更新日令和3(2021)年2月26日

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柏レイソル×アッキー 子育てインタビュー NO.3 村田 和哉 選手

村田和哉(むらたかずや)選手は、大学を卒業後、2011年にセレッソ大阪に入団。2013年から清水エスパルスで活躍し、2019年1月7日に柏レイソルに完全移籍した、期待の新戦力選手です。教育熱心と噂であり、3歳になる男の子を育てている村田選手に、アッキーがインタビューしました。

村田選手1

ようこそ柏へ!新生活スタート

(アッキー)
柏に引っ越してきたのはいつですか?

(村田選手)
2月のキャンプ明けに家族で引っ越してきました。

(アッキー)
静岡県からの転居だと思いますが、静岡県は気候も良く、のどかで子育てしやすいと聞きます。環境の違いはいかがですか?

(村田選手)
柏もすごく良いですよ。特に柏の葉周辺は街も最先端だし、教育のレベルも高いと思いますし。それは妻も言っていました。

(アッキー)
教育のレベル!そんなところまで調べてるんですね。春から幼稚園に入園すると伺っています。静岡では通っていたんですか?

(村田選手)
静岡では2歳児クラスのようなところに通っていました。

(アッキー)
この春から年少さんとして通うんですね。今までは自分が接する時間が長かったと思いますが、今度は幼稚園にいる時間が長くなり、また生活が変わってきますよね。

(村田選手)
そうですね。ですがずっと幼稚園行きたがっているので早く行かせてあげたいと思いますね。家にいても力があり余ってるから今が一番大変かな(笑)。

(アッキー)
新しいところでも嫌がらなそうなんですね。

(村田選手)
嫌がらずに行くでしょうね。静岡で行っていた塾が柏にもあるんですが、変わらずに行ってましたから。

アッキーのオススメおでかけスポット

柏レイソル×アッキー1

(アッキー)
お出かけなどお気に入りの場所はありますか?

(村田選手)
柏の葉のららぽーとやアリオ柏には行きますね。ららぽーとは行きやすくて、アリオ柏はお菓子のオブジェがお気に入りです。都内では上野動物園も行きたいんですけど、僕と動物園の休みが重なってて行けないんですよね。

(アッキー)
柏は交通の便も良いので都内も行きやすいですよね。公園など外には行かないですか?

(村田選手)
県立柏の葉公園に行ったりします。ジャングルジムやすべり台があるので。子どもと一緒に自転車に乗って出かけています。

(アッキー)
街中でパパの姿を見かけるかもしれませんね。

(村田選手)
よくあると思いますよ。子どもも僕の後ろで「ララララララかしわ~」ってレイソルの応援歌を歌ってるので結構目立ちます(笑)。

(アッキー)
それは目立ちますね。私のオススメは柏西口第一公園です。「きしゃぽっぽ公園」とも呼ばれています。柏の葉公園もきれいですけど、これから桜も咲きますし、なんと言っても子どもが大好きなSLがあるんです。

(村田選手)
柏西口第一公園?柏のこと全然知らないのでメモさせてください(笑)。

(アッキー)
稀に汽笛鳴らして中を見せてくれたりもするんですよ。あけぼの山農業公園のチューリップや、手賀沼のキングフィッシャーガーデンもバーベキューができたりするのでオススメです。子どもはストライダーを持って遊んだりもできるのでぜひ行ってみてください。

(村田選手)
すごい!柏のおでかけスポットをまだまだ知らなくて…。もっとたくさん教えてくださいよ(笑)。

(アッキー)
屋内も良いですけど、良い場所がたくさんあるので屋内だけではもったいないですよ。まさにこのインタビューが掲載される柏市の子育てサイト「はぐはぐ柏」や今年の夏頃にリニューアルして発行される予定の「かしわこそだてハンドブック」にも遊び場情報が載っていますよ。ぜひ見てくださいね。

(村田選手)
見ます!このような情報が欲しかったです。

村田選手2

(アッキー)
食事はどこに食べに行きますか?

(村田選手)
MOMO(ステーキハウス)とか行きますよ。息子のサイン飾ってありますし(笑)。清水エスパルスの時11番だったので息子も11番が好きで、自分の名前の横に「11」って書いてあります。僕のサインを真似して書いてます。

(アッキー)
お子さんのサイン(笑)。早くもプロ意識が高いですね。今柏の街の話もありましたけど、柏駅周辺の子どもと行ける飲食店をまとめた冊子「MAMAP」を作ったので、ぜひこちらも参考にしてくださいね!

(村田選手)
すごく良いですね!このような冊子はありがたいです。妻にも見せます。


実際に飾ってあるサイン

教育熱心!~村田選手流子育て論~

(アッキー)
お子さんの塾はいつから行ってますか?

