平成21年度第2回柏市男女共同参画推進審議会会議録
1 開催日時
平成21年7月9日(木曜日) 午後2時~4時15分
2 開催場所
柏市柏五丁目10番1号 柏市役所第2庁舎5階 第5・6委員会室
3 出席者
(委員)
沢田会長、広瀬副会長、網委員、飯塚委員、石井委員、内海崎委員、大場委員、山川委員、山田委員
(事務局)
加藤市民生活部次長、中山男女共同参画室長、野戸主査、恒岡主査
4 報告事項
(1) 男女共同参画週間に合わせ、企画展示を行った。
- 1. ポスター等の展示(6月23日~6月29日)第2庁舎ロビー(内閣府資料、男女共同参画週間等のポスター等)
- 2. 図書展示(6月23日~7月4日)図書館本館ロビー(男女共同参画関連図書、絵本)
(2) 平成21年度男女共同参画シンポジウムに向け、実行委員会に6団体が参加。6月に第1回運営会議を開催した。
5 議題
- 男女共同参画に関する意識調査について
- 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況について
- 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について
6 議事(要旨)
(1) 男女共同参画に関する意識調査について、事務局より説明した。
- 第1回審議会の意見を基に修正を行った。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- 就労に関する設問の選択肢は、時系列順に並べる方がよい。
- 男性の育児休業の設問で、介護休業についても尋ねてはいかがか。
- DV等に関する設問の選択肢を内閣府の暴力に関する調査の設問と合わせたほうがよい。
- 性別役割分担意識に関する設問の選択肢のうち、「どちらともいえない」は、内閣府の調査の際の選択肢に合わせ、「わからない」に変更したほうがよい。
→修正する。DVの設問の選択肢については、前回の調査結果との比較を考慮したうえでできる範囲で修正する。
(2) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況について、事務局より説明した。
- 各目標に対し、各関係課が具体的な施策に取り組んだ。審議会の女性委員の割合や町会自治会長の女性の割合等は、改善した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- 家庭における性教育を支援する講座について、もっと男性にも参加してほしい。
- 教員対象の研修は男女共同参画の視点を活かしたものにしてほしい。
→食育、新学習要領、特別支援などに関する講座を実施している。
- 食育を通じ、家族の中の男女、子どもについて考えることにつながる。他市研修では、人権分野で家族崩壊やセクハラなど取り上げている。子どものいじめなどの問題も考えてもらいたい。
- こどもルームは、女性が仕事を続けることにつながるため、大切である。ルームがない学校を把握してほしい。
- 農業委員の選挙では、女性委員が選出されなかったのは、残念である。農業分野では、自給率向上の努力や女性も論議の場に出ることが望まれる。
- 消防職について、女性の採用に至らなかった状況を説明してほしい。
→試験辞退や採用連絡の際に既に就職が決まっていた様子である。受験者数が増加傾向にあるため、今後採用が期待される。
- 次回、意見をまとめていく。
(3) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について、事務局より説明した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- 奨励賞表彰について、対象となる企業を探してほしい。
- 評価基準の育児分野で次世代育成行動計画に関する評価は、従業員数で義務と努力義務にわかれるため、評価にも差をつけたほうがよい。
→規模に応じて評価していく。
- 商工会議所の広報紙への掲載など企業への周知が必要ではないか。
- 応募の周知や受賞企業のPR方法など情報発信を広く行えるよう、検討が必要ではないか。
→現在は、企業のイメージアップのためのPRを行っている。受賞のメリットについて、検討していきたい。
7 傍聴
(1) 傍聴者
1名
(2) 傍聴の状況
傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。
8 次回審議会の予定について
後日、日程調整し、10月中旬に開催予定。