平成20年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成20年11月21日(金曜日) 午後1時30分~午後3時30分

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号

柏市役所第2庁舎5階 第3委員会室

3 出席者

(委員)

沢田会長、広瀬副会長、網委員、飯塚委員、石橋委員、内海崎委員、大場委員、藤田委員、山川委員及び山田委員

(事務局)

酒井市民生活部長、飯村男女共同参画室長及び恒岡主査

4 議題

(1) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成19年度分)ついて

(2) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について

(3) その他

5 議事(要旨)

(1) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成19年度分)ついて

 前回質問事項について報告、柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成19年度分)に関する意見書(案)について事務局より説明した。

 その際に出された意見・質問は次のとおり。

・学校教育の指導事例集は職員だけでなく、保護者にも活用してほしい。

・現職教員研修のなかで男女平等を取り扱っているか。

→人権教育の中で取り扱っている。

・幼稚園は保育時間が短く保護者の悩みに気づきにくいのでは。

・子育て中は、深刻に考えなくてよいことも心配になる。相談できるところがあることは周知されているか。

→パンフレットや広報でPRしている。

・一律にレベルアップは、難しいが保育園や幼稚園と連携して、保護者が相談できるような体制が臨まれる。保育士さんに相談することによって、DVや虐待の予防や発見にもつながる。

→地域子育て支援センター市内7箇所で利用できる体制。

・センターに相談窓口はあるか。

→ある。昨年の相談受付件数は、651件。

・60歳を超えていても子育てに協力できる人もたくさんいるはず。その方々が協力できるネットワークがあるとよい。

→ネットワークにはファミリーサポート制度がある。

・男女平等の意識が芽生えているのに浸透しない理由を検討する時期にきているのでは。

・地域の交流も広がっていってほしい。

・地域で活動をしているが、参加が減ってきている。地域の役員の仕事など、若い人にも参加してほしい。

・学校行事について、否定的な意見が出ることがあるが、面識や活動経験は、有事のときに協力し合えるなどメリットがある。

・まちづくりについて、学校と連携していけないか。

→市内の大学などと学生も参加できる活動をやっていこうという動きがある。千葉大学や麗澤大学等と連携をはじめている。 

・男女共同参画講演会は、集客が事業の評価にされてしまうが、集客状況でなく、男女共同参画の視点をもった内容かを評価してほしい。意見書に追加できるか。内容を重視してほしい。

→会場が大きく、多くのかたへ啓発できる機会であり、集客も大事なことのひとつ。講師は、予算の範囲で男女共同参画講演をテーマにできる方を選考している。

・昨年度は、男女共同参画の視点が少なかったという意見も。

・ジェンダーにとらわれていることに気づくような話しを希望。

→さまざまな話題から男女共同参画をテーマに取り扱っていく。今年度は、「つながるまちフェスタ」で男女共同参画講座も行う。

・講演などは、保育を行っているか。講座で嫌な思いをしたことがあるので、配慮してほしい。

→男女共同参画講演会は、必ず保育を行っている。他の講座などにも保育を行うよう意見書に学習環境の整備を盛り込んだ。

・家庭内の役割分担について、過去に家事、育児など、男性も分担しようという働きかけが全国的にあったが、現在はどうか。

→今も育児に参加していこうと呼びかけているが、参加したくても参加できないオーバーワークなどが課題になっている。

意見書は、事務局と会長、副会長で内容検討した上でまとめることとした。

(2) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について

企業に対するヒアリングの結果とその評価について事務局より説明した。

その際に出された意見・質問は次のとおり。

・昨年度以前にエントリーした企業のヒアリングは、行なうか。

→表彰候補の企業については、変更点がないか確認を行う予定。

・ヒアリングなどの反応から、企業の意識を変えているために表彰を続けていくことが大事。

・奨励賞でなく、表彰という案だがどうか。

→奨励賞は、市内に本社がある企業が対象。今年度の表彰候補企業は、表彰としたい。

・表彰は、結果に対し贈るのでなく、今後の努力を促したり、柏市民の意識の啓発につながるものがよいのでは。

・ワーク・ライフ・バランスを推進していくことが大事。

・長時間労働が問題になる一方、結婚できない環境や定職につけない人もおり、課題が多い。

・長時間労働は、企業が法令順守していないことが原因では。

・派遣社員の解雇など厳しい状況にある。

表彰候補企業について、全会一致で賛成。今後、疑義が生じた場合は、事務局が会長と副会長に相談することとした。

6 その他

関連行事を案内

  1.県民共生センタープレイベント

  2.つながる☆まちフェスタ

  3.男女共同参画講演会

7 傍聴

(1) 傍聴者

 1名

(2)傍聴の状況

 傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。