第3回市民公益活動支援センター開設準備会 議事録(概要版)備会開催状況
日時 平成18年5月22日(月曜日) 午後2時から4時30分
場所 柏市役所第2庁舎 401会議室
出席者 準備会委員
一蝶俊尋委員、金子秀雄委員、鬼澤徹雄委員、粉川一郎委員、小島琢夫委員、高橋昌代委員、宮奈由貴子副委員長、保田行弘委員長、山岡平三委員、吉田孝子委員、四元恒慈委員(50音順)
事務局 市民活動推進課(松澤主査、高橋主査、後藤主査)
議事録
1 開会
2 前回までの決定事項
事務局より前回までの決定事項について確認
3 支援センターの名称
各メンバーより支援センターの名称について次のとおり発表があった。
- 柏市民活動センター
- 柏協働センター
- 柏コラボセンター
- かしわ市民活動サポートセンター
- かしわ市民活動ネットワークセンター
- 柏市民公益活動支援センター
- 柏市民活動支援センター
- かしわ市民活動推進センター
- 柏市民活動・協働センター
主な委員意見
- 愛称を公募すべき
- 柏市では市民公益活動促進条例を制定するなど、協働について推進していることもあり、また、行政や団体、団体間の協働(コラボレーション)も重要と考えるため、「協働」という文字を名称に入れた方がよい
- センターとしての理念を体現し、市民に好感がもたれる簡単な名称が適切
- 「公益」はいらないのでは
- 条例の名称であること。また、あえて「公益」という文字を入れることによって市民活動という意味に幅を持たせることができる。さらに「支援」と入れることによって市が市民活動を支援するという位置づけをはっきりさせることができる。
決定事項
名称は「柏市民活動センター」とする。(多数決により決定)また、別途、愛称の公募についても検討することとする。
4 施設・設備レイアウト
前回の準備会において積み残しとなっていた、コピー機や印刷機等の料金について議論を行った。
事務局案
コピー:10円 印刷:50円(製版1枚あたり)、プリント無料、用紙持込 メールボックス:無料
主な委員意見
- コピーについて、他市のセンターや他の施設と比較して有利な点を見出したいため、できる限り安価、無料としたい。
- コピーだが、コインカウンターに5円に対応できる機械はないかもしれない。その場合、2枚10円というようになり、使いにくい。また、トナーや感光ユニット等の消耗品を使用するため、環境にもよくない。
- コピーについては、その場で急遽コピーが必要な時など、臨時的、限定的な利用を想定しているのに対して、団体の会報、資料作成は印刷を考えている。
- 印刷について、1団体1日1回100枚用紙無料サービスのような目玉をつくるべき。ちらしを作るということは市民活動のPRにもなり、市の施策とも一致している。
- 印刷について、用紙持込でいいが、製版を無料もしくは安価とすべき。
- 印刷作業について、事務局から離れているため、製版を無料にした場合にコピー代わりに利用される恐れがある。
- ボランティアセンターでは製版、プリントとも有料、用紙持込
- ランニングコストはきちんと捉え、財政負担があることを忘れてはならない。
- 足立区の支援センターではカラーの印刷機を導入しており好評。
- コストとしては50枚印刷すると、インクコストとして約1円/1枚、用紙代として約1円/1枚なので約100円かかる計算となる。製版を50円とすれば半分負担してもらうことになり、用紙サービスは支援センターのPR効果としてもよいのではないか。
- 環境の側面から言えば、無料であると無駄な資源を使うことにつながりかねない。適正な利用を促すには有料とすることも必要。
- 用紙無料サービスについて、キャンペーン期間を設ける等は考えられる。
- 公共物を無駄づかいしてしまう人はまだ多い。製版代は有料とすべき。
- カラー印刷ができる機械等、特徴があれば製版代は有料でもよい。また、無料としてしまった場合、将来的に指定管理者での運営となることも考慮した方がよい
- 後から料金を上げることには抵抗がある。
- 当初、無料とするが条件を付け、条件を守られなかった場合には段階的に有料としていく方向もある。
- 登録した団体のみが利用できるということであれば、不正、乱暴な扱いはしないのではないか。また、利用の制限ということを考えなければ無料でもいいのではないか。
- 料金設定の根拠としては、印刷機のリース代等は市で負担するものの、インク代等のコストは利用する団体に負担してもらった方が適正ではないかと考える。また、50枚印刷した場合に1円/1枚かかるため説明しやすい。
- 印刷機にかかるコストは一定であるため、料金を安くすれば、利用する団体の負担は減るものの、代わりに市民の負担が増えることになる。
- 期間限定で製版料金の減額等を行ってはどうか。
決定事項
コピー:10円 印刷:50円(製版1枚あたり)、プリント無料、用紙持込 ただし、期間限定で製版代を減額したり、用紙サービスを検討することとする。 メールボックス:無料
5 具体的な改修箇所
まず、事務局から前提条件を共通認識した上で事務局から提案した。
前提条件
- 永続的に利用できる施設でないため、コストは極力を抑える。
- 事務局提示及び委員から提案のあった改修箇所(案)については、具体的な設計等を実施したわけではないため、構造上又はコスト上により実施できない場合がある。
事務局案
- エントランス前面をガラス張りにする。
- エントランスをプッシュ式の自動ドアとする。
- 無線LANを設置する。
- 渡り廊下は、B館入口との勾配差が大きいため、あえてバリアフリー化工事は行わない。小規模な段差解消等にとどめ、車椅子来館者に対しては人的対応とする。
- 壁紙等の張替えについては、原材料のみ市で購入し、作業は市民や団体から募って実施する。
主な委員意見
- 段差がそれほど大きくなければ組立式のスロープがある。
- 玄関はデザインがいいつくりとして欲しい。
- どこの部分を市民側で請け負うか明確にすべき。
- 自動ドアよりは、軽く開けられる引き戸の方がよいのでは。
- A館からB館へ通じるドアも大きくし、開放的な感じの方がよい。
- A館からB館への渡り廊下の屋根についてもう少し広げた方が、活用方法が広がる。
決定事項
改修工事箇所として、事務局案に追加
- A館中扉の拡大
- A館からB館への渡り廊下屋根の延長
6 事務連絡
- 次回開催予定 6月26日(月曜日)午後1時30分から午後3時30分まで
7 閉会