第2回市民公益活動支援センター開設準備会(議事録・概要版)

日時  平成18年4月24日(月曜日) 午後2時から4時10分

場所  柏市役所第2庁舎 401会議室

出席者

準備会委員

金子秀雄委員、鬼澤徹雄委員、粉川一郎委員、小島琢夫委員、高橋昌代委員、保田行弘委員長、山岡平三委員、吉田孝子委員、四元恒慈委員(欠席委員:一蝶委員、宮奈委員)

事務局

市民活動推進課(長妻主幹、松澤主査、高橋主査、後藤主査)

議事録 

1. 開会

2. 異動者紹介・・・4月の人事異動により次のとおり委員に変更があった。 その他、新任事務局職員(長妻主幹・高橋主査)の紹介、挨拶を行った。

異動者紹介
旧委員名 新委員名 所属団体名等
池田高志 一蝶俊尋 社会福祉協議会ボランティアセンター所長
丸山正美 鬼澤徹雄 市民活動推進課長

3. 施設・設備レイアウト

  前回の準備会において、スペースの関係から予約制の会議室か貸事務所(デスク)にするかが焦点となった。そこで、事務局側において他市(区)の状況、特に貸事務所(デスク)の利用状況について調査し、報告を行った。
  また、あわせて会議室及び貸事務所(デスク)の料金設定についても事務局から提示した。

事務局案

会議室:200円(1時間あたり) 貸事務所(デスク):2、000円(1月)
(補足)受益者負担率を近隣センター等と同等の維持管理経費の25%で算出した。

主な委員意見

  • 貸事務所となった場合にそこへ登記できるのか。→公的な場所への登記はふさわしくない。
  • 準備会では提言書を踏まえつつ、施設の有効利用を図ることが重要。そこで、どういった団体を対象にするか、どこに力点を置くかが重要。また、来訪者(利用者)を呼び込むための仕掛けも必要。そのためには安価な料金設定や貸事務所のような魅力ある施設をつくるべき。
  • 前回、会議室と貸事務所の両方を行うという提案もあったが、場所的に厳しいので、どちらか一方として欲しい。
  • 会議室は近隣センター等がある。実験的にでも他の公共施設にはない貸事務所にしてみたらいいのでは。
  • 各種イベントや勉強会、講習会を行う場所が必要。
  • 多目的な利用の方がよい。また、経費負担は応分な負担ということから50%が適当と考える。
  • みんなのために行うものは無料にすべき。
  • フリースペースを会議室にして、別途、貸事務所をつくることも考えられる。
  • フリースペースと会議室は、分けて設置すべき。一緒にしてしまうと、会議室が貸し出されてしまった場合に、利用できなくなってしまう。会議室は人を呼び込むためのイベント等を行うことができ支援センターや市民活動への周知の場ともなる。定員25名もNPOのイベントでは最も多く妥当。
  • 永続的に使える施設ではないのに、貸事務所とするのはあまり利点がないのではないか。
  • 草の根的な団体のためにも、貸事務所(デスク)のスペースを少しでも確保したい。
  • 貸事務所への要望がもっと強くなった場合に他に設けることも考えられる。
  • ロッカーの充実によって、貸事務所機能のかなりの部分がカバーできる。ロッカーにパソコンや書類を置いておいて、フリースペースで作業を行うことができる。
  • 貸事務所を一部分でも設置することによって、元々狭いフリースペースがさらに狭くなり効率的な利用が難しくなる。
  • スペース的に団体専用のデスクを置くのは難しい。
  • 料金は1時間単位ではなく、午前、午後といった区分の方がよいのではないか。
  • 最小単位の時間単価の方が使い勝手はよいのではないか。
  • 最近の傾向としては時間単位での貸出が多い。
  • 200円/時間では安い。25%ということなので、税金での負担が75%の600円ということになる。行政サービスとして容認されるならよいが、応分の負担をするというのが流れではないか。
  • 市民公益活動促進条例でも位置づけられているように、市民公益活動の促進は市の責務である。
  • 市の政策として掲げられているため、市がコストを負担するということは何ら問題ない。市場原理に照らして200円が妥当であればよい。
  • NPOは労働対価が低い、200円が安いというのは納得できない。支援センターの売りとして会議室の安さを打ち出してはどうか。

決定事項

  会議室を設置する。貸事務所機能についてはロッカーを充実することで対応。会議室の料金は200円/hとする。

4.  各施設・設備の料金設定

事務局案

ロッカーの料金:200円/月 ※ 時間がないため、今回はロッカーの料金のみとし、コピーや印刷料金は次回に協議することとした。

主な委員意見

  • 貸事務所の代用ということを考えるとロッカーは大きい方がよい。
  • 大きいロッカーにした場合はロッカーの数が少なくなる。
  • ロッカーは一律にしないで大小としたらどうか。
  • 安くても有料にすべき。
  • サイズに比例した形での料金設定とすべき。

決定事項

ロッカーは大(W414×D360×H417程度)小(W266×D360×H290程度)のものを設置することとし、料金は小200円/月、大400円/月とする。 

5. 休館日・開館時間・名称

事務局案

休館日:月曜日及び年末年始(12月29日~1月3日)お盆は休まない 開館時間:火曜日~金曜日 午前10時から午後9時まで 土・日・祝日  午前10時から午後6時まで

主な委員意見

  • ゆとりを持って運営するため、お盆は休むべき。
  • 団体の活動もお盆は比較的少ない。
  • 公共施設の多くは月曜休みが多く、分かりやすい。
  • 商店街は火曜日休みが多い。ただし、最近は年中無休の店が多い。
  • 開けていればいいというものではなく、人件費や維持管理経費等のコストがかかる。
  • 市民活動の会合は午後7時から行われるものが多い。そうすると午後9時では早いのではないか。
  • 職員は午前9時30分から午後9時30分までの配置を予定している。
  • 市民活動団体で朝早くから会合等を開くケースは少ない。

決定事項

休館日:月曜日及び年末年始(12月29日~1月3日)、お盆(8月13日~16日) 開館時間:火曜日~金曜日 午前10時から午後9時まで   
土曜日・日曜日・祝日 午前10時から午後6時まで

6. 事務連絡

センターの名称については、各委員最低1案を提案し、次回の会議に諮る。・次回開催予定 5月22日(月曜日)午後2時から午後4時まで

7. 閉会