平成29年度第2回柏市立図書館協議会会議録

1 開催日時

平成29年10月5日(木曜日)午前10時~正午

2 開催場所

柏市立図書館本館第2会議室(柏市柏5丁目8‐12)

3 出席者

  • 委員   
    井上会長、三浦副会長、加藤委員、中島委員、田川委員、渡辺委員、菅原委員、田辺委員、白井委員
  • 事務局
    篠原生涯学習部長、中山生涯学習部次長、坂口中央公民館長、小池図書館長、早川主幹、黒須主幹、利光副主幹、後藤主査

4 概要

1 議事

資料に沿って事務局から説明。委員からの主な意見は次のとおり。

公民館との連携事業について

  • 高齢者対象のネットワークと分館が近くにある場合、介護やボランティア等住民の需要に応えた展示等を分館で行い、広報すれば集客できる。うまくリンクしていけるとよい。このような流れが、公民館との連携や地域づくりの参考になるかと思う。
  • 都内の図書館では、地域ゆかりの作家をとりあげて展示をしたり、史跡めぐりをしたり、地域とリンクしていた。柏市でもリンクできるものを探してみると、その知識を持った方やボランティアしたい方も集まるのでないか。公民館との連携となるとボランティアしたい方も多いのではないか。
  • 公民館には、図書館をバックアップするボランティアづくりの講座を行ってもらいたい。すばなしはレベルアップのために継続して活動することが必要だが、場所や日程を確保するのが難しいので、公民館を利用しやすくする等、ボランティアを育てることへの協力をお願いしたい。
  • 子ども達はイベントがとても好きなので、公民館も図書館もテーマを決めるときにテレビ情報等を活用するとよいのでないか。また、子ども達は「食」もとても好きなため、給食の献立と図書室の展示とのコラボは確実に上手くいく。
  • 他市で美術館・図書館・レストランでの連携の例がある。これを公民館に置き換えると、公民館には「調理室」があるので、例えば子どもの本の展示と「ぐりとぐら」のホットケーキをみんなで作ろう、という連携事業ができる。また、公民館には「和室」があるので、短歌や俳句の展示をしていくこともできる。
  • 公民館の講座に図書館職員が行って本や情報を提供し、学習の質的な広がりを紹介し、図書館のPRを行うこともできる。
  • 公民館は団体と施設、図書館は図書と情報、というそれぞれの持分を生かしていくことが大切である。
  • 次年度の計画を立てるときに、共通のテーマを設けるとか、大きなイベントは日程が重ならないようにするとか、はじめからコラボしてできる事業がないか等考慮できるとよい。前もって公民館事業が分かっていれば、それに合わせたテーマの図書と図書リストを会場に持っていって、展示したりブックトークをしたりできる。

図書館の情報提供について

  • キーワード検索やジャンル検索ができると便利。また、誤入力にも検索対応できるとよい。
  • 未所蔵資料に対しても他市の図書館等で所蔵があるかがワンクリックで分かると便利。
  • 本の表紙の画像が出てきたり、コメントがあると親しみやすく楽しい。
  • イベント情報をどのくらい盛り込めるかが大切。恒常的なおすすめ本のリストだけでなく、普段の展示や分館で行っている展示の情報があるとよい。
  • 公民館や学校図書館のホームページとリンクするのもよい。
  • 色弱者への配慮があるとよい。
  • 学習件名のようなフリーキーワードで検索できると重宝する。
  • 国立国会図書館のレファレンス協同データベースや千葉県内図書館横断検索にリンクする等、外部サイトを活用するのもよい。
  • トップページで色々項目があると分かりやすそうだ。いかに利用されやすい項目をつくるかが大切。
  • スマホ対応もしてほしい。

報告

事務局から、南部近隣センターリノベーションモデル事業について資料に沿って報告。

その他

  • 図書館の広報活動として、人の集まるところに図書館のイベント情報を置いてほしい。
  • 図書館は様々な事業をおこなっているが、これらの事業を行うためには「人」が必要である。次の世代を担う若い職員、できれば20歳代の資格のある方を採用し、育成していってほしい。
  • 絵本が絵を描いた人の名前順に配架されているが、わかりづらいので工夫してほしい。

5  傍 聴

傍聴者 0名

6 次回開催予定

平成30年3月下旬