平成27年度第1回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成27年4月23日(木曜日)午前10時~午前11時30分

2 開催場所

市役所本庁舎3階 302会議室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

(委員)

内海﨑委員、澤登委員、秋元委員、荒木委員、小島委員、嶋崎委員、釼委員、中島委員、村上委員、山田委員

事務局

石橋地域づくり推進部長、藤田男女共同参画室長、宮本副主幹及び渡邉主任

4 議題

  1. 平成27年度の事業予定について
  2. 男女共同参画に関する市民意識調査について
  3. 男女共同参画に関する職員意識調査について
  4. その他

5 議事(要旨)

平成27年度の事業予定について、事務局より説明した。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 6月、9月の講座の日程・講師・場所は。また3月の後援会の講師は。
    (事務局)企画書等に基づいて説明した。
  • 今年度は審議会をかなり多く行うようだが、直前に言われても調整が難しいので、早いうちにお知らせしてほしい。
    (事務局)分かった時点でお知らせする。

続いて、新しい計画について、事務局より説明した

その際に出された意見は次のとおり。

  • 男女なんでもごちゃまぜにしないで、いかに女性を生かし、男性はどのようなことができるかを考えることはいいことだと思う。
  • 男女共同参画は女性、女性というと、男性に反感をかうと思うが、男性についてはまったくなくなってしまうのか。
    (事務局)必要のない分野には男性を入れないということである。男女の健康支援となると、それは保健所の仕事になってしまう。例えば男性の働き方の問題などは男女共同参画の分野で取り扱って行かなくてはならないと思う。
  • 男女共同参画を進めるにはイメージ戦略が大切。どのようにしたらモチベーションをあげられるのか考えて行かなくてはならない。
  • 意識調査も今後表現を変えていかないとならない。
  • 新しい計画の策定に役立つような資料でほしいものはあるか。
    (事務局)一度やめてしまった女性をまた正社員で雇っているような会社の情報がほしい。
  • 10年間の計画であるので、国の基本計画に関する情報も資料としてほしい。
    (事務局)次回の会議に先立ってお送りする。
  • 法律や県の計画に縛られるということはあるのか。
    (事務局)縛られるということではないが、国も女性の活躍法案で一定規模以上の企業や自治体に行動計画を義務付けているので、そのような動きは計画に大きく関係する。
  • 国の計画に縛られる必要はないのではないか。大津市ではすべての男性職員の100パーセント育児休暇を取得させるということだ。 

続いて、男女共同参画に関する市民意識調査について、事務局より説明した

その際に出された意見は次のとおり。

  • 問1などは就業の有無や世代などで回答が変わってくると思う。属性などとクロス集計はとっているのか。
    (事務局)ダイジェスト版には入っていないが、詳細版には入っているのでお配りする。審議会後に配付した。
  • 問20の性別役割分担意識に賛成の人が多い(47.5パーセント)一方で、ポジティブアクションに賛成という方が75パーセントもいる。このギャップを不思議に思う。
  • 女性の参画に賛成の人であっても母親に家を守ってほしいと思っている人は多い。 

男女共同参画に関する職員意識調査について、事務局より説明した

その際に出された意見・質問は次のとおり。

  • 職員の意識調査にしては、回収率が少なすぎるのではないか。これでは市民意識調査のようだ。
  • 業務の一環として答えさせてはどうか。この回答率は職員の意識が低いことを示している。
  • 紙に印刷したものを渡して回収すればもう少し回収率はあがったのではないか。
  • この低い回収率を事務局としてはどうとらえているのか。
    (事務局)市民の意識調査は回収率が非常に低いことは分かっているし、前回の職員意識調査についての回収率はこれよりも低いことは分かっていた。正直なところ、この程度の回答率であると思っていた。
  • この調査票を読むことだけでも意識改革につながる。期間を延ばしてはどうか。
    (事務局)可能であるか、確認する。 

 その他として、平成28年5月から新設される男女共同参画センターについて、事務局より説明した

その際に出された意見・質問は次のとおり。

  • 男女共同参画推進のためのセンターができると聞いてうれしく思ったが、開館時間を見てがっかりした。折角場所を作るのに、なぜ、夜間や土日にまったく開館しないのか。
    (事務局)今回、センターを設置するに当たっては、県内各市の複合施設のセンターを視察した。視察では夜間の利用率は著しく低く、当初夜間の開館を行っていたセンターであっても、利用率の低さから昼間だけにしたところもある。土日の利用者についても利用の低さが伺えた。行政としては、やはり需要について考えなければならないので、この開館時間となった。もちろん、今後、土日や平日夜間について開館を求める声が多ければ、検討する。
  • 他市の利用率が低いということだが、そうではない。そのような取り組みの姿勢が問題。絶対にこの施設が必要という気持ちが伝わってこない。
  • ボランティアなどを利用して土日の運営に当ててはどうか。
  • 時間等について市民の声は聞いたのか。
    (事務局)8月のパブリックコメントでも意見は伺ったが、主に、専門のスタッフについてのご意見等が多く、時間についてはなかったように思う。ほかにも、男女共同参画の団体については2回の話し合いの機会を設けた。
  • センターの開館時間については、DVの相談なども行うということで、どうしても直営を残さなければならなかった。それで土日や夜間を組もうとすると少なくとも2人以上の増員をする必要があり、現状での対応は難しい。
  • まだ一年ぐらいの時間がある。その間、委託者などを指導してもらうというわけには行かないのか。平日の8時30分から17時15分ではあまりに利用しづらい。
  • 今後、審議会でセンターについて、議論をする余地はあるのか。
    (事務局)開館時間については条例で決まっているので、議論をすることはできない。しかしセンターでどのような対象に対してどのような啓発を行っていくのか、次期基本計画における議論を通して反映させるべき施策について対応を図ることは可能である。

6 傍聴

 傍聴者

1名

傍聴の状況

傍聴要領に反する行為は、見受けられなかった。

次回審議会の予定について

5月28日に開催の予定。