柏市内において高い空間放射線量を確認した土壌の測定結果について(平成23年10月22日)
このページの情報は、平成27年度以前のものになります。
10月21日(金曜日)に柏市根戸字高野台457番3の市有地において、高い空間放射線量(57.5マイクロシーベルト/時)を確認した土壌に関して、放射線量を計測した結果をお知らせします。
なお、市では同日に緊急安全措置として、当該箇所を約50cm程度の厚さで覆土するとともに、それを防水シートで被せるなど、拡散防止や周辺住宅地等への影響を抑える対策を講じた上で、10m離れた場所等で空間放射線量を確認し、周辺地域とほぼ同様な数値(0.3マイクロシーベルト/時)に下がったことを確認しました。 また、前面道路を通行止めにしたほか、当該箇所の半径3mを立ち入り禁止としています。
今後、この件は、文部科学省が主導し、調査や対策が進められることになっていますので、柏市も皆様の安全を第一に考え、同省と協力して対策に努めてまいります。
1 計測結果
検体 |
測定場所 |
試料 |
放射性ヨウ素 131 |
放射性セシウム 134 |
放射性セシウム 137 |
放射性セシウム 合計 |
---|---|---|---|---|---|---|
A |
柏市根戸字高野台457番3地先(地表面) |
土壌 |
不検出 |
70,200 |
85,100 |
155,300 |
B1 |
柏市根戸字高野台457番3地先(地表から30cm下) |
土壌 |
不検出 |
87,000 |
105,000 |
192,000 |
B2 |
柏市根戸字高野台457番3地先(地表から30cm下) |
土壌 |
不検出 |
124,000 |
152,000 |
276,000 |
(補足)測定方法:厚生労働省(平成14年3月)「緊急時における食品の放射能マニュアル」に基づくガンマ線スペクトロメーターによる核種分析法に準拠
2 今後の予定
平成23年10月24日(月曜日)に文部科学省と共に、原因の解明を含め、具体の対策を協議、実施していきます。