平成27年度第2回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成27年5月28日(木曜日)午前10時~11時57分

2 開催場所

市役所本庁舎3階 302会議室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

(委員)

内海﨑委員、澤登委員、秋元委員、荒木委員、小島委員、嶋崎委員、釼委員、村上委員、山崎委員、山田委員、山中委員

事務局

石橋地域づくり推進部長、藤田男女共同参画室長、宮本副主幹及び渡邉主任

4 議題

  1. 新男女共同参画推進計画について
  2. その他

5 議事(要旨)

新男女共同参画推進計画(今後の新計画策定の予定、計画策定にあたって)について、事務局より説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 計画策定にあたっての計画の位置づけの部分から主語が抜けている。
  • 性別役割分担など、市民が見ても意味が分からないと思う。→語句の説明をつける。
  • グラフの説明の中で出生率の増加とあるが、率は増加、減少という表記ではないのでは。
  • グラフはものによってタイトルがついていたり、ついていなかったりする。統一を。また、グラフの説明で何割を超えていたものが、何割に下がったなどの表記があるが、いつの時点で何割だったのかが分からない。
  • 参画eyeについて、50万人の閲覧者があるというような表記はあるが、市民はほとんど市の男女共同参画の取り組みを知らない。市民意識調査でもそのような結果が出ている。そのようなことも記載してほしい。
  • 総括については事実を書いてほしい。ところどころ主観がまじったような書き方をしている。
  • 基本課題5)の就労の部分で法制度上は男女に対し、均等な待遇が確保されてきています、とあるが、実際にはまだまだ。そのあたりの記載もしてもらいたい。
  • 計画の総括には書き方がある。一点はどこまで進んだか、事実を書く。もう一点はそれによる課題を書く。そのようにすると書くのも容易に書ける。
  • 基本課題3) 家庭・地域の冒頭で「これまで~性別役割分担意識が固定化されていました」とあるがこれまでという書き方があいまいで分かりづらい。
  • 総括の文章を読むといろいろと言い訳が書いていて切ない感じを受ける。事実を書いて、今後こういう風につなげていくと表記してほしい。・推進体制の総括が弱い。庁内連絡会議のシンポジウムや研修参加と参画eyeのほかに表記することはないのか。また、男女共同参画センターへの移行は今後のことである。

続いて、新しい計画の体系図について事務局より説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 現在の計画がほぼ終了時期を迎えているが、これまでの経験から市の中で何が変化して、このように体系図を変えたのか、今までの計画の体系図との相関図のようなものがほしい。このように変えた理由が見えない。
  • 国の計画を見てもさまざまな分野について触れている。焦点がぼやけると言うが、「目指すべきまちの姿」が決まっているなら、そこに向かって進んでいくということで何もぼやけていない。女性の管理職を増やすというが、管理職になれば幸せかというものではない。基本課題をこれだけ絞っているが、触れていない分野がまったく動かなくなることが怖い。
  • 今回、今後の計画策定のスケジュールが提示されたが、大きな見取り図のようなものを最初に見せてもらえれば、判断材料になるのではないか。この体系図では今後何をやっていくのかが見えない。
  • 施策の方向性とあるが、方向性とは何か。この部分は数値で進捗管理とか、この部分は~課とか見取り図が必要なのではないか。これでは政府の計画をまとめましたというものになってしまう。
  • 他の中核市の体系図などの資料を提示してはどうか。
  • 柏市としてこのように変えたほうがいい、というようなことを一つ一つ具体的に書いていたほうがいい。その部分が見えてこない。
  • 前計画の体系図をなぜこうしたのか、こういう意図で変えた、このようなことを説明できないと今後パブリックコメントの際に苦労することになるのでは。
  • 柏市の人口、就労状況、世代編成、家族構成のような基本データを提示してもらい、どこに焦点をあてていくのか検討する必要がある。
  • この計画を見ると就労している女性が中心に書かれている。柏市はどのような就労の形態が多いのかという記載がない。女性の農業委員のことが書かれているが女性委員が出ればそれでいいのか、それと地位の向上は別。練り直す必要がある。
  • 推進体制については記載がないが、どうするのか。→計画の体系図とは別で記載する。ほかの計画のように一括で入れることはしない。別の章で取り上げるかどうかなどは未定である。
  • 推進体制から抜けた部分の連携についても記載してもらいたい。それがないと縦割りになってしまう。
  • 推進体制を取り出して、計画にうたうというのは市の本気の意思表示になる。

その他として職員の意識調査について、事務局より説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 問1などは就業の有無や世代などで回答が変わってくると思う。属性などとクロス集計はとっているのか。
    (事務局)ダイジェスト版には入っていないが、詳細版には入っているのでお配りする。審議会後に配付した。
  • 問20の性別役割分担意識に賛成の人が多い(47.5パーセント)一方で、ポジティブアクションに賛成という方が75パーセントもいる。このギャップを不思議に思う。
  • 女性の参画に賛成の人であっても母親に家を守ってほしいと思っている人は多い。

男女共同参画に関する職員意識調査について、事務局より説明した

6 傍聴

傍聴者

2名

傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

次回審議会の予定について

7月17日午前9時30分に開催の予定。