令和元年度第1回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

令和元年5月27日(月曜日)午後3時45分~午後5時00分

2 開催場所

柏市柏1-7-1-301 パレット柏 ミーティングルームD

3 出席者

(委員)

大村委員、釼委員、山崎委員、嶋崎委員、羽山委員、中光委員、中島委員、保田委員、秋元委員、前田委員、森委員、羽山委員

(事務局)

高橋地域づくり推進部長、永塚協働推進課長、野戸副主幹、中村主事、伊東主事補

4 議題

(1) 開会

(2) 柏市男女共同参画センター事業について

(3) 第三次柏市男女共同参画推進計画における平成30年度実績報告について

(4) 事務連絡

5 議事

(1) 開会

地域づくり推進部長高橋より挨拶

(2) 柏市男女共同参画センター事業について

事務局から報告を行った。

(3) 第三次柏市男女共同参画推進計画における平成30年度実績報告について

事務局から報告を行った。その際の主な意見は次のとおり

  • 前田委員

男女共同参画センターが担当ではない実績報告が多いが、他の担当課とはどういった関わり合いがあるのか。

(事務局)男女共同参画を推進するためにあらゆる部署が関わっており、それぞれの部署が目標を達成するために業務に取り組んでいる。男女共同参画センターは取り纏めはもちろん、各関係課に男女共同参画の啓発や働きかけを行っている。また、男女共同参画庁内連絡会議を主催しており、庁内連絡会議のメンバーは第三次柏市男女共同参画推進計画の各施策の担当課であるため、庁内連絡会議で各施策がどの程度進んでいるか確認を行っている。

  • 前田委員

男女共同参画センターの職員数が少ないので、この莫大な施策がきちんと進捗管理されているのか気になった。野田市のDVの事件では、業務量が多い中で対応する児童相談所の職員の数が不足しているということがあったので、柏市もそういった事態に陥ってるのではと心配になった。

  • 前田委員

管理職だけではなく、柏市役所全体の男女比率と職員数を知りたい。

(事務局)柏市役所全体の職員数は約2、500人となっている。柏市の管理職の算定母数は7級以上の管理職職員となっている。

  • 前田委員

男性の方が職員の数がはるかに多いのではないか、半々になってきてはいるのか。

(事務局)近年の入庁者は男女比率はほぼ半々にはなってきている。

  • 前田委員

近年の入庁者が半々になってきいるのに女性管理職の数が14パーセントとは少ない気がする。

(事務局)以前は男性の職員数が圧倒的に多かったため、現在は男性の管理職が多いが、近年の入庁者の男女比率を考慮するといずれは管理職数も男女のバランスが取れてくると考えられる。

  • 大村委員長

基本課題の指標について、乳がん検診の受診者数について数値が違っているのではないか。

(事務局)訂正する。

  • 大村委員長

実績報告の中に男女共同参画フォーラムに学生が参加したとあるがどういった経緯で参加することになったのか。

(事務局)麗澤大学の平成29年度地域連携実習で男女共同参画の勉強をした学生が、実習が終わった後も自主ゼミを作り男女共同参画に関する勉強に取り組んでいた。そのゼミ学生から何か男女共同参画関係のイベントがあるなら参加したいとの声があり、フォーラムの実行委員会に参加いただくことになった。

  • 中島委員

平成30年度の実績報告では大学生などと絡んでいることが多く、年上の私達からすると非常に将来に希望が持てると思った。また、高校生のインターンシップを受け入れるとのことだが、是非、学生の意見を取り入れ、若い発想で男女共同参画の意識を広げるような企画を行ってほしい。

(事務局)積極的に取り組んでいきたい。

  • 山崎委員

はぐはぐ柏の管理はどこがやっているのか?

(事務局)子育て支援課が担当している。

  • 山崎委員

LINEの登録者数が上昇しているがなぜなのか?

(事務局)子育て支援課が開催している講座でのチラシ配布や口コミによるものと思っている。なお、LINEの友達数は上昇したが、ブロックしている市民の方もいるので、LINEの友達数よりも実際に見ている人は少ない可能性がある。

  • 山崎委員

はぐはぐ柏のHPからLINEにたどり着くまでが非常にわかりにくい。トップのページにLINEの事を掲載したほうが良いのではないか。

  • 山崎委員

市が市民に対して一方的に情報を発信することも重要だが、市民が自主的に自分の経験などの情報を出せる、市民が持っている情報を出せるプラットフォームがあると、柏市に関する情報発信が手軽に活性化するのではないか。特に、若い世代の学生はそういったツールを使いこなすのが得意なため、情報の拡散には非常に向いていると思う。現に鎌倉市では観光協会よりも市民が勝手に情報発信しているものの方が盛り上がっている。FBなどで会員制にして、そういったページや市民情報発信掲示板があると柏市の情報発信がもっと盛んになるのではないか。

  • 釼副委員長

クローズアップ施策のなかでキャリアデザイン研修の人数に関する補足をいれてしっかりと説明した方が良い。研修参加人数が大幅に減少していると興味が失われたのかと市民が錯覚してしまう。また、クローズアップ施策の中に重点施策でもあるDV防止関係のものを入れた方が良い。野田市の件もあるので、DV防止施策をいれてほしい。

  • 中光委員

学校現場からすると児童相談所よりも、学校がワンストップになっている状況である。市教委や児童生徒課を含めてDVに対応していかないと、隠れDVなどに応することが難しくなってきている。

  • 中光委員

施策番号5の女性の人事配置上の配慮とはどういった配慮なのか。

(事務局)窓口対応のみの部署だけではなく、企画系の部署など様々な 業務を女性職員にも経験させ、管理職になりたいと思った時に困ることがないよう配慮を行っている。

  • 中光委員

統計的差別がある。女性だから、子育てがあるから、大変だろうからと要らぬ配慮で忙しい部署や大事な決定を行う部署から遠ざけられてしまう場合がある。事務局の説明を聞いて安心した。

  • 前田委員

はぐはぐ柏のHPに入る入口はどこなのか?

(事務局)柏市のHPからも入ることができる。

  • 前田委員

柏市の男女共同参画センターのツイッターをフォローしているが、半年間程経ったがツイートされていない。

  • 中光委員

実績報告に掲載している内容をツイッターなどでつぶやいていけば良いのではないか。宣伝も含めて発信していってほしい。

  • 前田委員

DVの相談なども、気軽にLINEで相談できるところがあれば良いのではないか。もっと簡単にSOSが出せる仕組みがあってほしい。

(事務局)男女共同参画センターのSNSについては今年度はもっと情報更新していきたいと考えている。

  • 山崎委員

はぐはぐ柏はトップにQRコードを掲載した方が良いし、柏市のHP、SNSの仕様を今一度見直した方が良い。市が全部やるのではなく、勝手に市民が情報を拡散してくれるようなシステムを作った方が良いと思う。

  • 羽山委員

祖父母手帳とはどのようなものか。

(事務局)詳細が決まっているわけではないが、孫育てに役立つ情報な どを掲載する予定と聞いている。

  • 山崎委員

祖父母が必ずしも、柏市内に住んでいるわけではないため他市町村などと連携できるものが良い。アプリなどで配布できるととても良いものになると思う。

(4) 事務連絡

次回の審議会は8月を予定している。今年度は実績報告を早めに作成し、秋には公表できるようにしたい。