第5回柏市民活動センター開設準備会 議事録(概要版)

日時  平成18年7月24日(月曜日) 午後1時30分から3時30分

場所  柏市役所本庁舎分室1 第3会議室

出席者 

準備会委員

一蝶俊尋委員、金子秀雄委員、鬼澤徹雄委員、小島琢夫委員、高橋昌代委員、保田行弘委員長、山岡平三委員、吉田孝子委員、四元恒慈委員(50音順)

基幹スタッフ(採用予定)

大橋氏、松清氏(50音順)

事務局

市民活動推進課(長妻主幹、松澤主査、後藤主査)

欠席委員

粉川一郎委員、宮奈由貴子副委員長(50音順)

議事録

1 開会

2 基幹スタッフ紹介

柏市民活動センターで採用予定の基幹スタッフ(大橋氏、松清氏)について、今回から準備会に出席してもらうため、紹介を行った

3 前回までの決定事項

事務局より前回までの決定事項について確認改修工事、購入備品について報告を行った。

4 主な事業別の利用基準、対象者等一覧

事務局案
事業
内容
対象者
(制限)
利用基準・
方法
開始
時期
期間等 利用
料金
主な
担い手
(管理者)
備考
備品の貸出 登録団体 申請→許可 平成19年度~ 上限1週間 当面無料 スタッフ 貸出備品用の予算なし
ロッカー 登録団体 年度始め等は公募→申請→抽選→決定(許可) 空がある場合は随時 11月~ 上限1年 大400円/月 小200円/月 スタッフ 大16、小36設置予定
メールボックス 登録団体 年度始め等公募→申請→抽選→決定(許可) 空がある場合は随時 11月~ 上限1年 無料 スタッフ 深型72設置予定
閲覧用パソコンコーナー 一般 閲覧簿に氏名、連絡先を記入の上、自由に利用(時間制限設ける場合あり、最大1時間) 開所時 混雑時上限1時間 10枚までは無料 10枚以上は用紙持参 スタッフ  
掲示板 市民公益活動団体 団体活動のPR、会員募集、イベント案内の3種の掲示板を設ける。 市民公益活動に関するもので、営利目的、政治、宗教等の目的のもの、公序良俗に反するもの以外は何でも可 掲載依頼書により依頼 開所時 上限2ヶ月 (更新可) 無料 スタッフ  
パンフレット、ちらしの設置 市民公益活動団体 市民公益活動団体が作成したパンフレットやちらし(団体活動のPR、会員募集、イベント案内)をパンフレットラックへ設置 営利目的、政治、宗教等の目的のもの、公序良俗に反するもの以外は何でも可 掲載依頼書により依頼 開所時 上限6ヶ月 (更新可) 無料 スタッフ  
人材バンク 一般 (登録側)人材バンク登録申出書 (利用側)人材バンク団体利用登録申出書 →登録→掲示板・HP等でそれぞれ公開→自由に活用→成立した場合は人材バンク利用報告書兼登録取消書を提出 開所時 上限2ヶ月 (更新可) 無料 スタッフ HP部分はHP開設後から
総合相談窓口 一般 スタッフが応対し、各機関につなげる。 相談ノートを作成、記録し、今後の相談の一助とする。 開所時 随時 無料 スタッフ/市職員  
電話相談 一般 スタッフが応対し、各機関につなげる。 相談ノートを作成、記録し、今後の相談の一助とする。 開所時 随時 無料 スタッフ/市職員  
図書の貸し出し 登録団体 貸出カードに記載し、貸出。 要望図書については図書要望シートにて受け付ける 開所時 3週間まで 無料 スタッフ 閲覧は誰でも可
メールマガジン 登録団体 メールマガジン登録者(個人) 登録団体は自動的に登録、送信 その他、個人にはHP等から登録 開所時 月1回 無料 スタッフ/市職員 HP部分はHP開設後から
ニュースレター 登録団体 メールマガジン登録者(個人) 登録団体は自動的に登録、送付 その他、窓口で配布 開所時 四半期に1回 無料 スタッフ/市職員  
ホームページ 登録団体 (閲覧は誰でも可) 登録団体にはID、パスワード付与し、自分の団体の活動情報について発信、更新できる。 その他イベント情報やQ&A等のコーナーを設ける。 平成19年度~   無料 スタッフ/市職員 H18予算なし
専門家相談 登録団体 専門相談日を設け、予約制とする。 開所時 専門相談日を設ける 無料 スタッフ/団体  
各種テーマ研修 一般 各種研修会、講習会を企画し、募集、開催する。 開所時 研修カリキュラムによる 無料 スタッフ/団体  
交流イベント 一般 市民公益活動団体が一同に会する見本市のようなものを開催 実行委員会形式 2月頃     団体  
団塊の世代インターンシッププログラム 一般(企業退職者等) 企業退職者等が市民活動に円滑に参加できるよう、セミナーの開催や市内市民公益活動団体へのインターンシップを行う 平成19年度~ 通年 無料 スタッフ/市職員/団体  

