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更新日令和5(2023)年3月3日
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令和4年度第3回社会教育委員会議会議録
1 開催日時
令和5年2月7日(火曜日)午前10時から正午
2 開催場所
柏市沼南庁舎 501会議室
3 出席者
(委員)
寺本議長、荒井副議長、長島委員、今井委員、石垣委員、風戸委員、髙橋委員、富田谷委員、下地委員、古橋委員
(事務局)
宮島生涯学習部長、沖本生涯学習課長、山本同統括リーダー、柳沼同統括リーダー、廣瀬同担当リーダー、阿部同主任、萠抜生涯学習専門アドバイザー、岩渕生涯学習専門アドバイザー、岡野生涯学習専門アドバイザー
(その他)
中央公民館:相川館長
図書館:坂口館長
学校教育課:福田担当リーダー
4 内容
- 開会
- 生涯学習部長あいさつ
- 議長、副議長あいさつ
- 社会教育関連団体補助金交付に係る意見聴取について
- 第4次柏市生涯学習推進計画の進捗状況
- 今期社会教育委員会議の振り返り
- 協議事項
「柏市における若者支援について」 - 事務連絡
- 閉会
5 社会教育関連団体補助金交付に係る意見聴取について
担当課である生涯学習課、文化課、少年補導センターの職員より、補助金の説明を行った。
各委員からの意見、質問は無し。
6 第4次柏市生涯学習推進計画の進捗状況
事務局より、第4次柏市生涯学習推進計画の概要及び令和3年度進捗状況の説明を行った。
各委員からの質問及び意見は以下のとおりである。
(髙橋委員)
コロナの収束に向けて、今年度の取組が令和5年度につながっていくのではないかと思う。
(石垣委員)
「計画への位置付け」と「総合評価」がどちらもアルファベットで表現されていて、事務局の説明を聞くまでは、表現を混同して意味を理解できなかったので標記を工夫してはどうか。
(風戸委員)
令和3年度は一番コロナ対策に苦慮した年で、総合評価がほぼCでも仕方ない状況と思うが、いくつかの事業でA評価があることは特筆すべき。対面の交流等のソフト面は難しくとも、感染対策等のハード面では進められたのではないか。
7 今期社会教育委員会議の振り返り
配付資料のとおり
8 全体協議「柏市における若者支援について」
事務局より、当日資料に基づいて説明を行い、「柏市における若者支援について」協議を行った。
(1) 次期会議のメンバーとして迎えたい委員の属性や、課題感を受け止めるために意見を聞きたい人や団体の属性
(富田谷委員)
補導員や保護司が柏市の子どもたちの状況を把握しているのではないか。非行の原因や、更生に当たって苦労することなどの話は参考になるのでは。
(古橋委員)
公募委員に、当事者の若者が入ると良い。すでに働いている人、学校中退を乗り越えた人など、若者の生の声が聞けたら良い。
(下地委員)
若者の声を直接聞いている、不登校支援やひきこもりの人向けの居場所づくりに関わっている人や、通信制を含め公立・私立高校の先生をメンバーにしてはどうか。
資料に無い中学校卒業後のひきこもり人数が把握できると良い。
(議長)
高校中退は大きな課題なので考える必要がある。
(風戸委員)
労働人口はどんどん減少する中、働くことへの相談場所、ジョブカフェなどの就労支援の場も手掛かりになるのではないか。
(荒井委員)
福祉的な若者支援を検討するということで良いのか?
(事務局)
支援が必要な否かに関わらず広く若者の居場所を検討していきたい。
(荒井委員)
最近話した若者は地域連携に関わっていて、近隣センターや公民館をカフェのように居心地良い場所になるところから始めてもらえると良いと言っていた。あらゆる若者を対象にする居場所でどのような支援をしていくか、考えられるポイントはたくさんあるのではないか。
(議長)
支援的な文脈もあるが、他者との繋がり、多様な経験や地域課題にも触れることが必要かもしれない。
(石垣委員)
社会参加という面で居場所を支援している。一歩外に出て、関わりをつくることを狙っていて、毎日通う参加者もいれば、月に1度来る人もいる。ゴールは必ずしも就労ではなく、羽を休めにきている人もいて、自分で次のステップを見極める場所である。
当事者に伴走支援していくため、運営だけでなく、次のステップにつなげていくことを実践している人の話を聞きたい。
(今井委員)
学校に来校するスクールカウンセラーや、スクールソーシャルワーカーは児童・生徒本人だけでなく、保護者等の子どもを取り巻く人の相談も受けている。また、学区内の小・中学校で連携して活動する人もいて、学齢期の状況を把握している。
民生委員児童委員は幅広い年齢を対象に活動しているが、若者に特化した内容を伺い、参考にしてはどうか。
また、支援者側が抱えている課題や活動内容も、紙面では伝わらないこともあるため、直接話を聞いてみたい。
(長島委員)
若者より前の年代にも引きこもりや不登校の予備軍の子どもがたくさんいる。子どもから若者への過程を含め、地域で子どもを育てるコミュニティスクールに携わる人に聞くのはどうか。
(髙橋委員)
教育に関係する民間(塾等の習い事など)関係者等も、生徒等から若者の気持ちを受け止めている可能性があり、参考になるかもしれない。
(議長)
部活動の地域ボランティア協力者等も有効かもしれない。
(2) 次期会議に向け、詳しく聞きたい活動、見学してみたい施設について
(古橋委員)
カフェの併設や会話が可能であるなど、利用していない人が行きたくなるような図書館を見に行くと良いのでは。
(議長)
夏季長期休暇明けの登校にハードルを感じる生徒に対し、図書館を開放する例もある。
(下地委員)
きぼうの園等の市内施設に行き、どんな利用者がおり、指導をしているか、成長過程でどう生活しているのかを参考にしたい。
LGBTQ等の他者からは見えにくい「生きづらさ」を抱える子ども・大人がいる中で、講座等を通じて周囲へ理解を求めてはどうか。
(富田谷委員)
ふる協の立場では、高齢者支援についてはできていると感じるが、青少年は入りにくい状態。コミュニティスクール含め、各年齢層が互いに関係しあい、繋がっていけたらいい。
(3) 庁内における検討・協議に際し市に望むこと
(石垣委員)
ターゲットを定めると同時に、居場所について共通認識を図る必要がある。色々な居場所を見学した中で、にぎわっている居場所がある一方、そうした居場所に行けない子どもについて、どのような支援をしたいのか、何を目指すのか、認識をすり合わせることが必要。
生きづらさを抱える人だけが来る居場所も心地よい場所になるかはわからない。活発な若者もいる、生きづらさを抱える若者もいる、様々な人が「いていい場所」という考えもある。何を目指すかが大事だ。
(風戸委員)
施策を実施したとき、その効果をどのような指標で測るか、という課題が現れる。施設を開設した、施設の来場者は、などのハード的な指標で見てしまうが、この協議を聞く中で、実態を測る指標の設定の難しさを感じていた。
(髙橋委員)
現在、若者の担当課が無い一方、幅広い関係課が関われるとも言える。可能性のある若者の活動支援をすることで、課題を抱えた子を活躍している子が支える等、循環のシステムが生まれると良い。
(今井委員)
計画を立て、実行するにはNPO等の団体も含めてヒト、モノ、カネのリソースが必要。継続性のある組織にするため、団体が悩む部分に行政が支援する形もあるのでは。
9 傍聴者
1人
10 配付資料
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