平成27年度第5回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成27年10月13日(火曜日)午前10時~正午

2 開催場所

市役所本庁舎3階 302会議室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

(委員)

内海﨑委員、澤登委員、秋元委員、小島委員、嶋崎委員、釼委員、村上委員、山崎委員、山田委員、山中委員

事務局

石橋地域づくり推進部長、藤田男女共同参画室長、宮本副主幹及び渡邉主任

4 議題

  1. 柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について
  2. 新柏市男女共同参画推進計画について

5 議事(要旨)

(1) 柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について審議。平成26年度実績報告の防災に関するグラフの差し替えと、これまでの審議会で出された意見をもとにまとめた意見書の内容について事務局から説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 「、」と「、」や「等」と「など」、表現を統一した方がよい。
  • (1)1行目「のみが」を「のみの」にした方がよい。
  • (1)5行目「参画する方法」の後に「の拡充」等の文言を補足しないと意味が通じない。
  • (2)1行目「災害時の被害」とあるが、単に「被害」とせず、「避難時の困難さ」等、丁寧に表現すべき。
  • (3)見出し「男女共同参画センターについて」を「男女共同参画センターの設置について」とした方がよい。
  • センターオープンは来年度なので、(3)1~2行目の「設置された」は「(場所)に設置が決定された」等とすべき。

(2) 新柏市男女共同参画推進計画について、基本課題1~4と推進体制について事務局から説明

各委員から次の意見が出された。
【基本課題1】

  • 施策の1.2.と「・」の内容が重複していたりしてわかり辛い。「・」に事業番号を通しでつけたほうがよい。
  • 指標の女性管理職の割合はどこの女性管理職かわからないので、「市の」を入れてはどうか。
  • 指標で、町会・自治会長における女性の割合の目標値10%の根拠は。

←担当部署があげた数値となっている
→他市の状況等も参考に根拠を明確にして、もっと高い数値にしてはどうか。

  • 附属機関というのは何のことか良くわからない。説明を付記してもらいたい。
  • 附属機関20%未満の数は減ればいいというのがよくわからない。→35%を達成している審議会の数にしたいと思う。
  • P4エンパワーメントの説明に、「経済的」も加え、「力をつけること」を文末にした方がよい。
  • 用語の説明は、全て国の用語集から引用した方がよい。
  • 基本課題1は重点課題に位置づけているが、重点課題としてのインパクトが足りない。どこに力を入れるのかが見えない。
  • 現状と課題の欄で、重点課題であることやその理由を明記したり、事業の中でも明確に表した方がよい。
  • 事業に「新規」や「継続」等を表して、アクセントをつけてもよいのでは。
  • 基本課題1のリード文は、管理職試験の受験条件を入れるなど、内容・ボリュームをもっと濃くすべき。

【基本課題2】

  • 指標としている「こども休暇」について、市職員以外にもわかるように内容や取得日数の男女差等明記すべき。
  • こども休暇を指標とした理由「市が率先して実行するため」等の説明を入れた方がよい。
  • 指標が子育てに偏っている。介護や労働の問題に関する施策も載せるべき。男女別がわかるものはわかるようにするべき。
  • 指標で待機児童0人を維持するとするのもよいが、0人が達成されたのなら、病児・病後児等次の課題をあげてもよいのではないか。

【基本課題3】

  • 学習機会の提供、講座の企画は、詳しい記述が必要ではないか。
  • 指標の中学校における職場体験実習は、学習指導要領にうたわれているものなので、別の視点から継続実施される。何か他の指標はないか。
  • 教員や保育士への研修を指標としてはどうか。
  • 市内で男女共同参画に関する内容も含んだ食育の活動があると聞いたが、そういうものはどうか。
  • 保育園はあるが、幼稚園に関する内容が抜けてしまっている。協力依頼にとどまるかもしれないが、バランスを考えると入れるべき。
  • 高齢者も対象であることがわかりづらいので、高齢者の啓発を含んでいることも示すべきではないか。
  • 市立の幼稚園はないが、幼稚園が施策の中から抜けているのはバランスが悪いのでは。

【基本課題4】

  • 指標としている性の商品化に関する具体的な取り組みは何か。←これという決定打はないが、施策2を実施していく。
  • 単に性の商品化が悪いと一概にいうのは危険ではないか。「過度な」等、表現に工夫を。
  • 心の健康支援に関する指標は何かないか。←担当部署に確認する。
  • 外国人の人権に関しても、市内には実際に困難を抱えている人がいるのだから、排除しないほうがよい。

【推進体制】

  • この部分に、市民や事業者に取り組んでほしいことをのせる必要があるか。
  • 変えてしまうと体裁の統一感を損なうという面もあるが、次回までに他市の例等の調査を。
  • 市の取組が少ないのではないか。
  • 指標に関して、講座の開催日数と受講者数は一本化し、例えば「職員意識調査の回答率」や「男女共同参画センターの認知度」を追加してはどうか。
  • リードをもっと濃い内容にした方がよい。
  • センターについて、もっと具体的に記載してもよいのではないか。
  • 講座の内容を詳しく記述した方がよい。

傍聴者

2名

傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

次回審議会の予定について

11月17日午前10時に庁議室で開催の予定。