平成22年度第2回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

   平成22年7月22日(木曜日)午後2時~午後4時

2 開催場所

  • 柏市柏五丁目10番1号
  • 柏市役所第2庁舎5階 第3委員会室

3 出席者

(委員)

 沢田会長、広瀬副会長、網委員、内海﨑委員、相模委員、柴田委員、鈴木委員、藤田委員、堀内委員、山川委員及び山田委員

(事務局)

 秋山市民生活部長、中山男女共同参画室長、恒岡主査及び野戸主査

4 議題

  • (1) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況について
    (2) その他

5 議事(要旨)

(1) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況について、事務局より説明した。

   各目標に対し、各関係課が具体的な施策に取り組んだ。

   審議会の女性委員の割合は増加し、29%となった。

   評価指標の市職員の女性管理職、町会・自治会長におけるの女性の割合は、目標値を超えた。

その際に出された意見・質問は次のとおり。

・保育園のニーズが増えている。他市に比べて保育のニーズが多いかもしれないが、市の特性も見込んで対応するべきだと感じる。

・待機児童が増えたのは、社会情勢の変化に伴う経済的理由も多いと思う。

・意識調査でDVが人権侵害と思う人の割合が増加した。継続して啓発いくことが大事である。

・保育園で男女の保育士と接して子どもが育っていくのはよいと思う。

・平成22年度に女性の部長職が初めて誕生したのは前進だ。もっと増えてほしい。

・意識調査で、社会全体で男女が平等と感じる人の割合が前回の調査結果より下がっている。

・調査結果は、意識が高まり、不平等であることに気付いた結果の可能性もある。

・評価指標の達成が遅れているところを重点的に取り組むよう働きかけているか。

→毎年度、担当課に直接、ヒアリング等を行っている。認識されるように目標値も示している。

・審議会から投げかけていくことは可能か。

→毎年、審議会の意見を担当課に届けている。

・目標値に達していない項目は、計画に反映させていきたい。

・自立支援や相談窓口等、父子家庭への取り組みを検討すべき。

・男女共同参画宣言への取り組みが進んでいない。

・庁内でセクハラ・パワハラの相談は、相談しにくいのではないか。大学で相談窓口が機能しているケースは、外部の弁護士などに相談できるケースだ。後期の計画で取り組むべき。

・保育園・幼稚園での教育について、「男女区別することなく」の表現は検討したほうが良いのではないか。

・男女平等な扱いという意味だと思う。

・乳幼児期なので、自分の性を自認しながら人間として発達する時期。性別への配慮は必要。

→「男女の区別をすることなく」の表現を「性別に配慮しつつ」に修正したい。

・私立幼稚園と保育園の間にギャップが生じないように検討すべきだと思う。

・報告書のDV件数などは、前年と比較できるように記載してはどうか。

・相談状況から、DVという言葉が浸透したように感じる。

・共生センターの相談件数は、法律相談やカウンセリングなど幅広いが、枠が限られている。また、生活圏で相談しないなどの傾向もあり、件数のみで分析できない部分がある。

・子どものいる家族が、機能不全に陥っている場合がある。DV被害者支援に子どもの視点を入れるように検討してほしい。子どもへの対応はしているか。

→児童育成課が関係機関と連携して対応している。

・教員に暴力防止のノウハウが必要だと思う。実践事例集にいれる等、検討してほしい。

・DV被害者は自分が悪いと思い、DVと認識できない場合もある。まず、大人が認識することが大切だと思う。

・相談窓口では、DV被害者には離婚や一時避難しか道はないように言われるが、家族で再生してやっていくことを希望する人もいることを認識した方がよい。

(2)その他

  平成22年度柏市男女共同参画推進計画改訂スケジュール(案)について、承認された。

  次回の審議会の日程を調整した。

6 傍聴

(1) 傍聴者

 なし

7 次回審議会の予定について

10月14日午後2時から開催予定