平成25年度第2回柏市男女共同参画推進審議会会議録

1 開催日時

平成25年11月22日(金曜日)午前10時~午前11時55分

2 開催場所

市役所本庁舎3階 302会議室(柏市柏5丁目10‐1)

3 出席者

(委員)

内海﨑会長、澤登副会長、秋元委員、荒木委員、小島委員、酒井委員、相模委員、嶋崎委員、村上委員、山崎委員及び山田委員

事務局

窪井地域づくり推進部長、高橋協働推進課長、藤田男女共同参画室長、恒岡副主幹及び福井主事

4 議題

  1. 柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について
  2. 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業表彰について
  3. その他

5 議事(要旨)

1.柏市男女共同参画推進計画(後期)の施策について、事務局より説明した。

その際に出された意見・質問は次のとおり。

  • 報告書に掲載されている講座のうち、どこでやったか、何人が参加したか分からないものがある。記載できるものは記載してほしい。
  • デートDV防止啓発パンフレットは中学2年生に配ったというがその理由は何か。
    →パンフレットの配布については平成23年度の協働事業提案制度によるもので、その団体から高校生では遅いとのアドバイスを受けた。また、中学3年生は受験があるので、中学2年生に配布することになった。
  • 高校生大学生にも配った方がいいと思うが。
    →高校生については千葉県で出前講座をやっている。
  • 鎌ヶ谷市は中学校で出前講座を保護者も参加できる形式でやっている。
    →平成23年度は中学校10校に出前講座を行った。昨年度は直接各学校の予算でという形で行ったが、学校保健課を通しての実施はなかった。各団体が予算を確保できるように、市民公益活動促進基金を利用するよう声をかけ協働を図っている。
  • 教師用資料にデートDVについて入れた方が良い。
  • 啓発資料「柏市『男女共同参画をめざす教育』」を作成と書いているが、現場ではきちんと使われていないようだ。
  • 小中学校あわせて62校の先生を集めて研修を行ったとの事だが、気になるのはその内容である。確認していく必要があるのではないか。
  • 小中学校も男女共同参画の視点で見ていくと、必ずしも男女平等になっているとは言えない。セクシュアルマイノリティの子どもたちは、幼稚園や保育所のころから性別違和感を持ち始めると言われている。
  • 啓発資料「柏市『男女共同参画をめざす教育』」を実際に見せてもらうことはできないか。
    →現在担当部署に資料の提供を依頼している。
  • 意識調査の結果について掲載しているが、その箇所に調査方法や母数を明記してはどうか。
  • 「男は仕事、女は家庭」という質問の回答結果の書き方を工夫する必要があるのではないか。可能な限り、個人の具体的な考え方が分かるような質問を考えてほしい。
  • 「男は仕事、女は家庭」という質問があると、女性も働かなければいけないような気がして苦しく感じる。設問内容に配慮する必要があるのではないか。
  • 質問が偏っている。「女は仕事、男は家庭」という質問もあわせて載せるなどしてもよいのでは。
  • 意識調査の設問について審議会に諮ることはあるのか。
    →来年度の審議会において、事務局が作成したたたき台を審議していただく予定である。
  • 町会が選出する防災関係の委員には、女性が選ばれることはほとんどない。女性の選出を勧めるような文言を入れてもらうことはできないか。
  • グラフに数値が入っていないものがある。また、コメントがないとグラフの読み方が難しいものがあるので、コメントを入れてはどうか。
  • 防災推進員における女性の割合は10パーセントが目標値になっているがそれでいいのか。あまりに低くはないか。
    →計画の途中でも見直していく。
  • 計画に関連する部署については、審議会に出席してもらってはどうか。
    →審議会で折角ご意見をいただいても担当部署に意見がうまく届かないこともある。そのような場所を作っていきたいと思う。
  • 審議会の委員は男女共同参画や、推進計画にもうたっている心の健康などについても講師になれる人材がいる。教育委員会にぜひ働きかけをしてほしい。
    →副会長が来年早々、教育委員会で講師を務めることになっている。
  • 参画eyeについてはアクセス件数をグラフにしてほしい。

2. 働く男女(ひと)と家庭に優しい企業表彰について、事務局より説明した。

その際に出された意見質問は次のとおり。

  • 男性の育児休暇の実績がある場合については、評価基準に入れてはどうか。
    →現状の評価基準でも男性が育児休暇を取っている場合は1加点している。
  • 育児休業や介護休業の取得率等の全国的な平均値をとってそれと比べてみるなど、細かい規定があったほうがいいのではないか。
  • 受賞したことによる具体的なメリットは何か。
    →広報やその他インターネットなどの媒体に出していって、受賞した企業のイメージアップにつなげるというものである。また、これから就職を迎える、特に女性に対して企業選びのヒントにしてほしいという狙いもある。
  • 企業イメージがよくなるような方法を考えてほしい。
  • 受賞企業をPRする際にはぜひ社員の声を掲載してほしい。

3.その他

事務局から現在図書館本館で行っている女性に対する暴力をなくす運動期間に合わせた図書展示と、1月25日に開かれる第22回男女共同参画シンポジウムのお知らせを行った。

また、澤登副会長から、ご本人がパネリストを務めた9月21日に行った「パパのための地活フォーラム」の結果概要の報告があった。

その際に出された意見は次のとおり。

  • 地活フォーラムに参加したが、素晴らしい内容で多くの人に聞いてほしいと思った。しかし、そのような情報を探している人でも、この催しは知らなかった。小中学校や私立幼稚園協会などを通してPRしてはどうか。

6 傍聴

なし

7 次回の予定について

2月に開催の予定。