平成29年度第1回柏市立図書館協議会会議録
1 開催日時
平成29年6月22日(木曜日)午後3時~5時
2 開催場所
柏市立図書館本館第2会議室(柏市柏5丁目8‐12)
3 出席者
- 委員
井上会長、三浦副会長、加藤委員、中島委員、山宮委員、田川委員、川島委員、渡辺委員、菅原委員、田辺委員、白井委員
- 事務局
河嶌教育長、篠原生涯学習部長、中山生涯学習部次長、小池図書館長、早川主幹、黒須主幹、利光副主幹、後藤主査
4 概要
1 報告
平成28年度主要事業報告
平成29年度主要事業計画
平成29年度柏市教育行政重点化方針について
資料に沿って事務局から説明。委員からの主な意見は次のとおり。
- 国立国会図書館レファレンス協同データベースとは何か
(事務局)国立国会図書館では、国内の様々な図書館が受けたレファレンスについて、どんなレファレンスを受け、どのように回答したか等を収集・公開し、共有しようとすすめているプロジェクトで、柏市では郷土関係を中心に、他の図書館でも役に立ちそうなレファレンス事例の登録をはじめている。国立国会図書館のホームページで見ることができる。
柏市子ども読書活動推進計画(第三次)の策定について
柏市子ども読書活動推進計画(第二次)主要事業報告
2 議事
事務局から、継続検討事項についての進捗状況報告。委員からの主な意見は次のとおり。
本館の館内表示について
- 非常時の避難・誘導について考えることが危機管理上必要でないか。また、定期的に避難訓練を実施したほうがいい。
ティーンズサービスについて
- 中・高生が行っているビブリオバトルとはどういうもので、私達とどのような関わりを持つのか。
(事務局)ビブリオバトルとは、京都大学からはじまった書評合戦であり、柏市では中学・高等学校の各学校で選出した代表が5分間で自分のおすすめの本を紹介し、3分間で質疑を受ける。それに対し、観覧者が「一番読みたくなった本」に投票し、チャンプ本賞を決める。観覧者は広報かしわ等で募集している。
- 昨年度、高校生に聞取り調査をしたとのことだが、その内容と、調査結果について図書館はどのように生かしていこうと考えているのか。
(事務局)どうして本を読まないのか、どのような図書館だったら行きたいと思うか等をたずねた。ティーンズコーナーを設置するにあたり、蔵書構成の参考とした。
- ティーンズコーナーを分館に設置してほしい。
- 読みやすい本だけではなく、読んでおくべき本も置くべきである。
- 学校図書館が豊かになれば、学校図書館が子どもの居場所となる。図書館内でティーンズコーナーをつくるだけでなく、学校図書館と連携し、学校図書館へ出て行ってはどうか。
- ティーンズコーナーで展示とともに展示本のリストを作っているのなら、それらを学校へ発信したらどうか。
- 柏市でも、調べ学習用のセット本を公共図書館に置き、学校図書館がまとめて借りられるようにしてほしい。
(事務局)今年度、市立図書館で、学校図書館読書会用としてセット本を購入する予定
平成29年度の新しい検討内容について
事務局から検討事項として次の1.2.の2点を提示、委員から3.が提示された。今後事務局が調整する。
- 図書館の情報提供について
- 公民館との連携事業について
- 地域の高齢者への支援について
5 傍 聴
傍聴者 0名
6 次回開催予定
平成29年10月頃