平成17年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成17年10月31日(月曜日)午後3時~午後5時

2 開催場所

柏市柏五丁目10番1号 柏市役所第1庁舎3階 306会議室

3 出席者

(委員)

佐藤副会長、吉岡委員、広瀬委員、網委員、熊谷委員、菊田委員、鈴木委員、藤田委員、湯委員、横田委員及び石井委員

(事務局)

落合市民生活部長、張替男女共同参画室長、藤田主査、松﨑主任及び山﨑主任

4 議題

  1. 男女共同参画に関する意識調査の結果
  2. 男女共同参画推進計画(基本課題1):人権 基本課題2):教育・学習)の見直し(案)について
  3. その他

5 議事(要旨)

  1. 男女共同参画に関する意識調査の結果(ダイジェスト版)について、事務局から説明。その際に出された意見・質問は次のとおり。
    • 以前にも調査をしているのか。 →平成7年にも行っている。現在、詳細版を作成中。その中に時系列的にも載せる予定。
    • 標本の年齢は均等になっているか。柏市の人口構成比の傾向と合致しているのか?調べておいた方が良い。 →標本は無作為抽出なので、人口構成比と同じような傾向にはなると思われるが、回収率の時点で、関心の度合いで変わってくると思われる。(別委員からの意見)
    • 詳細版の分析結果については、また報告するように。
  2. 男女共同参画推進計画(基本課題1):人権 基本課題2):教育・学習)の見直し(案)について事務局より説明。その際に出された意見・質問は次のとおり(目標毎にまとめた)。

    (全体的に)

    • 「ジェンダー」という言葉を「男女平等」など他の言葉に置き換えてしまっては、本来の目標が達成されないのではないか。意識的に「ジェンダー」を使っていないのか。 →「ジェンダー」批判があるから消したのではなく、専門的な言葉なので、目標の語句から外し、より分かりやすくした。

    (目標1-(1)-1.)

    • 職員対象のセクハラ相談窓口の充実は、事務局は悩んだようだが入れたことで良くなった。

    (目標1-(1)-3.)

    • 広報・啓発に、DV加害男性や男性の意識(男らしさから発する問題)に対する観点が必要である。男女平等教育に入れると良いかもしれない。大人には難しい。

    (目標2)

    • 目標の中にリプロダクティブの「ヘルス」しかなく、「ライツ」が抜け落ちている。基本課題1)人権に入れるならば「ライツ」を入れなければ。(現計画もカタカナ部分は括弧書きであった。) →現計画の目標から括弧書き部分を削除したものに変更する。

    (目標3-(1)-2.)

    • 法令の周知から、一番大事な憲法が抜け落ちている。

    (目標3-(3)-1.)

    • 年金制度を削除したのはなぜか。 →社会制度などの見直しは年金だけにとどまらないと考えたため。

    (目標4)

    • 現計画の目標5「退職後の男女の生活設計講座の実施」は削除しない方が良い。今後団塊の世代の高齢化に伴い、大きな問題になる。ジェンダーの縛りが男女ともにあると思う。 ちょうど退職した時、特に男性は人生で最も大きく生活が変化する。男性へのケアも必要ではないか。 退職者はまだ親の介護問題も抱えている年代。しかし、男性は介護しない場合が多い。介護技術を身につけることも必要。意識的に行っていかないとならない。 →生涯学習・高齢化社会・家庭地域(男性の家庭責任) のいずれに入るか、今後全体を見直しながら検討することとなる。
  3. その他連絡

6 傍聴

1名(2名の申込みがあったが、1名欠席)

7 次回開催日時

11月24日(木曜日)午前10時 403会議室