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更新日令和4(2022)年8月29日
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令和4年度第1回社会教育委員会議会議録
1 開催日時
令和4年8月9日(火曜日)午後1時30分から午後3時15分
2 開催場所
柏市沼南庁舎 501会議室
3 出席者
(委員)
荒井副議長、長島委員、今井委員、石垣委員、風戸委員、髙橋委員、富田谷委員、鴇田委員、下地委員
(事務局)
宮島生涯学習部長、沖本生涯学習課長、柳沼同統括リーダー、山本同統括リーダー、廣瀬同主査、片岡同主任、萠抜生涯学習専門アドバイザー、岩渕生涯学習専門アドバイザー
(その他)
中央公民館:相川館長
市民活動支援課:吉田課長
こども政策課:眞塩課長
4 内容
- 開会
- 生涯学習部長あいさつ
- 副議長あいさつ
- 前年会議の振り返り
- 令和4年度生涯学習部各課・館主要事務事業概要
- 協議事項(グループワーク)
「若者を取り巻く課題と支援」 - 事務連絡
- 閉会
5 「前年会議の振り返り」について
今期社会教育委員会議のテーマの確認や、前年度に本会議で実施した事例発表及び、講義や協議事項における意見の確認のため説明を行った。
6 「令和4年度生涯学習部各課・館主要事務事業概要」について
配付資料のとおり
各委員からの意見はなし
7 協議事項(グループワーク)
事務局から説明し資料提示した「若者を取り巻く課題と支援」について、2班に分かれて協議した。
【A班発表・下地委員】
<課題>
高校中退やメンタル、不調、ひきこもり、ヤングケアラーなどが課題。
<支援>
16歳から30歳の支援ニーズを探ることが必要。
方法としてSNSを有効的に使うことで、ターゲット層が情報収集できる仕組みを作れば、必要としている人へ届きやすいのではないか。
また、今ある市の資源、例えばサポートステーションなどの事業を知ってもらう、その場でできることを紹介することで活用してもらう取組もできるのではないか。
目的があって集まるのではなく、ただ単に居てもよい場所を提供し、そこに集まった人が自身のやりたいことなどを通じ、互いに刺激しあい、新しい繋がりづくりが担えるような場所がつくれるとよい。
卒業した学校も若者の居場所になっていて、部活動も令和5年度から地域に移行する流れがある。そこで、若者が卒業した学校の部活動や在学児たちと関わっていくのはどうか、という意見もあった。
PTA活動を通じて、保護者が学年を超えた縦の繋がりを作っている。この関係性が学校卒業後に地域づくりへ繋がるため、保護者の繋がりづくりも重要である。
提示された資料の中で若者の居場所のひとつとして家庭が高い傾向にあるが、家庭を支える保護者が、自身や子供を取り巻く状況に対し、安心感を得られるような繋がりが若い世代から持てるとよい。
若者との繋がりの持ち方として、ふるさと協議会などの団体は、今まで通り直接対面で話をするような形式をとるなど、支援者側の特性に応じ、どんな方法で繋がりをを持つか考えることも重要。
【B班発表・石垣委員】
<課題>
不登校、引きこもりなどで学校卒業後の社会参加の場がなく、リアルな対人関係に自信が持てない。社会との関わりが大きなポイント。
自己肯定感や自己有用感を持てず、将来の夢を描けない、自分の気持ちを大人に対し伝えるコミュニケーションができていないのではないか。
<支援>
ただ集まる場ではなく心の居場所がまず必要。
チャレンジの場や、自己決定できる場、自分の裁量で得意なことやりたいことを発揮できる場、自己肯定感、自己有用感を高められるような場所が求められていくのではないか。
ラコルタ柏にある「あ・えーるテラス」では、展示の壁という企画がある。この企画では、展示替の際に前回の展示作家と一緒に撤収、設営作業をしており、そこで繋がりが生まれる。また、展示者の知人が来場することでの交流も生じ、誰か一人のアクションから繋がりが広がっている。
若者自身がその居場所に関わる中で、獲得体験が得られるような体験活動や本物を知る、本物と関われるようその若者たちが成長できるものを作り出すことが、大人たちの課せられている任務。
幼少期から育む課程も大事であることから、課題を共有するための家庭・地域・行政の連携システムの構築が求められるのではないかという意見もあった。
8 傍聴者
0人
9 配付資料
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