平成27年度第4回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成27年8月25日(金曜日)午前9時30分~午前11時30分

2 開催場所

市役所本庁舎3階 302会議室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

(委員)

内海﨑委員、澤登委員、秋元委員、荒木委員、小島委員、嶋崎委員、釼委員、中島委員、村上委員、山崎委員、山田委員

事務局

石橋地域づくり推進部長、藤田男女共同参画室長、宮本副主幹及び渡邉主任

4 議題

  1. 新男女共同参画推進計画について
  2. 柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について

5 議事(要旨)

まず、新男女共同参画推進計画の体系図について審議。前回会議時及び会議後に出された意見を反映させた箇所等について事務局から説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 基本課題3の説明部分「男女平等意識をつくる」とあるが、「つくる」という言葉は適切ではない。「高める」等とした方がよい。
  • 基本理念の内容が、「理念」というよりも「目的」のよう。
  • 理念は目標のようなものだから、このままでもよいのではないか。
  • 長崎市では、「目標」としているようだが、「理念」よりも「目標」の方が現実的で行動に繋がるのではないか。
  • 体系図上部の「多様な生き方を認め合い~」を理念と位置づけ、基本理念としているところを基本目標とするのがよい。
  • 基本課題1の施策の方向性の上から2つは重複しているので、一番上の「政策・方針決定過程への~」の頭に「市の」をつけ一本化を。
  • 基本課題1の施策の方向性の一番下の、「防災、雇用・地域活動等~」とあるが、防災と地域活動の方が関わりが強いので、防災と雇用を入れ替えたほうがよい。
  • ワーク・ライフ・バランスという言葉は、高齢者等にはわかりにくいのではないか。
  • 「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)」とあらわしてはどうか。
  • 柏らしさを表したり、市民を巻き込むために、推進体制に市民がどう関わるかを入れてはどうか。
  • 市民の関わりなどの具体的なことは、施策の方向性の下の施策の部分に入れていけばいいと思う。
  • 推進体制の施策の方向性の欄に、「充実」という言葉が多用されているが、他と比べてぼやっとした印象を受ける。
  • 「進行管理」の項目も入れるべきではないか。
  • 「推進体制の充実」を「計画の推進体制の強化」とした方が明確でよい。
  • 先進例等を参考に事務局で具体化し、委員長・副委員長で確認することとしたい。
  • 一番上の理念「多様な生き方を~」の中に、「柏」という言葉を入れた方がよいと思う。
  • 「多様な生き方を認めあい 個性を生かせるまち柏を目指して」とするよりも、「~生かせる柏」で止めた方がよい。

続いて新計画の案(重要課題 女性の活躍促進)について、事務局から説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 具体的な施策の欄の「1.」と「・」の違いがわからず見辛い。どこまでが説明でどれが具体の施策か区別しにくい。
  • 体系図とリンクして、一目でわかるような表示がよい。
  • 基本課題ごとに、体系図を再掲するという表し方もあるが。
  • 体系図の施策の方向性の各項目にも(1)(2)を番号をふった方がわがりやすい。
  • 「1)-1-(2)」など番号をつないで表示すれば、位置づけがわかり易いのではないか。
  • 担当課の欄の表示を工夫して、施策の欄の余分な行間を詰めたほうがよい。
  • 担当課の欄に「関係部署」とあるがざっくりしすぎている。
  • 「審議会所管部署」等と具体の表示にしてはどうか。
  • 「審議会等における女性委員の数」表中に単位がないのでわかりづらい。単位をつけるべき。
  • 同表の「35以上」は、以上ではなく100までの数をきちんと表して欲しい。
  • 4ページの1行目「施策2 女性の能力を高めるための~」について、「現計画で使用している「エンパワーメント」が一般的でないため、「能力」としたとの事務局の説明だが、「能力を高める」ではもともと能力が低いことを前提としているように取られる懸念がある。また、「エンパワーメント」は、単に「能力」ではなく、「意識・意欲・積極性」等広く複雑な意味を包括していて国際的に認知された言葉なので、注釈をつけてでも使用すべき。
  • 出された意見をもとに事務局で整理してもらい、委員長、副委員長が確認することとしたい。

柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について、前回出された意見をもとに修正した点及び、市の女性管理職の割合を表すP33,P34の数値の違いについて事務局から説明した。

各委員から次の意見が出された。

  • P33のグラフタイトルを「市の管理職における女性の割合(一般職)」とした方がよい。
  • P35のグラフが唐突で、施策との関連性が見えにくい。
  • 避難所での困難さなどをあらわす資料があればそちらの方がよいのではないか。
  • 犠牲者の数ではなく、計画や実際の被災後の問題をクローズアップした方が意味がある。
  • 犠牲者を取り上げるならば、その原因等をあらわした方がよい。
  • 適切な資料がなければ、何が問題だったか、課題は何かを文章であらわしてもよい。
  • P22で待機児童数が0となっているが、市民の実感はそうではない。そういう実感を持てるよう、市民が参画できるアクセス先やメニューの紹介をして欲しい。
  • 数字だけの目標達成ではなく、中身の満足度等がどうかをあらわす工夫が必要。そのためにも、関係機関との連携を強化し、互いにフィードバックしていくことが大切。

6 傍聴

傍聴者

2名

傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

次回審議会の予定について

10月13日午前9時30分に開催の予定。