するまでは時間がかかると思われる。

委員)製造する側か、又は、売る側が対策を考えないと。さらに協議会のような場から行動を起こさないと、変わらないのではないか。

委員)きれいな段ボールがそのまま捨てられていることがある。捨てた人は、処分の仕方を知らないのではないか。

委員)事業計画の「啓発活動」について、不法投棄防止のPRだけではなく、処分の方法もPRしてはどうか?

委員)捨てる人は確信犯が多く、処分方法は分かっていても捨てるのではないか。

委員)クリーンセンターへの持込が有料になっているのはなぜか?

事務局)周辺の自治体がほぼ有料にしていることと、クリーンセンターへの持込が集中し、ほぼ100%の利用者が持込には車を使用していることから、周辺住民への道路の混雑、排気ガス、騒音、事故の危険などへの防止対策として有料にした。有料にすると、持込ではなく、自分の集積所に出してもらえるのではないかとの期待を込めたが、実際は、収集日まで待っていられないなどの理由から持込も増えている。

委員)近隣市情報交換会により、役立てられた事は何か?

事務局)

1.我孫子市が周辺では珍しく「防止カメラ」を1台も設置しないで、不法投棄を防止できている理由について、「住む人同士のつながりがお互いの監視として役立っているのではないか。」との情報を得たこと。

2.手賀沼を囲む近隣の四市で時期をそろえて、パトロールを実施したこと。

3.野田市の自動車工場から排出されたごみが、近隣市の各地に捨てられた事件について、情報の共有化が図れたこと。

委員)空缶が捨てられるのは大幅に減ってきた。家電品やタイヤが捨てられるのも処理費用をかけたくないことからのいわゆる景気の影響ではないか。

委員)イミテーションの看板でも設置すれば、防止効果はあると思う。

委員)人が生きている限りはごみが出る。ボランティアも協議会も継続していかない限り効果がでないだろう。

3 その他

1.【屋外広告物簡易除却委任制度】について道路維持管理課より説明

2. 次回の不法投棄対策協議会について事務局より説明

午後3時10分閉会