平成19年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録
1 開催日時
平成19年11月21日(水曜日)午後3時00分~午後5時00分
2 開催場所
柏市柏五丁目10番1号
柏市役所第2庁舎5階 第3委員会室
3 出席者
(委員)
佐藤会長、沢田副会長、内海崎委員、吉岡委員、広瀬委員、藤田委員、網委員、倉持委員、相原委員、山田委員及び井上委員
(事務局)
酒井市民生活部長、飯村男女共同参画室長、藤田副主幹及び野戸主任
4 議題
(1)柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成18年度分)について
(2) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について
(3) その他
5 議事(要旨)
(1)柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成18年度分)について
- 柏市男女共同参画推進計画(中期)の進行状況(平成18年度分)に関する意見書(案)について事務局より説明した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。 - 意見書のあて先がないが、市長ということでいいのか。
→市長になる。 - メディア・リテラシーの項目では単に「情報の氾濫」と記載されているが、「性差別や子どもや女性を対象にした性暴力を助長する」というような具体的な記載をしてはどうか。
- 計画の目標値の設定のときにかなり活発な意見のやり取りをしたことが掲載されていないが、掲載するべきではないか。
→今回は課題1)と課題2)に対しての意見書ということであるが、全体部分として反映できないか、工夫したい。 - 教育委員会で作成した「男女平等実践指導事例集」は単によくできているということではなくて、授業内容や全体計画がいいなど、具体的に記載してほしい。
- 活用方法についても、教員への研修や保護者などに対する家庭教育学級で利用するなどと具体的に記載してほしい。
(2) 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について
まず、前回質問のあった次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画について事務局より説明した。続いて、働く男女(ひと)と家庭に優しい企業の表彰について、企業に対するヒアリングの結果とその評価について説明した。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- A社は「女性の能力活用に向けての取組み」に「-1」がついているが、これはどういうことか。→調査票の中の選択肢のなかにひとつも○がついていないことを表している。育児や介護など他の項目についても選択肢をあげている設問については○の数で評価している。ただ、○の数だけで評価をするのは偏ってしまうため、各項目ごとに加点・減点を設けている。
- B社のフレックスは2時間だけ出勤すればいいというのは不思議な感じがする。
→2時間出勤すれば欠勤にならず、月の中で勤務時間が調整できるということである。 - やはり、全国展開をしている会社だけになるというのは残念だ。なんとか、地元の企業を評価できる方法を検討してほしい。
- 介護だけを評価すると4社が4点で同点となる。このように部分的に評価をすれば違った結果になるのでは。
→表彰という形をとるのであればある一定の基準が必要となると思う。ただ、部分的に力を入れている企業は紹介という形でPRできると思う。
→新たな評価の方法等は来年以降の話になる。 - 今年度の審議会は今回で最後だが、来年の審議会や新しい委員の予定は。
→現在のところ未定である。 - 審議会の日程は第1回目を6月ぐらいだとすると、前年度の最後が12月だとかなり期間が空く。工夫があってもよいのでは。
- 傍聴者がだんだんいなくなった。市民の意識が低いということもあると思うが、この情報はインターネットかなにかで流しているのか。
→流している。ほかにも、行政資料室にも配架している。 - この審議会で意見をいただいた箇所については、会長・副会長と事務局で調整し、後日送付という形をとらせて頂きたい。
(3) その他
- 柏市は来年4月に中核市になり、保健所業務を自前で行うわけだが、従来の女性のための相談事業をどうするのか。また、配偶者暴力相談支援センターも引き継ぐのか。
→全ての業務をそのまま受け継ぐということではない。
→保健所を引き継ぐことで空白となる事業も出ている。例えば、不妊の治療費が出なくなった例もあったようだ。
6 傍聴
(1) 傍聴者
なし