更新日令和4(2022)年6月7日

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令和4年度第1回柏市産業振興会議会議録

1 開催日時

令和4年5月25日(水曜日)午後2時から4時まで

2 開催場所

柏市役所分庁舎2 2階 第1・第2会議室

3 出席者

(1)委員

池田委員、伊藤委員、大塚委員、後藤委員、佐々木委員、髙橋委員、原田委員、古田委員、森委員、吉田委員、渡辺委員

(2)事務局

経済産業部長、商工振興課長、他3名

4 議題

  1. 会長・副会長の選出
  2. 報告事項(柏市産業振興戦略ビジョン、柏市商業実態調査、柏市における事業者支援策)
  3. 審議事項(案)

5 議事要旨

 (1)会長・副会長の選出

 会長に森委員、副会長に吉田委員が選出された。

 (2)報告事項(柏市産業振興戦略ビジョン、柏市商業実態調査、柏市における事業者支援策)

 (森会長)

 資料2 柏市商業実態調査の中で実施した各調査は、いつ実施したものか

 (事務局)

  商業実態調査として4つの調査を実施しているが、オンラインアンケートは令和3年11月1日から11月26日、モバイル空間統計は令和3年10月1日から10月31日、商店会アンケートは令和3年10月11日から11月12日、事業者ヒアリング調査は令和3年12月3日から12月21日に実施した。コロナの第5波と第6波の谷間に実施したものと認識しており、調査結果にはコロナの影響が反映されていると理解している。

 (森会長)

 資料3のスライド2枚目、DI値の推移を見ると、厳しい状況にあることがよくわかる。サービスは他に比べるとやや良いように見えるが、全業種が厳しい状況という認識か。

 (事務局)

 数値は前年との比較で示すものである。令和3年の数値は、既にコロナの影響を受けていた令和2年との比較になるため、サービス業では数値が改善しているように見えるところもあるが、コロナ前との比較では遠く及ばず、厳しい状況にあると理解している。

(3)審議事項(案)

 事務局より、資料4に基づき今後の審議項目(案)について説明し、次の意見や質問が出された。

 (森会長)

 前期の産業振興会議において、産業振興戦略ビジョンを策定した時は、コロナのファクターが全く無い時期。策定から数年経過したが、状況が大きく変わったため気になっていた。補完するなんらかのものが必要で、検討した方が良いと思う。産業振興戦略ビジョンの改定時期を早めることは良いと思う。

 あと、資料4で、これから審議していくことの案が示されたが、もう少し内容を詰めたもの、具体的なものを示してもらえると意見を出しやすくなると思うのでお願いしたい。

 (吉田副会長)

  すぐに対応すべきものが目の前にあるのであれば変えていった方が良いと思う。観光については、国のインバウンド対応にもよるが、タイミングがうまくいけば、多くの外国人旅行客を柏に呼び込むこともできると思うので、前倒しで進めていった方が良いだろう。

 事業者支援については、コロナ対応として緊急的なところもあったと思うが、この二年間に、事業者が補助金等を使って、組織や業務プロセスをどのようにアップデートしてきたか興味がある。

(森会長)

 柏市観光基本計画について、改定に関するスケジュール感を示してほしい。

(事務局)

 現計画は、平成26年度から令和5年度までが計画期間となっている。

 今年度は、皆様から意見を伺いながら新計画の骨子案を示させてもらい、令和5年度は、それに対する意見をもらいながら精査を進め改定したい。なお、観光を取り巻く環境や意識が変化していると思われるので、皆様には、現計画は10年としている計画期間についてもご意見をお願いしたい。

 (森会長)

 農業に関して動きはあるのか。

 (事務局)

 柏市産業振興ビジョン策定後に、農業に関する計画の改定があり、また、昨年度の法改正により、人・農地プランの策定が市町村に義務付けられた。反映できるところは産業振興戦略ビジョンに反映させていきたい。

 また、「道の駅しょうなん」が拡張及びリニューアルし、客数、売上げともに伸びている。これを踏まえて農家の方々も新しい作物の生産や6次産業化に取り組んでおり、このようなことを後押しできる取り組みを加えていきたいと考えている。

 (原田委員)

 本日の説明の中には、雇用や人に関することに触れていなかったが、このことについては産業振興会議では取り扱わないものと認識した方が良いか。

 (事務局)

 雇用の流動性の問題、業種によっては恒常的に人が不足していたり、また、事業継承といった問題もある。一方で、働き方の多様性ということで、必ずしも企業の正規職員として働くことを選択しないという人もいるが、そこに対する支援も行っており、データも示していくので、議論していただけたらと思う

 (原田委員)

 産業と人材の問題は密接に関わる問題かと思う。産業における協業マッチングは、売買取引やビジネスアライアンスをイメージするが、最近はビジネスの世界でも、レンタル移籍など人材の交流が活発化している。

 産業と人材の話は、さらに深く考えると教育に関することも絡んでくる。こういったテーマも扱うことになるか。

(事務局)

 雇用に関しては2点あり、一つは副業人材の確保、マッチングということで、過去に人材派遣会社と連携し、ITのノウハウがある方に、副業として他の企業に入ってもらうことを実施した。二つめは今年度からの取り組みであるが、次世代を担う若者に柏で働いてもらえるよう、柏商工会議所青年部と連携し、市立柏高校をモデル校として、3年かけて高校生に対するキャリア教育を実施していく。進捗状況に応じて説明させていただければと考えている。

 (森会長)

 事業承継といったことまで話をするとなると、範囲が広がってしまう。そこまで議論が及ばないかもしれないが、個別の案件の中には入れておいてもらいたい。

 それでは、柏市産業振興会議における今後の審議事項として、事務局から示された3点について、もう少し細かくしてもらった上で審議していくこととしたい。

 (事務局)

 対面会議の時間には限りがあるので、適宜資料等を用意し、各委員に説明をしたり意見等を伺って整理しながら、話を進めさせていただきたい。

 第2回については、夏から秋の時期に、日程調整の上開催させて頂きたい。それまでの間に、各委員に審議事項(案)の詳細と、過去の事業者支援の実施状況、特にチャレンジ支援補助金においてDXに取組んだ事例を踏まえた分析などを示させてもらい、意見を取りまとめた上で開催したい。

6 傍聴者

 1人

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