主な委員意見

  • ロッカーについては、年度末で期限を区切り、上限1年間(4月から借りた場合)となる。なお、開設当初は抽選を実施せず、先着順で受付したい。(事務局補足説明)
  • ロッカーについては、当初は1年でなく、また、周知期間として、先着順とし、来年4月の時点で抽選を実施した方がよい。
  • 許可に時間がかからぬよう、簡素化すべき。
  • メールボックスは郵便等の宛先として利用できるのか。→私書箱代わりとして利用できる。(事務局)
  • メールボックスは私書箱代わりに利用できるとなると、数が足りない等で変更があると利用しづらい。必要数を確保すべき。
  • 閲覧用パソコンの用途をあくまで閲覧用として割り切るのならば、コストのかからないモノクロのレーザープリンターの方がよいのでは。
  • 目的が閲覧であれば、上限30分でよいのでは。
  • サイズの制限はどうするのか。制限した方がよいのでは。
  • センターも広い施設ではないため、掲示板の大きさも制限がある。また、奥のオープンスペースには展示パネルがあるので、そちらにも掲示できる。(事務局)
  • ファイリングして閲覧することも考えられる。
  • イベントと団体PRを分け、イベントはA館の掲示板、団体PRはオープンスペースの展示パネルでもいいのではないか。
  • ボランティアセンターでは、A4より少し小さい用紙でボランティア募集の掲示をしている。それ位でないと貼り切れない。また、期限後、撤去する際に連絡しないと、結構、苦情が多い。
  • 開設当初は情報の発信ということで重要。イベント掲示は1ヶ月で十分では。
  • 掲示板の掲示期限1ヶ月では足りない。
  • ポスターサイズのもの作成する団体は少ない。
  • 掲示板のサイズ制限はA4が妥当。
  • 人材バンクはファイリングで対応した方がよいのでは。
  • 相談については法人認証等に対しても対応できるようにすべき。県のマニュアルがあるのでそれで対応できる。
  • 複数のスタッフがいるので、異なる回答、対応をしないことが大事。そのためにはフィードバックすることが重要。
  • 図書の貸出は図書館との連携も図るべき。また、登録団体以外にも相談の際に本を貸し出すことも考えられる。
  • これから、団体を立ち上げる方は登録団体となり得ない。そのため、一般にも図書の貸出可とすべきでは。
  • ボランティアセンターでは閲覧のみで図書の貸出はしていない。要望が多いのは日刊紙。
  • 市民活動カレンダーのようなものをメールマガジン等で発信したらよい。
  • ニュースレターやホームページについては、誰に、何の目的で作成するのかを決めていくべき。また、ホームページにおいて団体自身が自分の団体の記事作成、修正については、バックアップ体制が課題となるので、方法をよく考えるべき。

 

決定事項
事業
内容
対象者
(制限)
利用基準・
方法
開始時期 期間等 利用
料金
主な
担い手
(管理者)
備考
備品の貸出 登録団体 申請→許可 平成19年度~ 上限1週間 当面無料 スタッフ 貸出備品用の予算なし
ロッカー 登録団体 年度始め等は公募→申請→抽選→決定(許可) 
空がある場合は随時
11月~ 上限1年 大400円/月 小200円/月 スタッフ 大16、小36設置予定 開設当初は先着順とする
メールボックス 登録団体 年度始め等公募→申請→抽選→決定(許可) 
空がある場合は随時
11月~ 上限1年 無料 スタッフ 深型72設置予定 開設当初は先着順とする
閲覧用パソコンコーナー 一般 閲覧簿に氏名、連絡先を記入の上、自由に利用(時間制限設ける場合あり、最大1時間) 開所時 混雑時上限30分 10枚までは無料 10枚以上は用紙持参 スタッフ コスト面からモノクロレーザープリンターとする
掲示板 市民公益活動団体 団体活動のPR、会員募集、イベント案内の3種の掲示板を設ける。 市民公益活動に関するもので、営利目的、政治、宗教等の目的のもの、公序良俗に反するもの以外は何でも可 掲載依頼書により依頼 開所時 上限2ヶ月 (更新可) 無料 スタッフ サイズをA4判までとする
パンフレット、ちらしの設置 市民公益活動団体 市民公益活動団体が作成したパンフレットやちらし(団体活動のPR、会員募集、イベント案内)をパンフレットラックへ設置 営利目的、政治、宗教等の目的のもの、公序良俗に反するもの以外は何でも可 掲載依頼書により依頼 開所時 上限6ヶ月 (更新可) 無料 スタッフ サイズをA4判までとする
人材バンク 一般 (登録側)人材バンク登録申出書 (利用側)人材バンク団体利用登録申出書 →登録→掲示板・HP等でそれぞれ公開→自由に活用→成立した場合は人材バンク利用報告書兼登録取消書を提出 開所時 上限2ヶ月 (更新可) 無料 スタッフ HP部分はHP開設後から
総合相談窓口 一般 スタッフが応対し、各機関につなげる。
相談ノートを作成、記録し、今後の相談の一助とする。
開所時 随時 無料 スタッフ/市職員  
電話相談 一般 スタッフが応対し、各機関につなげる。
相談ノートを作成、記録し、今後の相談の一助とする。
開所時 随時 無料 スタッフ/市職員  
図書の貸し出し 一般 貸出カードに記載し、貸出。 要望図書については図書要望シートにて受け付ける 開所時 2週間まで 無料 スタッフ 閲覧は誰でも可
メールマガジン 登録団体 メールマガジン登録者(個人) 登録団体は自動的に登録、送信 その他、個人にはHP等から登録 開所時 月1回 無料 スタッフ/市職員 HP部分はHP開設後から
ニュースレター 登録団体 メールマガジン登録者(個人) 登録団体は自動的に登録、送付 その他、窓口で配布 開所時 四半期に1回 無料 スタッフ/市職員  
ホームページ 登録団体 (閲覧は誰でも可) 登録団体にはID、パスワード付与し、自分の団体の活動情報について発信、更新できる。 その他イベント情報やQ&A等のコーナーを設ける。 平成19年度~   無料 スタッフ/市職員 詳細は今後よく検討することとする

