保健衛生審議会会議録 平成21年4月23日

1 開催日時

平成21年4月23日(木曜日) 午後1時30分~3時まで

2 会場

柏市柏5丁目11番8号

柏市介護予防センター いきいきプラザ 2階研修室

3 出席者

(1) 委員

小林会長、宮地副会長、井上委員、大森委員、坂口委員、坂本委員、佐藤委員、妹尾委員、宮本委員、矢部委員、野坂委員、中村委員、多田委員、内富委員、長瀬がん対策専門分科会会長

(2) 事務局

木村保健福祉部長、山崎保健所長、下保健福祉部次長兼総務企画課長、加藤保健予防課長、矢島生活衛生課長、大塚地域健康福祉課長、平島保健センター所長、松尾衛生検査課長、宮島総務企画課副参事、酢崎総務企画課専門監(企画担当)、田中総務企画課副主幹(企画担当)、竹下生活衛生課専門監(環境衛生担当)、岩崎生活衛生課専門監(食品衛生担当)、山田生活衛生課専門監(食品衛生担当)福田地域健康福祉課副主幹(健康増進担当)

4 議題

(1) 保健所運営部会の平成20年度審議状況報告について

(2) 保健医療部会の平成20年度審議状況報告について

(3) がん対策専門分科会の平成20年度審議状況報告について

(4) 母子保健専門分科会の平成20年度審議状況報告について

(5) 保健所の平成21年度運営体制及び新規・重点事業について

(6) その他

5 議事

(1) 委嘱状交付

開会に先立ち、前任委員の辞職に伴い新たに就任する委員に委嘱状を交付

(2) 保健所運営部会の平成20年度審議状況報告について

平成20年度における保健所運営部会の審議状況について、宮地部会長が報告を行った後、報告の内容に関し質疑応答を行った。その主な内容は以下のとおり。

問) 伊藤ハム事案は井戸水の問題が主体とのことだが、その後の経過はどのようになっているか。

答) 伊藤ハムではすでに業務を再開しているが、原水の方の原因がはっきりしていないので、伊藤ハムがさらに原因究明を進めている。また、伊藤ハムでは、先日、HACCPの認証を取得し、以前の体制に戻っている。

(3) 保健医療部会の平成20年度審議状況報告について

保健医療部会の平成20年度審議状況報告については、がん対策専門分科会の報告の中で併せて報告した。

(4) がん対策専門分科会の平成20年度審議状況報告について

平成20年度におけるがん対策専門分科会の審議状況について、長瀬分科会長が報告を行った後、報告の内容に関し質疑応答を行った。その主な内容は以下のとおり。

問) 柏市のがん死亡とがん罹患には、何か特徴があるのか。

答) 年齢調整死亡率の県全体との比較では、全てのがんでは男性も女性も低いが、男性で食道がん、すい臓がん、肺がん、女性では胆のうがん、胆管がん、すい臓がん、肺がんが多く、都市部である柏市の特徴が現れていると考えられる。このため、肺がん、大腸がんの予防が重要である。

問) 新たな検診受診者の掘り起こしが課題として挙がっていたが、どのように考えるか。

答) 日本のがん検診受診率は欧米と比べて低く、10%そこそこしかないが、これは行政が行う検診のみの受診率であり、実際の受診率ははっきりしない。とはいえ、検診の受診機会を広げていかないと、早期がんが見つからず、がんで亡くなる方が増えていく。また、啓発教育で検診の意味を知ってもらう必要があると考え、第5回分科会で議題に取り上げた。

問) 公共施設の禁煙の取り組みの現状を教えてもらいたい。

答) 公共施設は施設内禁煙とし、小中学校では敷地内を全面禁煙としている。今年の4月からは、職員の勤務時間内禁煙を実施している。市民の喫煙に関しては、喫煙場所を3か所設置し、そこで喫煙するようお願いしている。

(5) 母子保健専門分科会の平成20年度審議状況報告について

平成20年度における母子保健専門分科会の審議状況について、小林分科会長が報告を行った。

(6) 保健所の平成21年度運営体制及び新規・重点事業について

平成21年度の柏市保健所の運営体制及び新規・重点事業について、事務局から報告を行った。

(7) その他

議事なし

6 傍聴者

なし

7 次回開催日時

未定

  •  平成21年度 柏市食品衛生監視指導計画

     平成21年度 柏市食品衛生監視指導計画(PDF形式:500KB)

  •  平成20年度 柏市保健衛生審議会・各部会の経過と概要

     保健所運営部会(PDF形式:13KB)

     がん対策専門分科会(PDF形式:16KB)

     母子保健専門分科会(PDF形式:34KB)

  •  平成21年度 柏市保健所の運営体制及び新規・重点事業

     平成21年度 柏市保健所の運営体制及び新規・重点事業(PDF形式:15KB)

以上