(村田選手)
お腹にいる時から行ってますよ(笑)。胎教で通ってました。

(アッキー)
胎教って音楽を聞かせるとかですか?選手の子育てインタビューでこのパターンは初めてなんですけど(笑)。生まれる前からしっかり教育をしようということですか?

(村田選手)
子どもと向き合うというか、それが良いというのを本を読んでいたら書いてあったので、2人で行っていました。音楽を聴いたり、僕の顔を妻がイメージして送ったり。「パパはこんな人ですよ」っていうのはママからしか伝わりませんから。8か月以降はパパの声も聞こえるというのを知って、たくさん話しかけましたね。

(アッキー)
8か月から声が聞こえるとは言いますけどね。声かけは「パパですよー」みたいな感じですか?

(村田選手)
「待ってるから」とか「早く生まれてきておいでー」とか。生まれてくることの喜びを伝えてあげたりとか。

(アッキー)
すごい具体的!私今妊娠8か月目なんですけど間に合いますかね?

(村田選手)
大丈夫!間に合いますよ。触ったりとか「キックして」とかやってましたよ。それで本当に反応があるからすごいなと思っていました。

(アッキー)
習い事は塾だけですか?

(村田選手)
塾と英語教室に通っています。

(アッキー)
意外にも運動系の習い事はしてないんですね。プールとか。

(村田選手)
プールは行かせてみたんですけど嫌がっていましたね。英語教室は自分から行きたいって言い出したんです。

(アッキー)
習い事って親が選んで行かせるパターンもあるじゃないですか。乗り越えてほしい気持ちもありますし。そのような考えは無かったんですか?

(村田選手)
子ども自身がやりたくないことは、今は無理しなくていいかなと思いましたね。

(アッキー)
男の子だと後々サッカーをやってほしい気持ちはありますか?

(村田選手)
それはありますよね。でも、サッカーをやってほしいからといって、サッカーだけを教えたらだめだと思うんです。「サッカーの楽しさ」を教えることが大事なんです。僕が教えられれば、自分から進んでやるはずです。子どもは楽しいと思えば自分からやるから。

(アッキー)
その方法はもう実践済みなんですか?

(村田選手)
やっていますね。ジャンケンなど遊びの中では、絶対に子どもに勝たせるという手法を取ってます。今はとにかく「俺はできる」というのを植え付けたいんです。一緒にサッカーで遊んでる時にふざけて空振りして「うわぁ、シュート入れられたー」って言ったり。そういう事で笑っておもしろがってるから。何でもそうですけど、正しいことだけを続けるのって難しいんですよね。ただ、楽しいことは続けられますから。いかに楽しさに持っていくかが大事だと思っています。子どもの教育に関しては自分が楽しんでるのもありますね。僕がこうしたら子どもはこういう反応するんだみたいな。

柏レイソル×アッキー2

(アッキー)
成長していく過程とか、そういう意味での子育てがすごく楽しそうですね。負けさせて、負けることもあるんだよってことを覚えさせる考え方もあると思いますがどうですか?

(村田選手)
3歳くらいまでは全部勝たせてもいいんじゃないかなと思います。もう少し成長してから、負けることも教えようかなと。でもその中で次勝った時には、お前が頑張ったから、諦めなかったからできたんだぞと言いますね。できたことを褒めるよりも、そのプロセスを褒めてあげます。子どもをその気にさせるのが親の役割であり、指導者の役割なので。

(アッキー)
指導者という意味ではネルシーニョ監督も選手に勝利のメンタリティを植え付けることを大事にされますよね。

(村田選手)
そうですね。そこは僕も学ぶことが多いので、吸収して取り組みたいなと思います。あとは遊びですが、エレベーターが3つくらいある時は、直観力を鍛えるようにどのエレベーターが先に来るか当てるゲームをしてます(笑)。当たったら「すごい!なんで分かったの?」って言って褒めると自信になるんですよね。小学生にサッカーを教える時にも「きみならできるよ」って伝えるんです。すると、本当にできるようになる。プロの選手が言うと説得力もあるし、それを信じてやってみようってなるんですよ」

(アッキー)
うちの息子もサッカーやってるので今度ぜひ言ってください!

(村田選手)
もちろんですよ。僕が楽しそうにしてると、子どもも楽しそうにしてるから。これは僕個人の考えですが、子どもが伸びるかどうかは、父親と母親が笑顔で楽しそうにしてるか、これで決まりなんですよ。教育は全てこれです(笑)。

(アッキー)
なんか講演会聴いているみたいなんですけど(笑)。

(村田選手)
本当にこれで決まりなんですよ。でも1番はやっぱりママなんですよね。なので僕たちパパの仕事は、ママを笑顔にすることがいちばんなんです。

(アッキー)
それ、うちの旦那にも言ってもらってもいいですか?(笑)。余裕が無くなってしまいがちですがあんまりピリピリしてたらだめですよね。

(村田選手)
子どもに対しては余裕を持って笑顔で答えるようにしていますね。

お子さんとの日常

村田選手のお子さん

(アッキー)
3歳だと全然言うことを聞かなかったり、体力有り余ってるから、怒ることはないんですか?

