平成20年度第1回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成20年7月3日(木曜日)午後3時30分~午後5時35分

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号

柏市役所第2庁舎5階 第3委員会室

3 出席者

(委員)

 沢田会長、広瀬副会長、網委員、飯塚委員、石井委員、石橋委員、内海崎委員、江幡委員、大場委員、藤田委員、山川委員及び山田委員

(事務局)

 本多市長、酒井市民生活部長、関根次長、飯村男女共同参画室長、野戸主査及び恒岡主査

4 議題

(1) 自己紹介、会長及び副会長の選出

(2) 平成20年度の予定

(3) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成19年度分)について

(4) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について

(5) その他

5 議事(要旨)

(1) 自己紹介、会長及び副会長の選出

  委員の互選により、会長に沢田委員、副会長に広瀬委員が選任された。

(2) 平成20年度の予定

  平成20年度の男女共同参画室の主な事業予定及び審議会の議事予定について、事務局より説明した。

・新たな取り組みとして、男女共同参画週間にポスター展示、図書展示を実施した。

・シンポジウムの分科会は、今年度に限り「つながる☆まちフェスタ」で行う見込み。

  その際に出された意見・質問は次のとおり。

・「つながる☆まちフェスタ」の詳細は。

→市と人権団体で企画運営される国の委託事業。男女共同参画については、今年に限りシンポジウムの分科会をこのイベントで行う。今後、調整の予定。

・DV防止キャンペーンの詳細は。

→駅前で1時間程度啓発活動を予定。実施日等は、「広報かしわ」でお知らせする予定。

・審議会は、3回だけか。計画の進捗状況と表彰の協議に限定されているが、その他の活動に対しても、内容についてコメントすることがあってもよいのではないか。

→開催回数を増やすのは難しい。審議会の中でご意見をいただきたい。

(3) 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成19年度分)ついて

柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成19年度分)及び評価指標について、事務局より説明した。  

・平成22年度に見直しを行い後期計画を策定する予定。

・各課の進行状況は、次回整理し、国や県、他市との比較などの統計データを参考資料として加え、提出。昨年度は、重点分野を決めて評価していたが、今年度は全体についてご意見をいただきたい。

 その際に出された意見・質問は次のとおり。

・自治会長の女性の割合は、正しいか。目標設定低くなかったか。

→割合は、現状のもの。年によって増減がある。目標設定は、担当課の方で検討した結果。

・性別役割分担意識の解消は、全国平均レベルを下回っている。

・市民意識調査は、いつ実施予定か。

→推進計画改定のために平成21年度に実施したいと考えている。

・子育て環境づくりの待機児童解消には、予算措置が望まれる。

・高齢者の支援は、男女共同参画に関係している事項か。

→介護や育児は、女性の負担になっている。また、高齢者や障害者が女性である場合に生じる問題と二つの視点が関わってくる。

・「学校教育の場において、男女が平等になっている」と感じる人の割合の現状値が59%というのは低く感じる。

→平等と感じる人の割合は、学校教育の場が一番高い。就労や地域、政治の場など他の分野と比較してかなり高くなっている。

・家庭教育講座は、一部の近隣センターで実施されているのか。

→ニーズに応じ、各センターで生涯学習指導員が企画・立案してる。地区ごとであったり、隔年で実施の場合もある。

・性教育の講座の内容を次回報告してほしい。

・DVネットワーク連絡会議の創設は、評価できる。会議に入っていない関係課にも情報提供した方が良いと思う。

→今年度は、必要に応じ、関係課を加えていくことを考えている。

・今年は、改正DV法が施行された。柏市もDV関係に是非踏み込んでいってほしい。

→DVネットワーク連絡会議を機能させることから取り組んでいく。

(4) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について

 表彰することで、企業の意識を変え、ワーク・ライフ・バランスの実現を目指したい。次回審議会で、応募があった企業を報告。

 その際に出された意見・質問は次のとおり。

・評価項目は、昨年と同じか。働き方、勤務時間に対する企業の取り組みを評価に加えては。

 →評価項目は、同じ予定だが、ワーク・ライフ・バランスについての取り組みを加えるか検討する。

・大手は、優れた施策をもっているが、地元の企業が入っていない。奨励賞などを作っては。

 →表彰となると評価の総合点できまる。総合点で表彰できなくても特に優秀な取り組みを行なってる地元の企業があれば、奨励賞などを検討したい。

・ワーク・ライフ・バランスの例を具体的に挙げて企業を募集した方が分かりやすいのでは。

・女性が対等に働くことで、さらに女性に負担がかかるのが懸念される。

 次回、表彰企業の応募状況について、中間報告を行う予定。

6 傍聴

(1) 傍聴者

  なし

7 今後の開催予定日時

  10月7日(火曜日)午後3時00分~

  11月21日(金曜日)午後1時30分~

8 その他

  議案以外は、議題のその他として取り扱うこととする。