平成21年度第1回柏市男女共同参画推進審議会会議録
1 開催日時
平成21年5月15日(金曜日) 午後3時~5時
2 開催場所
柏市柏五丁目8番12号 中央公民館 4階 会議室3
3 出席者
(委員)
沢田会長、広瀬副会長、網委員、飯塚委員、石橋委員、大場委員、鈴木委員、山川委員及び山田委員
(事務局)
酒井市民生活部長、中山男女共同参画室長、野戸主査及び恒岡主査
4 議題
(1) 平成21年度の主な事業予定について、事務局より説明した。
・男女共同参画週間に合わせ、ポスター展示と図書展示を行う。
・啓発のための男女共同参画シンポジウムの開催に向け、市民実行委員(市民5名、市民団体4団体)を募集している。
・「女性のこころと生き方相談」は、昨年度の相談件数の伸びを受け、相談実施日を増設した。
・柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行管理については、関係課へのヒアリング実施後に審議会へ報告の予定。その際に出された意見・質問は次のとおり。
・参画週間のPRを行ってほしい。
・男女共同参画シンポジウムの実行委員は、4団体以上の応募があった場合は、選考となるのか。希望者ができるだけ多く参加できると望ましい。
→会場や予算の都合により、選考としたい。
・男女共同参画週間に展示する図書は、どのように選定するか
→図書館と参画室で選定する。
・啓発事業は、男女共同参画を啓発するための大切な事業である。ポスター、標語を募集してはどうか。市民側からの発信になる。
・標語の募集は、シンポジウム実行委員会で募集したことがある。実行委員会で、どんなことを行いたいか考えていく。
・市民に密着した企画を検討していってほしい。
・男女共同参画について、勉強したことを発表する場がない。
→委員から、情報発信をお願いしたい。
・様々な事業にかかわり、意見を出したい。
→審議会自体は、諮問機関の位置づけ。中期計画の進行管理に関し、広くご意見をいただくことで事業が活かされていく。
・相談事業における内容は、計画や調査に役立てることはできるか。
→相談内容は、非公開としている。相談できる場があることをお知らせすることは、重要なため周知に努めていく。
・共生センターなども相談事業があるが、連携しているか。
→DV関係課ネットワーク会議でつながっている。
(2) 男女共同参画に関する市民意識調査について、事務局より説明した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
・調査対象は、二十歳以上か。結婚早い方もいるが。
→現在は、国、県の調査に準じて二十歳以上としたい。
・家事分担に関する設問は、単身者や育児世代でないかたへの工夫をしてほしい。
・「男らしさ、女らしさ」という表現は、難しいように思う。
・結婚や離婚の意識に関する新規の設問は、計画策定に役立つか。
→少子化などとも関連付けられ、社会状況、県の調査などとも合致する。また、寄せられる相談とも直結した設問である。
・結婚・離婚が自由に選択できる社会が男女共同参画社会といえる。
→よりよい設問があれば、新規の設問は入れ替えることも可能。
・回答の選択方法は、回答を誘導している可能性はないか。
・どんなことがDVだと思うかという設問の選択肢は、当然に全て、人権侵害と認識できる設問であると思うが。
→以前の調査で実際に、人権侵害と感じていない回答も多くあった。現在も深刻な問題であり、人権侵害なんだというメッセージも兼ねている。
・「男は仕事、女は家庭」という考え方に賛成か反対かという設問には、「わからない」という選択肢も必要では。
→できるだけ、賛成と反対のどちらであるか回答を希望しているが、「わからない」も選択肢に追加するか検討する。
・DV被害の設問は、「なんどもあったか」など、程度をきいたらどうか。
・DVの設問は国と比較できるように、複数でも1つとカウントしてはどうか。
・属性データを活かし、M字カーブをつくってはどうか。
→設問は、再検討し、後日報告する。
5 傍聴
(1) 傍聴者
1名
(2) 傍聴の状況
傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。
6 次回審議会の予定について
後日、日程調整し、7月上旬に開催したい。