更新日令和3(2021)年12月14日

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令和3年度第2回柏市自立支援協議会全体会会議録

開催日時

令和3年11月24日(水曜日)午後1時30分から3時35分まで

開催場所

柏地域医療連携センター1階 研修室(ウェブ形式併用)

出席者

対面

協議会委員

松井宏昭(会長)、山崎るり子(副会長)、木村正己、坂口峰子、平山隆(5名)

事務局等

保健福祉部次長兼障害福祉課長(小川正洋)、障害福祉課副参事(石原祐一郎、早川明博)、同専門監(野村聡)、同統括リーダー(後藤能成)、同課職員(宮内麻衣、岩津圭介、小野剛一、天玉晶、坂本瑠生、宮本沙和子、茨木健亮)、たんぽぽセンター

ウェブ形式

協議会委員

中野しのぶ、渡部利一、杉山浩志、川野優、新福麻由美、室山圭史、野田幸子、飯塚秀一、髙橋修(9名)

事務局等

委託相談支援事業所

権利擁護あさひ、サポートセンター沼南、地域生活相談センターシャル、ぶるーむの風相談室

議題/報告事項

  1. ノーマライゼーションかしわプラン2021の実績・評価(令和3年度上半期分)について(議事)
  2. 共同生活援助(日中サービス支援型)の指定について
  3. 各部会からの報告について(報告)
  4. 次期プラン策定のための基礎調査について(報告)
  5. 青和園の民営化について

配布資料

会議録

ノーマライゼーションかしわプラン2021の実績・評価(令和3年度上半期分)について(議事)

事務局より、資料1をもとにノーマライゼーションかしわプラン2021の令和3年度上半期における実績・評価について説明を行った。

(坂口委員)
 数量的な評価ができる事業と、そうでない事業があると思うが、数量的な評価ができない事業については、どのように評価を行ったか。

(事務局:障害福祉課)
 数量的な評価ができない事業の評価は当課でも苦慮した部分。担当課において把握している効果等を基に評価してもらった。

(中野委員)
 柱1の障害者相談支援・コーディネート事業について、2点ある。1点目がコーディネート事業、コーディネーターの役割とはどんなものか。2点目が評価の中で、他機関との連携とあるが、どんな機関と連携を行っているか。

(事務局:障害福祉課)
 1点目については、地域生活支援拠点等に委託している事業名を障害者相談支援・コーディネート事業と呼んでいる。そこに配置している相談員を地域生活コーディネーターという名称で委託しており、地域の方の相談を受け付けている。2点目については、地域包括支援センターやあいネット、社会福祉協議会、保健所等様々な機関と連携している。

(事務局:地域生活相談センターシャル)
 今年度は基幹相談支援センターとして、地域の相談支援事業所を全て訪問し、課題抽出を行った。コロナ禍において相談員同士の繋がりが薄くなったこともあり、それぞれの相談員が個別で様々な悩みや問題を抱えていることがわかった。訪問時の課題について相談支援部会で共有し、相談支援・ケアマネージメント体制の充実の一環として相談員のスキルアップと相談員を支える体制について検討したいと考えている。

(中野委員)
 他の拠点についてはどうか。相談の傾向や支援の動き等を伺えれば。

(事務局:ぶるーむの風相談室)
 新たな取組みとして、4拠点が中心となり地区ごとに連携体制を構築する趣旨での会議を行っている。今後も各拠点ごとに地域の相談支援事業所や各関係機関等との連携体制の強化や研修等を進めていきたい。

(松井会長)
 プランがスタートしてから半年間の実績・行政からの評価を受けて、部会において今後プランの推進への取組をお願いする。

共同生活援助(日中サービス支援型)の指定について(議事)

