柏市南部クリーンセンター第二清掃工場内に仮保管する指定廃棄物の放射線量の測定結果について
このページの情報は、平成27年度以前のものになります。
柏市では、南部クリーンセンター第二清掃工場内に仮保管する指定廃棄物が環境に与える影響について、指定廃棄物からの距離による放射線量の減衰状況を調査しました。以下に、その測定結果を報告します。
測定結果
指定廃棄物からの距離が0メートルの位置の測定値は、「1.245」でしたが、0.5メートル離れると約4分の1の値となり、1メートル離れると「0.170」と柏市が除染実施計画において目標としている「0.23マイクロシーベルト/時」を下回る結果となりました。また、10メートル以上の距離では,指定廃棄物がなかった場合とあまり変わらない数値となることが確認できました。
このことから、指定廃棄物からの放射線量の影響は限定的であることが想定されますが、指定廃棄物の仮保管にあたっては、さらなる安全策を講じ適正に保管してまいります。
(補足)保管方法は南部クリーンセンター仮保管方法をご覧ください
測定方法
- 焼却灰 放射能濃度 14,417 ベクレル/キログラム 重量 600 キログラム
- 測定機器 シンチレーション式サーベイメータ クリアパルス株式会社製 A2700
- 測定高 0.4メートル
- 放射線量の単位 マイクロシーベルト/時
指定廃棄物 からの距離 (メートル) |
指定廃棄物 なし (放射線量) |
指定廃棄物 あり (放射線量) |
---|---|---|
0 | 0.074 | 1.245 |
0.5 | 0.069 | 0.327 |
1 | 0.061 | 0.170 |
2 | 0.068 | 0.119 |
10 | 0.059 | 0.057 |
20 | 0.061 | 0.066 |
測定結果(グラフ)
測定の様子
- 測定日 平成27年2月4日 水曜日 午後5時から午後5時30分
- 測定会場 柏市第二清掃工場内プラットホーム