平成25年度第1回柏市保健衛生審議会会議録

1 開催日時

平成25年8月29日(木曜日)午後2時から午後3時15分まで

2 開催場所

柏市柏下65-1

ウェルネス柏4階 研修室

3 出席者

(委員)

小林会長、金江副会長、井上委員、植田委員、江角委員、佐藤委員、妹尾委員、多田委員、塚田委員、寺嶋委員、長瀬委員、中村(美)委員、野坂委員、宮委員、村川委員

(事務局)

関口副市長、山崎保健所長、下保健福祉部長、関保健所次長(総務企画課長)、上野保健福祉部次長(保健福祉総務課長)、広木保健予防課長、林生活衛生課長、坂巻成人健診課長、木内衛生検査課長、佐藤福祉活動推進課長、星地域健康づくり課専門監、総務企画課、地域健康づくり課

4 内容

  1. 新任委員の紹介及び委嘱状の交付
  2. 柏市保健所運営基本計画の中間見直しについて(諮問)
  3. 柏市新型インフルエンザ等対策行動計画の策定について(報告)

5 資料

6 議事(要旨)

副市長より小林会長へ諮問書を手渡し、柏市保健所運営基本計画の中間見直しについて、事務局より説明を行った。その際に出された主な意見・質問は次のとおり。

  • 「計画の視点」について、変更案から「地域包括ケアシステムとの連携策定」の文言が削除されているが、何故か。地域包括ケアシステムと健康づくりが連携することで、攻めの健康づくり政策を実施しやすくなるのではないか。
    →現在、保健福祉部で策定中の「柏市地域健康福祉計画」と重複しないよう整合性を図るため。地域包括ケアシステムと連携しないということではない。
  • 柏市健康増進計画について、発症予防への取り組みは分かりやすいが、重症化予防についてはどのようなことを想定しているのか。発症予防としてどこまで、重症化予防としてどこまでと、考えておく必要がある。治療とは異なるので、市としてどこまで取り組むのか、難しい点もあるが線引きが必要ではないか。
    →生涯自立して過ごせるようにしていくことが目標。市民に予防に対する知識を広めていきたい。具体の取り組みについては、皆様と相談させていただきたい。
  • 柏市健康増進計画について、市民との協働が見えてこない。柏市民健康づくり推進員が勉強しても、新規の目標項目である閉塞性肺疾患(COPD)やロコモティブシンドローム(運動器症候群)について分かりにくいので、啓発を進めてほしい。また、健診率の向上についても広報してほしい。
    →今後の課題として、検討していきたい。
  • 同じ建物に同居している保険年金課との連携は行っているのか。保険年金課の持つデータが無いと対策が立てられないのでは。
    →保険年金課が実施している特定健診で保健師が指導を行い、がん検診の受診率向上に役立てている事例がある。これからも連携を深めていきたい。
  • 新型インフルエンザも対策が必要だが、その他、新しい様々な感染症対策を踏まえて目標を立てた方が良いのではないか。
    →現在、「柏市新型インフルエンザ等対策行動計画」の策定作業をしているところである。新たな感染症対策についても、この行動計画の中に包含しており、対策を検討しているところである。
  • 「計画の視点」について、変更案を読んでも変わる点が分からない。例えば、近年の健康危機管理を考えるならば、心の健康は外せないと考えるが、柏市健康増進計画に盛り込まれていない。また、市民との協働というと、ともすれば市民に丸投げとなりかねない。健康づくりに対して、市は具体に何に取り組むのか。
  • 「健康増進計画の中での保健所の役割」がポイントになる。このあたりを盛り込んでほしい。
    →内容について、ご意見を踏まえ精査していく。
  • 「計画の視点」を変える必要性として、どのような「背景の変化」に着目したのかが分かると良い。また、市民との協働のあり方も変化してきているので、そのあたりについても説明が必要なのではないか。
    →背景については、社会情勢の変化でまとめていたが、次回までに書き込みをさせていただきたい。
  • 柏市新型インフルエンザ等対策行動計画について,新型インフルエンザの予防接種を打つ優先順位を早く医療機関が把握できると良い。
    →これまで経験した強みを活かして、より良い行動計画を策定したい。

7 傍聴

2名

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