平成26年度第3回柏市男女共同参画推進審議会会議録
1 開催日時
平成26年11月7日(金曜日)午前10時~午前11時30分
2 開催場所
市役所本庁舎3階 庁議室(柏市柏5丁目10‐1)
3 出席者
(委員)
内海﨑委員、釼委員、山田委員、澤登委員、嶋崎委員、秋元委員、山中委員
事務局
石黒副市長、石橋地域づくり推進部長、谷口協働推進課長、藤田男女共同参画室長、宮本副主幹及び渡邉主任
4 議題
- 企業表彰について
- 柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について
- その他
5 議事(要旨)
企業表彰について、事務局から説明した。
審議の結果、今年度は表彰企業はなしとすることに決定した。そして今回の応募企業は続けて様子を見せてもらうことにする。
柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について、事務局より今回は意見書の取りまとめである旨の説明した。その後、人事課から男女共同参画推進計画進捗状況調査票に基づき、説明を行った。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- 最終合格者は女性が5人とあるのに、9人の女性が管理職になったというのはどういうわけか。
(事務局)保育園長への昇進に伴い管理職になった女性4人と合わせて9人になる。 - 管理職昇任選考対象の女性93人のうち、5人しか受験しなかった原因等についてはどのように分析しているのか。
(事務局)女性にとって職責が厳しい。管理職というものに対して具体的に理解できないなど理由がある。 - 啓発はどうなっているのか。→男性も同じだが、女性職員からの声を聞きながら進めて行きたい。
- 分析を進めてから実施していくことが普通ではないか。管理職に対する意識調査のようなものを行ったりしないのか。
(事務局)人事課主催の研修でとったアンケートによると、仕事と家庭の両立が難しくなる。仕事よりもプライベートに重点を置いている。管理職のイメージや管理職になるという目標が描きにくいなどの意見が多かった。
その後、商工振興課から女性経営者、就職希望者への支援について男女共同参画推進計画進捗状況調査票に基づき、説明を行った。
その際に出された意見・質問は次のとおり。
- 柏工業専門校と連携して就労に関する能力向上のための各種講座を行ったとのことだが、女性の参加者は何人いたのか。
(事務局)参加者171人のうち、女性は128人である。 - その後、受講者が実際に就労できたか、追跡調査はしたのか。
(事務局)追跡調査は行っていない。 - 参加者の年齢層はどうなっているのか。
(事務局)若い方だと30代の方もいるが、多いのは40~50代である。 - 市独自の認定は行っているのか。
(事務局)行っていない。マイクロソフトなど民間で行っている認定はある。市で行うのは厳しいと考え - 期間はどのぐらいか。
(事務局)10数回がメーンで期間は2~3カ月である。さらにステップアップするための講座もある。
人事課、商工振興課退出後、意見書のとりまとめを行った。先日男女共同参画室から送付した意見書案に沿って審議を行った。主に人事課、商工振興課への意見についての話し合いとなった。
その際に出された意見は次のとおり。
商工振興課への意見
- 子育て中のお母さんなど特に女性に特化した講座を行ってもらいたい。参加できる環境の女性ばかりではない。
- 女性に限らなくとも参加しやすい講座を行ってほしい。
- 若い女性のスキルアップに力を入れてほしい。保育や時間帯などに配慮してほしい。
- 空いた時間で研修を受けられて、その研修をどこかの組織が客観的に評価してくれるような仕組みがあればいい。
- 履歴書に書けるような物になればいい。
- このような講座は商工会議所など民間でも行っている。それを全体的に把握して、トータルで就労につなげていけばよいのではないか。
人事課への意見
- 女性の登用について5人受験して、5人合格するのはすごい。応募者が少ないのはもったいない。モデルを示すなどできればいいのでは。
- 自信と機会が大事である。受験をするだけでも、管理職としてどのような意識を持ったら良いのか、そういう気持ちになれるのでは。また、管理職になってからもフォローアップの体制ができるようになればWinWin(ウインウイン)の関係になれる。
意見書についてはいただいた意見を踏まえ、会長・副会長に一任となった。 。
その他
9月から10月にかけての男女共同参画に関するアンケートの回収状況等を説明した。次に1月24日に開催予定の男女共同参画シンポジウムについて説明した。
その際に出された意見は次のとおり。
- 第3分科会のタイトルはずいぶんと漠然としている気がする→講師は男女共同参画社会基本法成立のときにも活躍した方。その講師がつけたタイトルである。
6 傍聴
傍聴者
なし