事務局より、資料2、資料3-1、資料3-2をもとに共同生活援助(日中サービス支援型)の新規指定及び報告における柏市ルールの設定案について説明を行った。

(松井会長)
 柏市ルールについては、評価方法及び評価に使用する書式を設定するものということでよいか。

(事務局:障害福祉課)
 そのとおり。

(坂口委員)
 サービスを適正化するためには、正しい評価が必要ということは理解できたが、第3者から利用される方の気持ちや、利用者への配慮は評価に反映されるのか。

(事務局:障害福祉課)
 評価チームの中に当事者団体に入ってもらえると、その辺りが反映できるのではないか。

(坂口委員)
 いいグループホームとするためには、行政の取組はもちろんだが、当事者団体や働いている人の意見を聴き、みんなで高め合っていくシステムの構築が必要。書類だけでの判断でなく、実態を見て判断してほしい。現場の意見を聴けるといいと思う。

(平山委員)
 シートについては、くらし部会でも検討し、たいぶ意見を反映してもらった。従来とは異なり、高齢や重度の方を対象として、丸1日グループホームにいてもよいとなっているが、「障害が重い」というのは人によってとらえ方が違う。人数配置という点で障害支援区分が4~6の利用者が8割くらい入ってないと認められないなど、目安となる割合をどこかで規定できないか。

(事務局:障害福祉課)
 今いただいた意見については、これからもくらし部会等で検討していく必要があると思う。評価チーム始動後もシートや評価方法は改正していく必要があると思うので、その中で検討していきたい。

(平山委員)
 認可したところの実態も見ながら、重度障害の方にとってよい場所となるよう検討していってほしい。

(野田委員)
 障害支援区分が低い方が入ったとしても、日中そこに居続けてよいというのは風通しがよくない。本人や保護者にとっては心配が増えるのでは。事業者間でどういった形で連携できるか、どうやって利用者の意見を事業者に伝えるか、そのあたりをグループホーム等支援ワーカーの役割とすることで、外からの風が中に入りやすくなるのでは。相談支援専門員も利用者の意見を伝えることはできるが、事業者側の相談やグループホーム間の繋がりという点をグループホーム等支援ワーカーの役割とできたらよい。

(松井会長)
 平山委員の意見については、国がルールを示さない限りは難しいと思うが、規定するのであれば条例に組込むべきだと思う。それと日中サービス支援型にとても期待している。なぜなら実態として、重度の強度行動障害の方はどこにも入れない。日中サービス支援型は街の中の入所施設としての機能を持っているため、なんとかすればそこに入っていける。特に高校生のような子たちは子どもの入所施設にも入れず、どこにも行き場がない。その子たちの行き場にもなり得ることも踏まえて、新しい制度を育てていかないといけない。ただし、悪用する危険性もあるため、縛りや評価の必要が出てくる。みんなで一緒に取組んでいけたらよい。

各部会からの報告について(報告)

各部会担当者より、資料4をもとに各部会からの報告を行った。その後、事務局より、資料8をもとに全体会に先んじて各委員から寄せられた新型コロナウイルス(ワクチン接種)に係る質疑への回答について報告を行った。あわせて、柏市心身障害者福祉連絡協議会から柏市自立支援協議会宛に提出があった、障害者のコロナワクチン接種対策に関する要望書について、柏市心身障害者福祉連絡協議会の構成団体である柏市手をつなぐ育成会の中野委員から説明を行った。

(松井会長)
 柏市心身障害者福祉連絡協議会からの要望書については、柏市自立支援協議会宛として、いただいた段階で受理をしている。今日説明と資料の配付があったので、各委員はよく読んでほしい。今回の要望書は障害者団体から出てきたが、事業者も全く同じであり、立場が違えばもっと厳しい事態になったかもしれない。障害者や支援者だけでなく、行政も全く同じだったと思う。第6波のことも考えながら、不安がないように取組んでいきたい。できることできないことがあると思うが、問題意識をもって要望書を各部会に持って帰ってほしい。要望書は新しい市長にも届けてほしい。

次期プラン策定のための基礎調査について(報告)

事務局より、資料5をもとに次年度実施する次期プラン策定のための基礎調査の配布先変更・追加について報告を行った。

青和園の民営化について

事務局からの説明は省略し、資料6の配付をもって報告とした。

その他

令和4年度委員改選とスケジュールについて、資料7をもとに説明を行った。

お問い合わせ先

所属課室:福祉部障害福祉課

柏市柏5丁目10番1号(本庁舎別館2階)

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