 なお、専門家相談、各種テーマ研修、交流イベント、団塊の世代インターンシップについては事業計画の立案等の中で、事務局提案ではなく準備会が主体となって決めていくこととする。

5 オープニングイベント

これまでは、事務局から提示し、それに対して協議してもらうスタイルとしていたが、オープニングイベントや今後の事業計画については、準備会委員、特に市民・団体代表委員が主体的になって協議、実行することとした。

主な委員意見

  • センターはあまり広くないので、多くの人を集めるイベントは難しい。他の施設を借りることは可能だが、センターの周知にはつながらない。
  • 期間を決めて、市民活動ツアー(センターの紹介)のようなもの少人数で開催して、ツアー参加者には次回来所時には印刷機の用紙サービス等をセットで行うと面白い。
  • 山岡委員から提案、(1)オープニングセレモニー(模擬市議会的な問答形式)、(2)体験コーナー(市民活動レポート)、(3)体験コーナー2(センターの各機能を模擬体験) 場所はアミュゼ柏のプラザ→センターへ
  • こうしたイベントはむしろ少人数で行った方が効果がある。山岡提案の(2)、(3)がよいのでは。
  • やはりオープン当初は(1)のように大々的に行った方がよい。
  • 歩行者天国で何かイベントを行っては。→警察への許可手続きもあり難しい。ゲリラ的な開催は公設なので無理。
  • 大々的に行うには会場の確保や人集め等が課題。費用や労力の面も考えなくてはならない。次の利用を誘うようなイベントの実施が効果的と思う。
  • 愛称やロゴマークを公募するのではなかったか。
  • 準備会で愛称をつけることは決定していないと思う。「柏市民活動センター」と誰もがイメージできる名称としたので、特に愛称は必要ないのでは。
  • 柏市民活動センターのイメージを開設前にロゴマークにできるのか。(事務局)
  • ロゴマークの作成等を通じて、市民が参加しているという意識を持たせたい。
  • オープニングイベントというわけではないが、松戸の見本市のようなものを実施したい。
  • 特定契約の登録団体も呼びかけて実行委員会を組織してはどうか。
  • 各団体に呼びかけるとしても、自分の団体のイベント等があり、参加してくれるかどうかは難しい。
  • 1時間程度を使って趣旨説明と討論の場が必要。
  • 討論会というよりは、体験ツアーの中で趣旨説明をしていく方がよい。また、開所式(内覧会まで)は市の方で実施し、体験ツアーは実行委員会で実施することとする。

決定事項

  • ロゴマークについて公募し、オープニングイベント中に授賞式を行う。
  • オープニングイベントについては、市民・団体代表委員6名により実行委員会を組織し、委員長を保田準備会委員長兼務とする。
  • 基本的には開所式(テープカット、ロゴマーク受賞式、内覧会等)は行うこととするが、その後のイベントとして柏市民活動センター体験ツアーなど、具体的な内容については今後、実行委員会で決めていく。

 6 事務連絡

  • 次回開催予定 8月21日(月曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
  • 別途、オープニングイベント実行委員会を8月3日(木曜日)午後1時30分から午後3時30分までで行う。

7 閉会