平成24年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録
1 開催日時
平成25年2月26日(火曜日)午前10時~午前11時10分
2 開催場所
市役所本庁舎3階 302会議室(柏市柏5丁目10‐1)
3 出席者
(委員)
内海﨑会長、澤登委員、秋元委員、荒木委員、小島委員、酒井委員、嶋﨑委員、釼委員、中島委員、村上委員、山崎委員及び山田委員
事務局
窪井地域づくり推進部長、谷口男女共同参画室長、恒岡副主幹及び山﨑主任
4 議題
- 柏市男女共同参画推進計画(後期)の進行状況について
5 議事(要旨)
(1) 柏市男女共同参画推進計画(後期)の進行状況について、事務局より説明した。
平成23年度の進行状況の報告案について、審議委員の意見や担当課との調整に基き修正した。また、審議会でこれまで出された意見をまとめ、意見書案を作成した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- 意見書の字体や報告書の表現を統一すること。
- 意見書の(4) 子育て支援について、子育て中の人は情報がたくさんあってもその中から自分が必要な情報がなにかを見つけられずにいると思う。地域などの人を介して伝えてほしい。
→保健師が新生児訪問を行っている。
- 社会から孤立した気持ちになっている人の不安感は大きい。どういう手順で訪問しているか等を確認したり、他市の先進事例を知ることが大切だ。
- 子育て中であっても、インターネットなどで、すでに情報を得ている人も多いのではないか。
- 発信する側には情報をたくさん発信していると感じている面もある。受けとる側は、多様な状況にある。発信する側と受けとる側で感覚に違いが生じているところがあると思う。
- 情報の受け取りに個人差があることを理解し、必要な情報が何かを気づけずにいる人が情報にたどり着けるようにするためのフォローがあるとよいと思う。
- 子育ての仲間に教えてもらって、地域のNPOが身近であることを知った。
- 情報の出し方を工夫する必要がある。必要な情報にたどり着けるようなフローチャートや道標になるような、何に困っているかなど整理して選択肢がわかるようなツールが必要だと思う。
- 男女共同参画シンポジウムの分科会で、男性も読み聞かせの体験ができてよかった。講演会のように話を聞くものだけでなく、参加者が体験できると意識が変わっていくと思う。
- 啓発イベントは、参加が女性に偏らないよう男性も参加しやすいかを検討し男女双方、多くの人に参加してほしい。
- 市が行う意識調査は回答率が低いが、それでも、質問数が多い中で、協力的な人達がいる。潜在的な人材の可能性も感じた。
- 市役所に何かを相談したとき、その質問に対する答えだけでなく、関連の窓口や制度等、それぞれに適切なところにたどり着けるような情報を伝えてほしいと思う。
- 悩んでいる人は、自分と同じ状況の人がいるのか、わからないまま孤立していることもある。市や地域、大勢で個人を救えるような仕組みや意識がほしい。
- どの窓口にいっても適切な窓口につなげるように職員研修を行っている市がある。職員1人1人が横のつながりを考え、高い意識で対応するための接遇研修があるとよいと思う。
- 市役所に相談することは、人によってはハードルが高いと感じていると思う。
- 悩みや問題が小さいうちに対応しないと問題が悪化し、個々のケースの対応に時間がかかるという悪循環に陥ってしまう。問題が小さいうちに対応すると市の業務が軽減でき、市民も気軽に相談できると考える。
- 市民と接することは、悩んでいる人とつながりが持てる機会だ。また、市民からの意見は担当課に伝え、適切なところにつなげていくことで、対応した職員が1人で抱え込むことがないようにする組織・体制を目指してほしい。
- 市の対応だけでなく、地域の関心のある人を人材として活躍してもらうなど、地域の力が必要だ。
- 実績報告書の各取り組みに実施年を入れる方がよい。
- 男女共同参画推進のためには、庁内の意識啓発が基本となるため、意見書に追加したい。
意見書に職員育成と子育て、窓口の体制に関する意見を追加することとした。また、会長、副会長と事務局が調整のうえ、昨年度の柏市男女共同参画推進計画(後期)の進行状況について、当審議会の意見のまとめ、市へ提出することとした。
6 傍聴
(1) 傍聴者
1名
(2) 傍聴の状況
傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。