(村田選手)
僕はあまり怒りません。そういうときは、本来怒るタイプではないけれど妻が怒ります。僕が怒らないから、その分妻が怒らなくてはいけないというか。両方が怒ってしまったら子どもの逃げ道が無くなってしまうので、2人でいいバランスをとっています。

(アッキー)
あえて怒らないようにしてるんですね。それは夫婦で決めたんですか?

(村田選手)
自然にその形になりました。どちらも甘くてもだめなので、メリハリが大事かなと。子どもに対しては常に笑顔で答えるようにしています。あとは問いかけをしていますね。「これ何だと思う?」とか寝る前に「今日おもしろかったことは何?」とか。それが大事だなと思っています。

(アッキー)
それ聞いたらちゃんと答えてくれるのがすごいですね。むしろ子どもは「これ何?」って聞いてくることが多い気がしますけど。

(村田選手)
僕はこちらから問いかけます。「これ何?」と聞かれても「何だと思う?」って。そうすると子どもは自然と考えるので、これが脳の活性化に良いんですよ(笑)。

(アッキー)
いつの間にか私が相談してるみたいになってますけど(笑)。村田選手の思ったとおりに成長してるんですね。

(村田選手)
成長してますね。人に強い子になりました。

(アッキー)
人に強いっていうのはどういう意味ですか?

(村田選手)
人に対して対等に話したりとか意見を話したりとか。自分から入っていくような。何事にも好奇心を持っていくような人間ですね。誰かから聞いて終わらせるんじゃなくて、自分で見て確かめに行くような。今はレイソルの選手を一生懸命覚えています。

(アッキー)
すごい!それは連れてきて教えているということですか?

(村田選手)
教えたり、試合観たりとか。「18は、せがちゃん(瀬川祐輔選手)」とか「23が、こーすけ(中村航輔選手)」とか言っています(笑)。あとはクリスティアーノのパフォーマンスとかをやっていますよ。

(アッキー)
パパがサッカー選手であることは認識しているんですね。好きな選手もいるんですか?

(村田選手)
認識していますね。ちなみに清水にいた時は背番号1から全員覚えていましたよ。レイソルで5~6人は覚えてきましたね。好きな選手は瀬川ですね。金髪や外国人選手が好きです。

(アッキー)
これからレイソルの選手名を覚えていくのが楽しみですね。お子さん自身の名前もこだわりましたか?

(村田選手)
名前は一生のもので大事なので、響き、意味合い、画数など本当にこだわりましたね。妊娠5か月目くらいからずっと考えていました。生まれてから1週間経っても候補が4つあって決まっていませんでしたね。

(アッキー)
最後の決め手はどこでしたか?

(村田選手)
自分と同じ漢字の画数だったからですね。

(アッキー)
村田選手と同じ画数なんですね!自分みたいになってほしいという意味も込めてですね(笑)。

(村田選手)
自分みたいになってほしいですね(笑)。好奇心旺盛な、人に対して強い人に育ってほしいです。

パパとしての自己採点

(アッキー)

みなさんに聞いているのですが、パパ・夫としての自己採点は100点満点中何点ですか?直近では大谷選手が100点、細貝選手が65点でしたね。

リンク:柏レイソル×子育てインタビュー2016
柏レイソル×アッキー 子育てインタビュー2018

(村田選手)
65点で低い方なんですか?僕50点くらいなんですけど(笑)。まだまだ伸びしろがあると感じて50点にしておきます。まだ行けるぞという気持ちも込めて。

(アッキー)
こんなにも熱い教育論を持って子育てを実践しているのでもっと高いかと思いました(笑)。

子育て中の方へ

(アッキー)
それでは最後に、子育て中の方へメッセージをお願いします。

(村田選手)
家庭ごとに価値観はそれぞれだと思いますが、子どもに向き合ってあげることが僕はなにより大切だと思います。でも最後は、「パパとママの笑顔で子どもの成長は決まり」です。それだけで子どもは安心しますので。

(アッキー)
やっぱり先生みたいですね(笑)。村田先生の今後の活躍も期待しております!

柏レイソル×アッキー3

(2019年3月15日インタビュー)

教育熱心な村田選手からスポーツ選手らしい、たくさんの子育て論を伺うことができました。三協フロンテア柏スタジアムには、授乳室やおむつ替えスペースもあり、小さな子ども連れでも安心です。

みんなで柏レイソルを応援しましょう!

試合日程の詳細は、柏レイソルオフィシャルサイト(外部サイトへリンク)でご確認ください。

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所属課室:こども部子育て支援課

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