学校、保育園等における放射線量の低減対策

このページの情報は、平成27年度以前のものになります。

この度、東葛地区放射線量対策協議会(会長 秋山浩保柏市長)から市内の放射線量に関する中間報告、今後の方針、測定結果に基づく専門家の見解が公表されました。

つきましては、この報告等に基づき学校、保育園等における今後の放射線量の低減対策につきまして、下記のとおり方針を決定しましたのでお知らせいたします。

なお、各私立幼稚園・私立保育園につきましては、私立幼稚園協会・私立認可保育園協議会を通じて市の方針を伝え、連携を図ってまいります。 

1 空間放射線量の継続測定

当面の間は、市(市教育委員会)による月1回(概ね月初め)の定点測定と公表を継続します。 

2 年間被ばく量の算定

児童・生徒等の生活実態に即した年間被ばく量を算定するため、電子式個人積算線量計(一定の環境・期間に被ばくした放射線量を積算して測定するもの)の導入を8月以降を目途に準備を進めます。 

3 空間放射線量の高い区画の把握及び空間放射線量の低減対策

各学校・保育園等において、相対的に空間放射線量の高い区画の把握を行います。これにより毎時1マイクロシーベルトを超えた地点(又は、周辺に比較し線量の高い地点)は、順次、清掃(草刈り、土砂の撤去、水洗い等)を行っていきます。 

4 運動会(体育祭)、部活動での配慮事項について

各学校等の事情により、取り扱いには差異があります。

  • 運動会では、開閉会式の簡略化や種目の精選等、効率のよい活動を心がけます。
  • 運動会では、児童・生徒等及び観覧者の昼食スペースとして、合理的な範囲内で体育館や教室の開放を検討します。
  • 運動会の練習及び部活動では、計画的な練習及び練習時間の短縮に努めます。
  • 運動会(練習を含む)及び部活動では、練習後の手・足洗い、うがい、着替えの指導を徹底してまいります(保育園ではできるだけ練習後シャワーを行います。)。
  • 運動会(練習を含む)では、特に土に触れる種目(組体操の内容等)への配慮を行います。
  • 強風に備えて、校庭・園庭への水撒きはこまめに行ってまいります。

5 給食食材の安全確保について

給食の食材につきましては、生産者等に対しては出荷前検査の実施や食材の安全確認を働きかけるとともに、安全な食材の選定や納品時のチェック体制(産地等)の強化を図ってまいります。

6 問い合わせ

  • 市立幼稚園、小・中・高等学校に関すること
    学校教育課 電話番号:04-7191-7367
  • 市立保育園に関すること
    保育課 電話番号:04-7167-1137
  • 私立保育園に関すること
    保育課 電話番号:04-7167-1137
  • 私立幼稚園に関すること
    児童育成課 電話番号:04-7167-1595