平成22年度第6回柏市男女共同参画推進審議会会議録
1 開催日時
平成23年1月20日(木曜日)午後2時~午後4時
2 開催場所
- 柏市柏五丁目10番1号
柏市役所別館4階 第5会議室
3 出席者
(委員)
沢田会長、広瀬副会長、内海﨑委員、相模委員、柴田委員、藤田委員、堀内委員及び山田委員
(事務局)
寺田市民生活次長、中山男女共同参画室長、恒岡主査及び野戸主査
4 議題
- (1) 柏市男女共同参画推進計画(後期)について
(2) その他
5 議事(要旨)
(1) 柏市男女共同参画推進計画(後期)について、事務局より説明した。
審議会からの意見や、関係課と調整した内容に基づき計画案を修正した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
・人権の項目に記載している用語の説明に、DV防止のための法律が制定されたことも記載した方がよい。
・現状と課題の内容を施策に沿って記載してはどうか。
・健康支援の項目の用語の説明について、国の計画に記載されている内容にした方がよい。
・用語の説明は、さまざまな立場の人の意見があるので、十分に検討し、誤解のないように記載した方がよい。
→国の計画の内容を用いるように修正する。
・生涯を通して健康を得るには、教育が大切だと思う。いろいろ学んだ上で、どのような人生を選択するきちんと考えることができる。
・教育・学習の項目の課題と現状の表現は「男らしさ、女らしさ」を否定していると受けとられないか。
・社会的性別の用語解説で、それらを否定するものではないと説明している。
・それぞれの概念を個人が持っているのはよいが、社会で持つことで、その規範から外れる人が生き辛くなることは問題があるということだと思う。
・概念によっては、男性が料理をする機会を失って、生活者としての自立を妨げるなどの問題もある。
・子どもに向けた男女共同参画の推進が大切だ。
→表現を修正する。
・教育・学習の項目の用語の説明がわかりにくい。また、「価値観」とあるのは、「教育内容」の方が適切である。
→わかりやすいものになるよう検討する。
・家庭・地域の項目で一番目指していることは何か。
→家庭生活・地域活動に男性も女性も参加してほしいということ。
・女性も働く人が増えてきており、災害時などのためにも、地域活動は重要だ。
・地域活動は、高齢者の孤立などの予防にもなる。
・子どもを地域で見守ることも大切だ。
・高齢者等への消費者被害の予防は、関係部署と連携して取り組んでほしい。
・就労の項目で用いるグラフは、分かりにくいので再検討した方がよい。
・計画書案は、表記などを統一して仕上げた方がよい。
・子育て環境づくりの相談体制では、児童虐待対策関係機関と広く連携していった方がよい。
・次期計画の策定は、計画に記載した方がよいか。計画を推進することが重要ではないか。
・次期計画の策定のために情報収集や研究をしなければならないので、計画に位置づけておいた方がよいと思う。
・後期計画で「苦情処理機関の設置の検討」を加えることはできないか。
・行政に対する苦情を審議会で審議することはできないか。
→審議会でできることは限られており、法的な権限もない。
男女共同参画に特化した機関の設置をすぐに検討することは難しいが、今後の苦情対応のあり方には、注視していきたい。
計画案の修正に関し、調整が必要な場合は、会長を通じて協議を行うこととした。
(2) その他として今後のスケジュールを事務局より説明した。
今後、パブリックコメントを実施し、まとめたものを次回審議会で報告する。
6 傍聴
(1) 傍聴者
なし
7 次回審議会の予定について
3月24日午前に開催予定