井戸水は心配ありませんか?

このページの情報は、平成27年度以前のものになります。

 井戸水については、個々の場所によって地質や井戸の仕様など様々な条件が異なるので、汚染状態の確実なことは採水・測定をしないとわかりません。一般的な見解としては、放射性セシウムは土の粒に強く吸着されるので、地表近くに留まり、地表から地下深くへ浸透し地下水に混ざることはほぼ無いと考えられます。

 また、平成24年4月から開始した市民の皆さんの持ち込みによる食品・飲料水等の放射性物質検査においても、自家用の井戸水から放射性セシウムは検出されていません。

 ただし、直接雨が入るようなふたの無い井戸や浅井戸などについては、地下水に放射性物質が混ざる可能性がありますので、注意が必要です。

 放射性物質の含有検査には、本市消費生活センターで行っている持ち込みによる食品・井戸水等の無料放射性物質の測定をご利用下さい。

(参考)

日本保健物理学会「専門家が答える暮らしの放射線Q&A」