持ち込みによる食品・井戸水等の放射性物質測定の結果（12月11日～12月20日分）
このページの情報は、平成27年度以前のものになります。
測定結果一覧（単位は「ベクレル/キログラム」）
この検査は、市民の皆さんの食に関する安全・安心確保のために、消費者庁から貸与された簡易型放射性物質分析機器を用いて、家庭菜園等で栽培したものや自宅にある井戸の水等、公共機関の検査の対象となっていない食品など、自家消費（自家採取・自家栽培など）を対象としています。
検査では、簡易測定器（ＮａＩ）の結果が50ベクレルを超えた場合には、改めてゲルマニウム半導体検出器（Ｇｅ）で計測を行い、その結果を公表しています。 どちらに該当するかは、測定器の項目をご覧ください。
市内の農産物（流通品）の放射性物質測定結果は「市による農産物の放射性物質検査結果（平成24年度）」で確認することができます。
用語の解説
- 簡易型放射性物質分析機器とは、「ＮａＩ（Ｔｌ）シンチレーションスペクトロメータ」測定器のことで、ＮａＩ（Ｔｌ） とは、ヨウ化ナトリウム（タリウム) のことです。
- シンチレーションスペクトロメータとは、電離放射線を測定する測定器のことです。
柏市では、「米国キャピンテック社製 ＣＡＰＴＵＳ－3000Ａ（検出下限値10ベクレル/キログラム）」、「スウェーデン王国ガンマデータ・インストゥルメント社製 GDM－12（20分測定時のセシウム137の検出下限値約12.9ベクレル/キログラム」という2機種を使用しています。
- ゲルマニウム半導体検出器とは、半導体を利用した粒子あるいは放射線検出器です。
柏市では、[米国ＯＲＴＥＣ社製 ＧＥＭ－20Ｐ4－70]という機種で、分析に「ガンマ線スペクトロメトリー」を使用しています。 - 「検出下限値」とは、測定において検出できる最小値のことをいい、検査機器により放射線物質を検出できる値が異なります。また、放射性物質の特性として、同じ機器で測定しても、検体ごとに検出下限値が異なります。
- ()括弧内は検出下限値を表します。
- 「不検出」とは、検出下限値を下回る数値を表します。
（例）下限値が10であれば、不検出は10以下であることを表します。なお、機器の性能上下限値の具体的な数値は不明です。 - 測定器の項目に「NaI」と記載があるものは、「NaI(Tl)シンチレーションスペクトロメータ」を用いた測定結果、「Ge」と記載があるものは、「ゲルマニウム半導体検出器」による測定結果であることを示します。
「米国キャピンテック社製 ＣＡＰＴＵＳ－3000Ａ」 測定結果一覧
| 試料名 | 栽培・採取（入手）日 | 種類 | 市内外 | エリア | 検査日 | セシウム-134 | セシウム-137 | 合計値 (Bq/kg) |
|||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | でこぽん | 平成25年12月9日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月11日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 2 | キャベツ | 平成25年12月9日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月11日 | 不検出 | (11) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 3 | みかん | 平成25年12月4日 | 自家消費用 | 市内 | 南部 | 12月11日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 4 | みかん | 平成25年12月11日 | 自家消費用 | 市内 | 手賀沼周辺 | 12月12日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 5 | 干し柿 | 平成25年12月12日 | 自家消費用 | 市内 | 手賀沼周辺 | 12月13日 | 11 | (10) | 28 | (10) | 39 |
| 6 | きんかん | 平成25年12月11日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月13日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 7 | ゆず | 平成25年12月11日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月13日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 8 | キウイフルーツ | 平成25年12月11日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月16日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 9 | ゆず | 平成25年12月13日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月16日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 10 | ゆず | 平成25年12月 | 自家消費用 | 市外 | 12月16日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 | |
| 11 | しいたけ | 平成25年12月 | 自家消費用 | 市外 | 12月16日 | 不検出 | (11) | 16 | (10) | 16 | |
| 12 | ゆず | 平成25年12月15日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月17日 | 不検出 | (10) | 14 | (10) | 14 |
| 13 | みかん | 平成25年12月16日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月17日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 14 | 柿 | 平成25年12月7日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月17日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 15 | ゆず | 平成25年12月15日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月17日 | 不検出 | (10) | 18 | (10) | 18 |
| 16 | だいこん | 平成25年12月14日 | 自家消費用 | 市外 | 12月18日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 | |
| 17 | みかん | 平成25年12月日 | 自家消費用 | 市内 | 南部 | 12月18日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 18 | ゆず | 平成25年12月15日 | 自家消費用 | 市内 | 手賀沼周辺 | 12月18日 | 不検出 | (10) | 22 | (10) | 22 |
| 19 | みかん | 平成25年12月15日 | 自家消費用 | 市内 | 南部 | 12月19日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 20 | ゆず | 平成25年12月18日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月19日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
| 21 | でこぽん | 平成25年12月19日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月20日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (10) | 不検出 |
「スウェーデン王国ガンマデータ・インストゥルメント社製 GDM－12」 測定結果一覧
| 試料名 | 栽培・採取（入手）日 | 種類 | 市内外 | エリア | 検査日 | セシウム-134 | セシウム-137 | 合計値 (Bq/kg) |
|||
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 玄米 | 平成25年11月 | 自家消費用 | 市内 | 南部 | 12月12日 | 不検出 | (9) | 不検出 | (11) | 不検出 |
| 2 | りんご | 平成25年11月 | 自家消費用 | 市外 | 12月12日 | 不検出 | (9) | 17.7 | (10) | 17.7 | |
| 3 | キウイフルーツ | 平成25年11月10日 | 自家消費用 | 市内 | 中央 | 12月12日 | 不検出 | (9) | 不検出 | (11) | 不検出 |
| 4 | りんご | 平成25年11月日 | 自家消費用 | 市外 | 12月16日 | 不検出 | (9) | 不検出 | (11) | 不検出 | |
| 5 | りんご | 平成25年11月日 | 自家消費用 | 市外 | 12月16日 | 不検出 | (9) | 不検出 | (11) | 不検出 | |
| 6 | キウイフルーツ | 平成25年12月 | 自家消費用 | 市内 | 12月18日 | 不検出 | (9) | 不検出 | (12) | 不検出 | |
| 7 | みかん | 平成25年12月15日 | 自家消費用 | 市内 | 中央 | 12月20日 | 不検出 | (9) | 不検出 | (11) | 不検出 |
| 8 | ブロッコリー | 平成25年12月18日 | 自家消費用 | 市内 | 北部 | 12月20日 | 不検出 | (10) | 不検出 | (12) | 不検出 |
国の基準値
| 食品区分 | 飲料水 | 牛乳 | 乳幼児食品 |
一般食品 (左記以外) |
|---|---|---|---|---|
| 基準値 | 10 | 50 | 50 | 100 |
- 数値は、セシウム134と137の合計値です。
- 単位は「ベクレル/キログラム」
- 新基準値では、放射性セシウム以外の放射性核種についても考慮されており、すべてを含めても被ばく線量が年間1ミリシーベルトを超えないように設定されています。
- 4月1日以前の暫定規制値は、参考資料に記載されています。
- 米・牛肉・大豆を原料に製造・加工、輸入された食品については、一定の範囲で経過措置期間が設定されています。経過措置期間は、参考資料に記載されています。
食品中の放射性物質の新たな基準値（厚生労働省発行）（ＰＤＦ形式：457KB）